Top > 成瀬飛翔


成瀬飛翔

Last-modified: 2019-10-02 (水) 23:00:14

成瀬善久(千葉ロッテ→東京ヤクルト→オリックス)が本塁打を浴びた際に見られる書き込みのこと。転じて「投手の被本塁打」(=「一発病」、またこの言葉から転じて「飛翔癖」とも)を指す。


概要 Edit

成瀬の投球スタイルはロッテ時代から奪三振の多さと与四死球の少なさが特徴。2010年はチーム最多の13勝、防御率3.31と安定した成績を残し、エースとしてロッテの日本一に貢献した。
その一方で同年の被本塁打29はリーグワースト。11敗という黒星も、この「飛翔」が原因で負ける場面の多さを象徴している。
ちなみに2008年は12本*1、翌2009年も14本*2と抑えていただけに、何故彼が突如「一発病」を発症したのかは未だ謎に包まれている。

 

翌2011年以降、成瀬の一発病が慢性化違反球時代の投高打低をものともせず、2012年には規定投球回到達者には被本塁打1桁の投手が多数いる中で21被本塁打と突出した数字を残し、貫禄を見せつけた。

2015年にヤクルトへFA移籍してからは、不振も重なりロッテ時代より投球回が大きく減少したものの、リーグが変わっても被本塁打数は上位をキープしていた*3

 

近年は飛翔を見せる度にスレが立ち、スレの定期化のあまり「【成瀬】成瀬、成瀬」のタイトルでスレ立てされていた事も*4

しかし2017年は一軍での出番が減ると、2018年は遂に一軍登板ゼロでシーズンを終え戦力外通告を受けてしまった。トライアウトではロッテ時代のチームメイトであった西岡剛(現BC栃木)に二塁打を打たれるなど結果は奮わず。

しかしロッテ時代の監督でもある西村徳文オリックス監督に就任した事から翌年の春季キャンプでテスト、制球力を評価されて入団と相成った*5
同年は2年ぶりの一軍登板、あと4勝に迫った通算100勝の期待もあったが6試合登板に留まり3年ぶりの勝利には至らず、オフに再び戦力外通告を受けた。


派生 Edit

以前から、被本塁打の多い投手には「一発病」という代名詞が存在していた。
さらに「成瀬飛翔」が確立する前は川越英隆(元オリックス→ロッテ)に対しての蔑称があり、特に被本塁打が目立った2007年に「柵越」が誕生。当時の一発病投手の代名詞となった。

 

成瀬や川越以外も「一発病」を抱える投手は存在し、近年の成瀬の不振もあってネタになりやすく、被本塁打の最も多い投手には「成瀬王」の称号が与えられることもある。
一例として、2016年の石田健大(DeNA)と小川泰弘(ヤクルト)はともに飛翔が目立った事から、シーズン終盤に成瀬王争いが注目されたようである*6

 

他にも岸孝之*7、塩見貴洋(いずれも楽天)、今永昇太(横浜DeNA)*8、和田毅(ソフトバンク)、金子千尋(弌大)*9(オリックス→北海道日本ハム)、有原航平(日本ハム)、大野雄大(中日)、大瀬良大地(広島)*10などが挙げられる。
これらは殆どが先発タイプの投手だが、2018年は田中正義(ソフトバンク)、上原浩治田原誠次(いずれも巨人)といった救援投手の被弾も目立った。

ちなみに以下の投手たちには飛翔癖に因んだ蔑称が付いている。


余談 Edit

なおロッテは千葉移転後から長打力のある打者が少ないことで知られ、自虐の意味も込めて「成瀬本塁打王獲得」などと表現されることもあったため、それを引き継いで他の選手に対しても同様の扱いをすることがある。

また、ヤクルトは成瀬が退団した2018年オフに日本ハムとのトレードで高梨裕稔*11を獲得*12。トレード報道が出た直後から、高梨に「成瀬の後継者」と期待する声が続出した。


関連項目 Edit



Tag: ロッテ ヤクルト 横浜 ソフトバンク オリックス 巨人 広島






*1 規定投球回到達者では最少。
*2 上記と同様、2番目に少なかった。
*3 なお、同年は79回1/3で16被本塁打を喫してリーグワースト2位タイにランクインした模様。
*4 ヤクルトの本拠地である明治神宮野球場はグラウンドが狭く、打高投低の傾向になりやすいため残念だが仕方ない
*5 トライアウト後は地元であるBC栃木入りを検討していたとの事。
*6 最終的に石田は153回で21飛翔、小川は158回で22飛翔であり、成瀬王は僅差で小川になった。
*7 12年間で2桁勝利を8度達成も被本塁打は多く、2009・2013・2018年にリーグワーストを記録。
*8 2018年は84イニングで18被本塁打。
*9 「弌大」は日本ハム移籍後の登録名(読みは同じ)。2017年に21被本塁打でワーストタイ。なお同年の成瀬王は、より投球回の少ない後述の有原が受賞。
*10 2018年に22被本塁打で12球団ワーストだが、殆どがソロな事もあって防御率はリーグ3位・被打率リーグ2位。
*11 2018年の21被本塁打はパ・リーグ最多タイ(5人)だが、110投球回と最も少なかった。
*12 秋吉亮・谷内亮太と高梨・太田賢吾の、2対2の交換。