打たれて取るピッチング

Last-modified: 2021-11-11 (木) 20:04:44

打たせて取るピッチングとは似て非なる凡庸な投球の事。

概要

「打たて取るピッチング」とは、ボテボテのゴロや力の無いフライなどを意図的に打たせ、アウトを稼ぐピッチングスタイルである。主に巧みな制球力と動くボールを駆使して打者の打ち損じを誘う投球術であり、三振が少なく、味方の守備によってはヒットを打たれるリスクはある反面、対極となる「奪三振を狙うスタイル」と比較して少ない球数でアウトを取りやすい(=イニングを稼ぎやすい)とされる。
当然ながら味方(特に内野手)の守備力に大きく頼ることになるため、基本的に守備力重視のスタメンを組む必要性からムエンゴに陥りやすいともされる他、1点が試合を大きく左右する場面では犠牲フライや内野ゴロでの本塁突入といった無安打での失点のリスクも付き纏う。

これに対して「打たて取るピッチング」とは、三振を奪えるほどの威力のあるボールも無く、かと言って制球が良い訳でも無く、打者に良い打球を飛ばされながら辛うじてアウトを稼ぐ投球を揶揄した表現である。
どれだけ強打されても野手の守備範囲ならバビって打ち取れるだけの事であり、早い話が幸運以外の何ものでもない。当然こうした内容のないピッチングは評価は優れず、成績上は抑えていても信頼できる投手とは呼ばれ難い。

「打たせ」ているのか「打たれ」ているのかは制球力やボールのキレでおおよその判断は可能であるが、たまたま不調で不甲斐ないピッチングをした投手に対し限定的に言われるケースもある。
いずれにせよ、こうした守備に頼らざるを得ないピッチングは一旦決壊すると目も当てられないことになる。


関連項目