日刊スポーツ

Last-modified: 2020-12-04 (金) 11:49:24

1946年創刊。日本最初のスポーツ新聞で、朝日新聞系列。通称ニッカン。

概要

球団を持たない全国紙系列ということもあってか、特定球団に偏った報道は特に見られない。地方版では地元球団の話題が中心になる。大阪版はお察しの通りである。
ちなみに、大阪支社は1950年創刊のオールスポーツを救済合併をしたものなので、元をたどればデイリースポーツと同じところにたどり着く。

これまでのネタとしては命名系を中心に以下のような例があり、「ゴジラ」など広く野球ファンに定着したものからフラグ・誤植など、多岐にわたる。

他社と違い移籍情報が比較的正確とされており、なんJ民からも「日刊に書いてるから確実だろう」と信頼されている事が多い。
また里崎智也からも「(選手情報を得るには)日刊スポーツが一番良い」と名指しで評価される*1など、基本的には数少ない有能紙扱いを受けている。
しかしながら2019年は、後述のように去就問題におけるやらかしを重ね一気にネタ化されてしまった。

2019年のやらかし

怒れる楽天ファン

2019年当時、ロッテと猛烈なCS争いを行なっていた楽天の平石洋介監督について、9月18日付のニッカンが「石井一久GMとの不仲が原因で、楽天の最終順位次第では平石監督が退任の可能性あり」と報道するも直後に石井GMが完全否定、抗議したことから、楽天ファンも「日スポを許さない」と批判した。

 

しかし、前年度最下位から岸、則本のWエースを欠いた状態で3位でレギュラーシーズンを終え、無事にCSに進出したにもかかわらず、CSファーストステージ敗退後に平石監督の退任が決定し、その後楽天自体からの退団も決定。その際に出された平石のコメントなどから不仲説は事実らしい事が判明し、ニッカンはその面目を躍如する事となった。*2

こちらは大阪支社によるやらかし。
2019年オフ、デイリーサンスポなどマスコミ各社は今年の阪神がFA選手の獲得に参戦せず、長年課題とされている助っ人大砲に専念する旨の記事を出していた。
しかしニッカンだけは

  • 「阪神が中日大島を本格調査、FA戦線動向見定め 」
  • 「大島慰留交渉も意思表示なし 熟考は阪神に朗報!? 」

といったように、今季中日との3年契約を終え海外FA権を保有している大島洋平を阪神が狙っているかのような*3記事を出し続けた上に、他社が載せた谷本修球団副社長の「FA補強には消極的」という発言をなかったことにしていた。
また最初の記事では大島を「来年35歳の中堅」*4と述べるズレっぷりを見せ失笑を買った。
また、FA宣言した福田秀平に中日が獲得の意思という記事にも大島流出の可能性と太字で書かれている。
これを受けなんJでは「去年も見たな」「阪神入り決断の大島」と注目を浴びた。
また日刊ゲンダイもニッカンの後追いで阪神の大島獲得の可能性を報じていたため、なおさらニッカンの記事の信憑性に疑問符が付くことに。
そして肝心の大島は案の定中日に残留西勇輝の時とは違いごり押しが実ることはなかったためゲンダイともどもネタにされた。

巨人入り決断の美馬?

楽天からFA宣言した美馬学を巡りロッテ・楽天・巨人・ヤクルトの争奪戦になっていた。美馬が関東球団でのプレーを希望している*5ことや資金面などで当初は巨人が有力視されていた*6。11月13日、巨人は美馬との交渉で原辰徳監督が出場したこともありニッカンは翌14日の朝刊で「美馬、巨人入り」記事を一面で報じた。*7しかし翌15日になりサンスポやスポーツニッポン*8が美馬のロッテ移籍決断を報じ、巨人大本営のスポーツ報知もロッテ優勢を認める記事を出したためまたもニッカンがネタにされた。
そして同月25日にロッテが美馬の獲得を公式発表した。

関連項目


*1 里崎の持つYouTubeチャンネル「Satozaki Channel」での発言。
*2 その後平石はソフトバンク打撃コーチに招聘されそのまま就任。
*3 大島は守備の名手であったが2019年には肋骨骨折の影響もあり指標が悪化していること、ポジション的に近本と被ることになり俗に言う「選手を殺す補強」になるという指摘があった。また阪神の課題は長距離砲獲得であるからしてその面でもピント外れと言われた。
*4 大学卒業後社会人を経て24歳で入団したので翌年11年目になるキャリアを指すのであれば辻褄が合う。あるいは中堅手と書くつもりで「手」が欠落したのかもしれない。なお、阪神ではレギュラー獲得までは40歳でも若手というネタがある。
*5 争奪戦をしている球団の中では楽天以外の3球団が該当。
*6 ただし、巨人ファンからは「野上亮磨の再来」扱いされ「いらない」という意見が多かった。しかし、山口俊のポスティング移籍が判明後は獲得に動いた理由は理解できたとの声が多い。
*7 あくまで「原監督がFA交渉に出場した時の獲得率が100%である」という記事だったのだが、大見出しであたかも確定かのように報じていた。
*8 毎日新聞系のスポーツ紙。