とある小学生によって書かれた、阪神タイガース・大山悠輔の姿を描いた詩の題名。
転じて春先はいつも調子が上がらない大山を揶揄した言葉になり、さらに調子の悪い時の大山を直接指す言葉になった。
【目次】
概要 
とある小学校で行われた「『春』を題材にした詩を書きましょう」という授業で、春の情景について書く児童が多い中、一人だけ阪神大山を応援する詩を書いていた児童がいた。
その児童の母親が、参観の際に張り出されていたこの詩を撮影しTwitterに投稿。すると「調子が悪いときもあるとわきまえている玄人ぶり」「同じ文体で違う感情をこめる巧みさ」「『いいときも悪いときもダブルプレイ』とオチをつける」*1などの小学生らしからぬ要素に溢れた秀逸な文章として話題となった。
この詩がネット上で大きな話題になったためか、サンテレビの公式YouTubeチャンネルでは所属アナウンサーによる朗読動画、シンガーソングライターのBigfumi*2が曲を付けた歌が公開されている。
実際の大山 
大山はスロースターターであり毎年オープン戦から4月上旬の春先は決まって成績が悪い*3のが恒例になっているため「春の大山」がこの時期調子の悪い大山を表す言葉になった。
しかし、春よりもシーズン終盤にかけての方が各種成績が良いのも恒例(実際大山は2018年*49月に1試合6安打3本塁打を放ったことがある)でむしろ『秋の大山』が正しいのでは?」とツッコまれることもある*5*6。
また好不調の波が大きく好調時は手がつけられない反面、不調になれば季節関係なしに長引くためそういう状態の大山を指す言葉になり、季節により「初夏の大山」「梅雨の大山」というバリエーションも誕生している。
この言葉が誕生した2019年は矢野燿大監督によって開幕4番に抜擢されるものの、開幕直後は例年のごとく通常運転だった。しかしその後も調子は上がりきらず本塁打数は12球団の4番バッターとしては最低の数、また守備面でもエラーを連発する*7など精彩を欠き、チームも負けが込んできた事から8月10日からは4番を外れる。その後も不調が続き北條史也*8に押されベンチ要員となった。しかし9月下旬、ジェフリー・マルテが足の負傷で欠場してからは四番に復帰。最後の中日二連戦でCS進出を決める活躍をし「秋の大山」ぶりを見せた。
ただ、CSでは再び大不振に陥り*9ファイナルステージ敗退の戦犯の一人になってしまい、その後「4番剥奪宣言」された*10。
関連項目 
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