東京スポーツ

Last-modified: 2021-09-23 (木) 13:14:52

東京スポーツ新聞社が発行する、夕刊フジ日刊ゲンダイに次ぐ日本三大ネタ夕刊紙の一つ。
略称・通称は『東スポ』。 


概要

「飛ばし*1の東スポ」の異名を取り、お笑いコンビ・浅草キッド曰く「東スポは日付以外は全て誤報」*2である。系列に、中京・大阪・九州各スポーツ紙*3*4を持つ。

情報を判別せずそのまま掲載することから紙面の殆どは憶測記事とネタで埋め尽くされており、まるでアフィカスのまとめブログのようなレベルである。そのため東スポ記事をソースにスレを立てると「なおソースは東スポ」などとレスされ、基本的に真面目な議論にはならない。しかし「眉唾物の記事が実は大スクープだった」*5という例もごくまれにあるので油断は禁物。ロス疑惑の報道で疑惑の当人から訴えられた際、一審では「東スポを信用している人間はいない」という理由で勝訴するも、二審の判決にて「『信用できる人間がいないというのはこの新聞終わってます』って言っているのと同じ」と説教されたというのは有名な話である。

また、論客気取りで一面に政治関係の罵詈雑言*6を掲げスポーツ面も悪意に満ちた記事が多い夕刊フジやゲンダイに対し、東スポは後述の見出しに加え、記事の内容も宇宙人・UFO系のネタ、スポーツ関連だと松井秀喜のAV好きネタ*7や東京ヤクルトスワローズ・赤川克紀と中村悠平のホモ疑惑など「笑いのインパクト」で読者を引き込むという娯楽性重視主義を全面に押し出している。

 

ちなみに力道山時代からプロレス報道に力を入れ続けていた*8事もあってか、デイリースポーツと並んで「二大格闘技紙」と称され現在でもプロレス・格闘技ファンの愛読者は多い。

こと競馬面においても「競馬だけは」ガチで取り柄とされる日刊ゲンダイと並び定評があり、中央競馬の開催前日に全レースの馬柱(馬の成績表)を掲載。さらに、フジ・ゲンダイとも日祝日は休刊日だが、東スポはレース当日が月曜祝翌日の場合は臨時に発行するなど充実しており、予想や情報も相まって競馬専門紙よりも安くて参考になるとの声もある。冠スポンサーとして、毎年11月に東京競馬場で行われる「東京スポーツ杯2歳ステークス」(重賞・G2*9格)でも有名。

また野球においては、担当記者が優秀なのかはたまた独自のパイプがあるのか、埼玉西武ライオンズおよび中日ドラゴンズに関する記事は信憑性が高く、西武・中日のスクープは参考になるほか、2009年のロッテMVP騒動ではフロント・ファンのいずれにも肩入れしない中立な立場で騒動を俯瞰、ロッテファンからは高い評価を受けた。

なお、スクープを的中させた場合は「本紙既報通り」と報じるので、先行する報道を知らなくても的中させていたか否かは判断できる。

 

こうした紙風で有用な面もあるためか他2紙とはやや路線が異なり、そのネタ要素を含めて「東スポ支持」のなんJ民も存在する。
なお、三大ネタ夕刊紙の中では唯一取材対象からの出禁を食らっていない模様*10


見出し

東スポといえば「一面トップ、インパクトのデカさ」や「大事件翌日でも自重一つしない」などの見出し*11が有名である*12

一例

  • 阪神次期監督上岡龍太郎
  • ノジマ 横浜買収に再び名乗り*13
  • 上原改名
  • 中居浦和サポーター遺恨
  • 落合家*14チンポ丸出し放送
  • 渡辺構想*15阻止 ブッシュ大統領に依頼
  • マドンナ痔だった
  • マイケルまだらチンポ*16
  • 大仁田爆死!(+小文字で「も辞さず」)
  • バージニア山中で発見、プレスリー生きていた
  • プレスリーは空手チョップで殺された
  • 映画化 ビンラディンVSランボー
  • SMAP解散*17
  • 仰天情報 ふなっしー引退
  • 小倉キャスター生放送中にヅラ落ちる*18
  • 松本吉本解雇
  • いいとも打ち切り タモリ笑点司会者
  • 眞鍋かをり 出馬の香り
  • YOSHIKIvs相撲協会 開戦
  • アンパンマン ペコちゃん追放
  • 宇宙人化石発掘
  • とんねるず解散
  • 松潤井上真央結婚
  • 電線に止まったUFO*19
  • NASA火星重大会見の波紋
  • 衝撃妖精写真初公開
  • 千葉にカッパ来襲*20
  • 衝撃写真 カッパ発見*21
  • 屋久島にカッパ
  • 人面魚重体脱す


関連項目


*1 「事実確認をせずに憶測で記事を書く」という業界用語。
*2 他の夕刊紙でも言えることだが、翌日の日付で発行されるので、日付もある意味誤報である。
*3 九州版のみ朝刊紙として発行される。
*4 かつては北海道でも発行していたが、2017年末をもって撤退している。
*5 これまで韓国のキリスト教福音宣教会(MS教団・摂理)の危険性をいち早く書き立てたり、総合格闘家・ミルコ・クロコップの母国クロアチアの国会議員選挙出馬、「解散」と報じたとはいえサザンオールスターズの活動休止、ユニコーン再結成、長野の人的補償での広島移籍などをスクープした。
*6 通常のニュース記事欄ではその手の記事自体はある。
*7 ある時期までエロネタも東京スポーツ名物であり、全盛期は6ページを割いていた。
*8 夕刊紙、しかも後発であり「他の朝刊スポーツ紙に野球の報道では勝てない」と判断したことが大きな理由である。その影響か、他の記事についても「全面抗争」「遺恨勃発」といったプロレスを彷彿とさせる見出しを多用するのも特徴である。
*9 2020年まではG3。
*10 これは東スポが取材を行う際のスーツ着用(理由は選手が正装であるユニフォームを着ているためこちら側も正装すべき、の考えからだという)など、取材態度の良さが影響している。しかし2011年にプロレスラーのスーパーヘイト(平井伸和)が試合前の控え室でTARU(多留嘉一)に殴られ急性硬膜下血腫で意識不明になった際は、親族に成り済まして突撃取材しようとした事から全日本プロレスに出禁を喰らっていた。しかし、2014年に新会社になってからは立ち上げから現在まで紙面で大々的に取り上げているので、出禁は解除となった模様。
*11 概ね1980年代から90年代に多い。売店やコンビニでのインパクトを狙っていた。
*12 特に伝説とされるのは、1989年1月7日の昭和天皇崩御の翌日、平成元年初日の1面トップの見出しを「ブッチャー流血!」とブチこんだ件。当時全日本プロレス所属だったアブドーラ・ザ・ブッチャーは毎度流血する事でネタにされていた。
*13 結局、資金面で断念している。
*14 落合博満の息子(当時3歳)がテーブルに乗って放尿したシーンが放送された。
*15 プロ野球再編問題の1リーグ化について。渡辺恒雄氏(当時読売ジャイアンツのオーナー)は反対の立場を取った。
*16 マイケル・ジャクソンについての記事。マイケル自身は尋常性白斑を発症しており、実際に皮膚表面へまだらな部分もあったと思われるが、この失礼な見出しが原因で2006年の来日時に出禁を食らっている。
*17 もちろん、2016年1月に勃発した解散騒動前の記事。
*18 ネット上で有名なコラGIFを取り上げたもの。
*19 実際はただの小型ドローン(無人飛行機)だった。また、「UFO設計図発見」と称してタカラトミーの「QFO」の宣伝記事を1面にした事も。
*20 市川市の民家ポストに手形(ハクビシン説が有力)が付いていたと言うだけであった。
*21 日本テレビ系『電波少年に毛が生えた 最後の聖戦』の企画で、お笑い芸人のモンモンが、カッパに扮し潜伏していたのが真相であり、写真を東スポにタレ込んだのも実は番組スタッフであった。日本テレビへの訴訟検討にまで発展した事から、番組は打ち切りに。
*22 東スポは週刊現代と共に多田野数人のゲイビデオ出演疑惑を一面で大々的に報じ、多田野のドラフト指名回避の大きな一因となった。