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松坂の39球

Last-modified: 2019-05-19 (日) 21:44:34

松坂大輔がソフトバンク時代に一軍の試合で投げた投球数のこと。由来はノンフィクション「江夏の21球」から。






概要 Edit

松坂は横浜高校時代にエースとして甲子園優勝、また西武入団後もエースとして圧倒的な成績を残し「平成の怪物」と呼ばれ、2006年オフにはメジャーに挑戦した。しかし2009年頃から故障により本来の実力を発揮できなくなり、限界説まで囁かれだした。
2015年には3年12億円で福岡ソフトバンクホークスに所属したが、故障で投げられず一軍登板なしでシーズンが終了した。

 

ところが2016年終盤、ソフトバンクは故障者が続出し、復活の兆しが見えない松坂さえもテストせざるを得ない状況に陥る。
そして10月2日の楽天戦で約10年ぶりのNPB凱旋登板を果たすが、結果は1イニング39球・3安打4四死球5失点。しかも松坂の登板に合わせて西武時代のチームメイトたちである捕手・細川亨(当時ソフトバンク、現ロッテ)、打者・松井稼頭央(当時楽天)を起用した工藤公康梨田昌孝両監督の粋な計らいを初球に死球でぶち壊すなど、野球ファンの期待を大きく裏切ってしまったことから命名された。

また、NPB復帰以降の体たらくや全盛期との落差、かつての面影もなく肥大化した体型ぶりもあって、蔑称を付けられまくった。

 

その後 Edit

2017年は登板自体が無く、契約満了により退団。結局ソフトバンクでの公式戦1軍登板はこの1試合のみとなった。

 

2018年は中日の入団テストを経て移籍。年俸1500万、背番号99*1森繁和監督に(客の少ない)平日の谷間での登板を明言されるなど、客寄せパンダ以上の期待はされていなかった
ところがシーズンが始まると、中日ファンですら驚きを隠せない程の好投を見せ、

  • 6番手ながら吉見一起大野雄大を差し置いて開幕ローテ入り
  • 先発3試合目の4月30日のDeNA戦でNPBで4241日ぶりの勝利投手となる
  • 6月8日には古巣のソフトバンクから勝利を挙げる
  • オールスターのファン投票で菅野智之を抜き投手部門最多得票に輝く
  • 巨人相手には防御率2桁と打ち込まれるも、それ以外の球団*2相手には防御率1点台を記録。
  • 最終的に6勝4敗でチームの勝ち星2位、防御率3.74と好成績
  • カムバック賞*3を受賞

など、大方の予想をいい意味で大きく裏切る活躍を見せた。

 

蔑称 Edit

関連項目 Edit



Tag: ソフトバンク 楽天 中日






*1 2017年オフにヤクルトに移籍したジョーダン・アルメンゴの番号。空き番号の中から「9+9=18だから」という理由で松坂本人が希望したという。
*2 阪神、DeNA、ソフトバンク、オリックス。
*3 怪我や不振を乗り越え再度活躍した選手に与えられる
*4 元ネタは1968年の府中三億円事件。最近だと2017年4月の福岡3.8億円強奪事件も。