横浜にもこんな選手がいるんだ!

Last-modified: 2026-05-29 (金) 19:51:20

とあるDeNAファンがYahoo!知恵袋に投稿した質問。

概要

ここでいう「こんな選手」とは、当時DeNAに所属していた台湾出身投手の王溢正(ワン・イイゼン)のこと。2013年のWBCでは日本代表にDeNAの選手が選出されず*1、台湾代表の王が唯一のDeNA所属選手であった。彼の活躍に期待している少年と思しきユーザーがYahoo!知恵袋に

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14103371359 (魚拓)


「WBC台湾代表のワンイーゼンは今日でますかね?横浜ファンの僕にとってはワンイーゼンが唯一の横浜からのWBC代表なので横浜にもこんな選手がいるんだ!と全国に発信して欲しいんです(*^○^*)」

という「質問」を投稿。
しかしそんな期待をよそに、その翌日のWBC第2ラウンド敗者復活1回戦*2の対キューバ戦(東京ドーム)にて6回裏の7点ビハインド・一死満塁という状況で登板した王は、2点二塁打→2点二塁打→2点本塁打と3連続長打を浴び爆発炎上。結局一死も取れないまま防御率∞で降板し*3、敗戦処理どころかチームのコールド負け、そして台湾代表の第2ラウンド敗退を決定付ける戦犯になってしまった。横浜にはこんな選手しかいなかった模様。

その後、この質問がなんJに晒され、質問者のウキウキぶりと王のベイスターズらしさを存分に全国に発信した投球とのギャップからくる悲惨さが大ウケ。文末に用いられていた顔文字「(*^○^*)」や、質問に対する回答「出来れば無関係を装いたい炎上ぶりですね」と共になんJで流行した。

なお、台湾からの帰国後もベイスターズらしい投球を(二軍で)繰り返した王は2013年5月29日に自由契約となっている。

その後の王溢正

帰国後はラミゴ/楽天モンキーズ*4→台鋼ホークス*5に所属、向こうにおいてはコンスタントに活躍し引き続き台湾代表に呼ばれたりしていた。

なんJ民たちからもすっかり存在を忘れ去られていた頃の2016年3月5日の侍ジャパンとの強化試合で先発登板し、解説席の中畑清から思い出を語られていた。

そして2017年2月28日に侍ジャパンとの壮行試合でCPBL・台湾プロ選抜として凱旋、先発登板することが発表される。元チームメイトの筒香嘉智に左翼線適時二塁打を浴びるなど2回を被安打4・2失点と物足りない内容で降板するも、その後台湾選抜は侍投手陣の炎上もあって8-5で逆転勝ちを納め、王が勝利投手に。この結果には全国の(*^○^*)は涙を流したのだった。

そして2024年、台鋼ホークスの保留選手名簿から外れて現役引退を発表。ベイスターズの日本一を見届けるように、ある意味DeNAの立て役者となった彼の野球人生は幕を閉じたのである。

阪神にもこんな選手がいたんだ!

王が勝利投手になった翌日、阪神・DeNAでプレー経験のある鄭凱文(ジェン・カイウン)*6が先発。

CPBLでは2016年防御率2位(4.53)*7という実績を引っさげての凱旋登板となったが、山田哲人に先頭打者弾を浴びて2回1安打1失点で敗戦投手に。阪神やDeNAのファンからはいかにもジェンらしかった投球を懐かしむ声も上がったようである。しかも2018年11月の侍ジャパン戦でもド派手にやらかしあわや大逆転負けのピンチを招いたが事なきを得た。試合後は元阪神*8ということもあり岩貞祐太(阪神)と共にネタにされた。

関連項目

Tag: 横浜 阪神 国際試合 絶許 AA 台湾


*1 オリックスからも直接的な選出はされていないが、開幕前に糸井嘉男が日本ハムからトレードされている。
*2 前日の1回戦で日本を9回2死まで追い詰めながらも追いつかれ延長で逆転負けし、この試合に出場することとなった。
*3 アウトを取っていないため防御率は出ないが、自身の自責点は3。
*4 2020年に楽天が買収。
*5 2023年8月10日にトレード。この際、王柏融の契約保有権も楽天から台鋼へ譲渡されている。
*6 阪神には2009~2012年に所属し、登録名はカタカナ表記の「ジェン」。DeNAには2013年に所属し、この時は本名登録。鄭の読みを「ゼン」にしていた。
*7 この年のCPBLは超が付くほどの打高投低で、防御率1位でも3.98。ちなみに同年の防御率最下位は王溢正で6.85。また王柏融がCPBL歴代最高となる打率.414を記録したのもこの年。
*8 阪神時代のジェンは中継ぎ労働課(「グヘ達」の前身)の一員。