武田負

Last-modified: 2023-11-29 (水) 16:33:06

元北海道日本ハムファイターズ投手・武田勝のこと。

概要

現役時代の2011年5試合連続登板試合完封負けのプロ野球新記録を達成してしまう絶望的ムエンゴぶりから下の名前である「勝(まさる)」を捩り、対極の意味である「負(まける)」と名付けられた事が由来。
本人も余りの無援護*1から悟りの境地に達したらしく、例によって無援護で降板後チームがサヨナラ負けを喫した時にはそうか、そう来たかと語っている。

 

前半戦は防御率リーグ1位の1.21をマーク、8勝5敗で援護率2.71と全盛期よりは回復したものの継続。
終わりの見えない無援護に何かが切れたのか、自身が初出場を果たした同年オールスター第1戦で登板した際には珍しく失投を重ねて突然の飛翔化など、様々なオールスター個人記録を塗り替え敗戦投手となる(次項参照)。
あまりに鮮烈なオールスターでの内容が、「武田負」のもう一つの意味として加わることとなった。


2011年オールスター第1戦における主な記録

  • イニング連続打数被安打 8本
  • イニング被本塁打 4本
  • ゲーム被本塁打 4本
  • イニング失点 8点
  • ゲーム失点 9点

なお、いずれもオールスター史上ワースト記録だった模様*2。その際には「こっちは玄人だよ事件」が起きていた。

余談

由来は異なるものの、同様の例

関連項目


*1 全盛期の援護率は1.00である。
*2 武田は2007年にも年間ポストシーズン3敗のプロ野球記録、中日戦では1/3回、しかも1アウトは犠牲バントという派手に炎上して降板し後続投手も打たれまくって日本シリーズ敗退の戦犯となった前科があった。
*3 登録名は「MICHEAL」(2005~2008,2010~2012年)、「M・中村」(2009年)。
*4 由来はニュージーランド出身(2013年帰化)のラグビー日本代表、リーチマイケル(帰化時に登録名の姓名の順番を日本式にしたためマイケルが下の名前)の捩り。ソフトバンク相手に3戦でリーチ、4戦で負けた事から。