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水泳帽の悪魔

Last-modified: 2019-09-17 (火) 11:56:16

福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)でプレイした助っ人外国人、トニー・ミッチェルが起こした乱闘事件のこと。

トニー・ミッチェルとは? Edit

2000年オフ、ダイエーは長打力強化を図り2人の外国人選手を招聘。その内の一方がトニー・ミッチェルであった*1
ミッチェルは典型的な当たれば飛ぶタイプの選手であり、ホームランはそこそこに打てたが打率は芳しくなく*2、夏場には不振に陥ったこともありこの年限りでの退団となった。
「水泳帽の悪魔」とは、そんな彼が悪い意味での大暴れを見せた事件の事である。

事件の概要 Edit

その一件が起きたのは2001年4月26日の対日本ハム戦(東京ドーム)、試合も終盤に差し掛かったところだった。日本ハムの救援投手、高橋憲幸の投球がミッチェルの肩を直撃。この死球で怒りのスイッチがONになったミッチェルはヘルメットを投げつけて高橋を猛追し乱闘に発展する。その最中、田中幸雄がミッチェルの足にしがみつき、ミッチェルの動きを封じた...かに思えた。
その時。高橋の追跡を断念したミッチェルの視界に、金子誠の姿が飛び込む。するとミッチェルは金子目掛けて豪快な右ストレートを放ち金子を殴り飛ばす。地面にうずくまる金子を横目にミッチェルは足に捕まる田中を引きずりながら高橋追跡を再開する。
それを見た藤島誠剛と五十嵐信一コーチがミッチェルを止めにかかるもかわされて制止失敗。これで怒りのボルテージがMAXになったミッチェルは目の前に立ちはだかってきた井出竜也にパンチ3連打を浴びせてKO。さらに次に立ちはだかった原田政彦に後頭部へパンチを浴びせて頭から地面に叩き込むなどの大暴れを見せ(悪い意味で)無双しまくった。
当然ミッチェルは退場処分、3日間出場停止となった。ミッチェルがヘルメットを投げ捨てた際になぜか白の水泳帽を被っていたことが話題を呼び、この時のミッチェルは「水泳帽の悪魔」と呼ばれるようになった。

余談 Edit

  • この試合には城島健司がダイエーの捕手として参加していたが、乱闘事件の際はトイレに行っており不在、ベンチに戻ったところで事態に気づいて衝撃を受けたという。
  • デッドボールをミッチェルに当てた高橋はこの乱闘で負傷しなかったため乱闘後も続投したが、試合再開直後に井口忠仁に再び死球を当て乱闘になりかけ、警告試合が宣告された。
  • ミッチェルの従兄弟にメジャーの問題児の異名を持ち、1995年にダイエーでプレーし散々問題を起こしたケビン・ミッチェルがいる。獲得後まで誰もこれに気付かなかったこともあり、トニーも素行の悪さが懸念されたがトニー自身はケビンと違って球団と揉め事を起こしたことはない

参考動画 Edit

ミッチェルのシーンは5:05~6:11まで。

関連項目 Edit



Tag: ソフトバンク 日ハム MLB






*1 もう一人はNPB通算打率.302、86HRを放ち「カリブの怪物」と呼ばれたペドロ・バルデス
*2 年間打率は.193。