2010年オフ、契約更改で揉めていた涌井秀章(当時西武)に対しダルビッシュ有が言及した際の文言。
涌井がムエンゴや守乱に苦しめられている際のテンプレコメントとなった。
概要
同年の涌井は14勝(8敗)でリーグ最多勝に輝くも、後半戦は3勝(3敗)に留まり*1、チームはソフトバンクとの優勝争いに敗れゲーム差無しの2位に終わる。涌井はCSでも力投を見せるが後続が打たれ敗退(試合結果)し、オフの契約更改で球団から現状維持(推定2億円)の提示を受ける。
涌井は提示金額に納得せず保留し、12月27日の2回目の交渉でも同額提示→保留。親交を持つダルビッシュは報道を見て涌井を哀れに思ったのか、同日に自身のTwitter上で「涌井、かわいそうやなー」と発言。
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3回目の交渉でも同額提示→保留は変わらず、涌井は翌年のキャンプへ自費参加の意思を示すなど強行手段に出る姿勢を見せ、両者の要求は平行線をたどる。最終的に年俸調停*2まで発展し、調停委員会は2億5300万円を通達。涌井は3300万円の増額*3を勝ち取った。
余談
過去に年俸調停が妥結した選手は涌井の他に6人いるが、落合博満(1991年・中日*4)・高木豊(1992年・大洋*5)・野村貴仁(1995年・オリックス*6)・下柳剛(2000年・日本ハム*7)は全員3年以内に移籍し、外国人選手であるレオン・マックファーデン(1973年・阪神)、アルフォンソ・ソリアーノ(1998年・広島)は調停額に納得せず、任意引退扱いとなり退団した*8。
| 年 | 選手 | 所属 | その後 |
|---|---|---|---|
| 1972 | レオン・マックファーデン | 阪神 | 任意引退 |
| 1990 | 落合博満 | 中日 | 契約→2年後にFA移籍 |
| 1992 | 高木豊 | 横浜 | 契約→翌年に戦力外通告 |
| 1995 | 野村貴仁 | オリックス | 契約→2年後にトレード |
| 1997 | アルフォンソ・ソリアーノ | 広島 | 任意引退*9 |
| 2000 | 下柳剛 | 日本ハム | 契約→2年後にトレード |
| 2010 | 涌井秀章 | 西武 | 契約→3年後にFA移籍 |