生き返れ福留

Last-modified: 2026-06-17 (水) 00:28:34

2006年、第1回WBC準決勝の韓国戦において生まれた名実況。「甦れ福留」は誤記。


概要

日本はこの大会中韓国と2度対戦する機会があったがいずれも敗れ、特に2次ラウンドでの敗北により準決勝進出も危ぶまれる状態になったが、アメリカがメキシコに1-2で敗れたため、僅かな失点率*1の差で準決勝に進出していた。

迎えた3度目の対決となる準決勝は投手戦のまま進み0-0で迎えた7回表、日本代表は先頭松中信彦のヘッドスライディングを伴う気迫の二塁打でチャンスを作り、韓国代表はここで金炳賢にスイッチして多村仁志を討ち取る。王監督は続く今江敏晃の代打として福留孝介を打席に送った。
当試合までの福留は19打数2安打と不振に陥っており起用を疑問視する声が多い中で、実況の松下賢次アナウンサーはボールカウント1-1からの3球目が投じられるとほぼ同時に本発言を口にする。
そしてこの実況の直後……

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福留は先制の2ランを放つ。これが起爆剤となり、日本はこの回一挙に5得点。最終的に6-0で勝利した。

投球→「生き返れ福留」→ホームラン、という絶妙な流れに加え解説の故・衣笠祥雄氏の喜びようも相まって、当試合から15年以上が経過した現在もなお語り草になっている。

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後日談として福留本人が当時を語るところによると、2006年はキャンプ中から行っていた打撃改造の影響で春先は調子が非常に悪く、日本代表入りを1度辞退していた中での参戦だった。準決勝当日も打撃の調子は上向いていなかったが、7回表の日本の攻撃で「代打で出る可能性があるなら今江の所」と準備していたところ、奇跡的に王監督の采配と福留の思惑が一致。代打を告げられた時点でそれまで不調だった打撃の調子を感じることなく、金炳賢の1球目を見た瞬間に「打てる」と思ったという。

この代打での鮮烈な活躍の影響か、同年7月に発売された「実況パワフルプロ野球13」では前年の2005年シーズンに福留の代打成績は1打席でノーヒットだったにも関わらず「代打○」の得能が付けられている。*2


書き起こし

実況「日本はとにかく15日の試合で韓国に敗れて1勝2敗となった時点でほぼ!このベスト4進出を諦めました。しかし韓国が残った後、アメリカがなんとメキシコに1-2で敗れるという大波乱があり日本はこのベスト4に進出しております!」
実況「生き返れ福留!!
福留「」カキーン(バット投げ
実況「さあどうだあああああいったいったどうだどうだいったいったいった!!」
衣笠「いったあああいった!!(確信)いったあああああ~~~はっはあ~~!!」
実況「代打2ラーン!!やった福留!!やっぱり福留うったあああああああ!!生き返ったぞ福留ええええ!!!」
衣笠「あはぁ~~↑↑(裏声)はっ↑はっ→はっはぁあ~↓」
実況「ライトオーバーの2ランホームラーン!!花火が舞い上がる!!」
衣笠「あ~はっはっは、ナァイスバッティング」
実況「サンディエゴの夜空に花火が気持よく舞い上がりィッ!福留が生還したァッ!!!!」
衣笠「ああよかったなあ(恍惚)」
実況「やりました!!代打福留!起死回生の2ランホームランです!!!」
衣笠「あはぁ~(昇天)」

関連項目


*1 総失点数を総イニング数で割ったもの。この大会では韓国戦を除いた2試合の失点率で計算された。
*2 同年末に発売された13決定版では削除されている。