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登板カレンダー

Last-modified: 2019-10-11 (金) 16:51:06

中継ぎ投手の短期集中的な酷使具合を現したカレンダーのこと。

概要 Edit

2000年代以降は投手の分業制が進んだことにより、先発投手の完投数が減少する一方で中継ぎ投手の登板数が多くなっている傾向にある*1
勝利の方程式を担う中継ぎ投手のシーズン60試合登板前後はザラであり、チームの勝ちが増えると70試合以上登板するケースも珍しくなくなってきてる。その分選手への負担が大きく、勝利の方程式に定着したものの酷使が祟って数年で一軍の舞台から姿を消すことが多く、もはや中継ぎ=使い捨てとも言えるような現状である。
その為一部のチームでは酷使のあまり信頼できる中継ぎ投手がいなくなってしまった結果、苦肉の策として計算できる目途が立った中継ぎ投手が出てきた途端に集中的な起用をすることになってしまう。チームのゲーム展開によっては勝つために出さざるを得ない展開も出てくるため、結果として短いスパンでとんでもない登板数になってしまう事もある。
その酷使具合を一目でわかるように、一般的なカレンダーの表に該当する選手の顔写真が貼られただけで作られた画像が登板カレンダーである。なんJでは雑コラの文化が根付いてることもあり、手軽に作れてわかりやすいことから問題なく受け入れられている。

登板カレンダーの例 Edit

月間登板数の日本記録は1956年9月の稲尾和久(西鉄)、2013年5月の益田直也(ロッテ)、2018年8月に山田修義(オリックス)とヘロニモ・フランスア(広島)の4名が記録した18登板である。
益田やフランスアはセットアッパーや抑え、稲尾は時代が時代であったためある程度納得せざるを得ないが、山田はただの便利屋なのでその異常な登板数がよく話題になり、登板カレンダーが作られることとなった。また、山田はベースの年俸が安いことと、この登板記録を打ち立てる以前は2018シーズンでの一軍登板無しということもあってこれほどの酷使をされながらオフの契約更改では780万増額であった。前年は戦力外候補の筆頭であった事を勘案すれば首が繋がっただけマシとも言えるが。*2

 

しかし翌2019年7月には田口麗斗(巨人)が山田以上に酷使させられ話題となる。田口は勝ち試合でも投げる事もあれば、負け試合でイニングを消化しなければならない時も率先して登板させられ、オールスターブレイクがありながら一時は上記の月間登板数を更新する勢いだった。最終的に月間16登板に終わったものの、月後半には流石に疲れたのか3敗を喫してしまう有様だった。
この時田口も登板カレンダーを作られることとなったが、山田もそうだがあえて無理に投げさせるシチュエーションでない場面がちらほら見受けられたため、この登板カレンダーが作られるということは監督の起用法を批判する意味も含まれているようである。

2018年8月、山田修義登板カレンダー Edit

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2019年7月、田口麗斗登板カレンダー(7月26日時点) Edit

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公式登板カレンダー Edit

オリックスは山田が月間最多登板数を達成したことを記念して、「Bs山田修義 登板カレンダーTシャツ」というグッズを公式で販売している。
https://www.buffaloes.co.jp/news/detail/00001829.html

関連項目 Edit






*1 登板数のシーズン記録の上位のほとんどが2000年以降の記録である。
*2 ちなみに同月に同じ記録を打ち立てたフランスアはセットアッパーで起用され、山田より登板数も多かったことから、ベースの年俸は山田とさほど変わりない額だったものの5倍近い年俸増額を勝ち取っている