前福岡ソフトバンクホークス・秋山幸二監督が使う、日本語とボディランゲージを融合させた言語。
特徴 
秋山の残すコメントはあまりにも端的なものが多く、岡田彰布のどん語に慣れたなんJ民でもその真意を測りかねることが多い。
どん語と大きく異なる点として、記者は解釈や補足を放棄してそのまま紙面に載せていることが挙げられている。特に日刊スポーツに載る秋山のコメントは100字以内で完結するごく短い記事が大半を占めた結果、関連記事は「今日の一言コーナー」状態と化している。(事例)
また、外見にそぐわない愛らしいコメントを発したかと思えば、ヤクザのような恐ろしいコメントも頻繁に呟くという落差も持ち味の一つ。
なんJでも、外見と相まって「試合に負けると憂さ晴らしに巽真悟をサンドバッグに入れて殴る」という設定が定着している。
なお、このような独特の言語になってしまった理由については、秋山自身の滑舌があまり良いとは言えず、他人にとっては聴き取りにくいためボディランゲージを使用、上記のように解釈・補足も端的であるため、実際に試合を見ていないとなにいってだこいつ状態になっている、ということが考えられる。
代表的な秋山語 
- 『ムネがフワ~。ムネを取材して』と両手をバタバタさせる
- 自滅でしたな。自滅だよ。自滅、自滅
- あー、何だよ。くそ。おもしろくないな。つまらねえ。サンドバッグがほしい
- 当たり前だろ(内川についての記者質問に対して。詳細不明)
- 「何もない、いいことが」 秋山監督のボヤキは2分間に及んだ。
(敗戦時のコメント)
- 出られるんじゃないの
(ウィリー・モー・ペーニャのコンディションを訊ねた記者に対し)
- だって寒いんだもん
(CS第2ステージ初戦を前にして)
- 「ひょー」と声を上げながら足早に階段を下りて監督室へ
(第3回WBC監督人選について記者が待ち構えた際に)
- 「“よう”わからんにゃ〜」とボヤきながら、タコのように体をくねらせた
- 「ハイ、下でやり直し」
- 「ゲラゲラゲラ…」
秋山監督直々の抗議シーン 
左に参謀役、右にバットを持った鉄砲玉と若頭が控える様子がうかがえる。
呼び名で分かる信頼度 
秋山は信頼度に応じて選手の呼び方を変えていた。
信頼度 | 呼び方 | 事例 |
最高 | 敬称 | ウッチーさん、山崎*1さん |
---|---|---|
高い | あだ名 | マッチ、ポンちゃん*2 |
普通 | 選手名 | 大場、山田、大隣 |
低い | クンづけ*3 | 大場クン、山田クン、大隣クン、新垣クン |
失望 | 名前を呼ばないなど | ピントの後に投げた投手、山田のアホンダラ |
論値 | 名前+ちゃん付け | ペニーちゃん |
ただし、ダルビッシュ有などは秋山から「ダルちゃん」と呼ばれていたことも話しているため、基本的には“ソフトバンク内におけるカースト”と思っていたほうがいいだろう。
なぜか打撃練習を欠かさない監督 
統一球でも当たり前のように柵越えを連発。。
秋山直々の柵越えスイングと遠投60mはキャンプ名物となっていた。他にも熊本・八代高時代の投手経験を活かしてブルペンにも立ち100球以上を投げて球速130km超と、かつて伊原春樹に「野球をやっていなかったらオリンピックの陸上十種競技の選手になれた」と言わしめた抜群の身体能力は引退から10年経ち、50代に入っても衰えを知らなかった*4。
このため、度々ネタとして「現役復帰して代打オレをやれよ」という声も聞かれ、2014年にはホークス公式Twitterのエイプリルフールのネタ*5にもなった。
また後ろにいる現監督もキャンプ中に打撃投手として7連投(約1000球)を投げる、上林誠知のバットをへし折る等現役さながらの投球を今でもできる上、秋山の前任も50代を迎えた後もOB戦で度々活躍*6し、胃がんで胃を全摘出し80歳を迎えた現在でも精力的な活動どころか一本足打法でフルスイングができるという超人エピソードを持っているため、「ソフトバンクの監督をやるには現役並みに動けないといけない」とネタにされる。