笠原JIS+7B44太郎

Last-modified: 2024-02-09 (金) 23:03:10

笠原祥太郎*1(中日→DeNA→CPBL台鋼)の別称。
笠原JIS太郎、笠原(JIS)とも。

 

概要

2016年中日ドラフト4位で入団し、プロ2年目の2018年に先発ローテに定着。この年の週刊ベースボールオンライン及びYahoo!ニュースに掲載された記事*2にて、「笠原祥太郎」と書くべきところ、「笠原JIS+7B44太郎」と表記された。
「祥」のJISコードは7B44であり、日本新聞協会加盟紙ではこの文字が新聞常用漢字表にない為、代替として「祥」*3が使われる。このJISコードの対応が上手くいかなかったために上記のような誤記が生まれたと推測される。

 

画像

50,70

 

参考

他のJIS関連の誤植

  • 笠原はこの他にも笹原と誤植されたり、環境依存文字故か笠原??太郎と表記されるなどこの手の被害を受けやすいようである。
  • 笠原JIS+7B44太郎から2年後、今度は炭谷銀仁朗(当時巨人)がYahoo!ニュースに掲載された記事*4にて、「炭谷銀仁」と書くべきところを「炭谷銀仁JIS+7A46」と表記された。
    これ以前にも、2015年には西田哲朗(当時楽天)がベースボールマガジンの記事*5で「西田哲JIS+7A46」と表記され、さらにその日付が1970年と年代*6までもが誤植されていた。
    笠原のケースと同じく、「朗(JIS+7A46)」も教育漢字の「朗」とは若干異なる旧字体(朗の左側が「良」)のものである。

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その他の類例

  • C00M0100Y0100K00
    かつてスポニチが金本知憲のネット配信記事でやらかした誤植。「金本監督」の前に「C00M0100Y0100K00」の文字列が挿入されており、そのまま金本山ほどあるが使用されない別称の1つとなった。新聞のカラー紙面のために印刷時の色を指定するコード*7を書き込んだ記事を誤ってそのままネットに流したものとみられる。

関連項目



Tag: 中日 誤植


*1 「祥」の字のへん(左側)を示に変えた旧字体。「祥」は環境によっては「祥」と同一に表示される場合があるので注意。
*2 「セリーグ6球団 今期のチームMVPは?」(週刊ベースボール)。現在は正字体に修正済み。
*3 ちなみに、「祥」のJISコードは3E4D。
*4 固定? 併用? 多様化する役割 12球団キャッチャー事情(週刊ベースボールマガジン)、現在は正字体に修正済み。
*5 西田哲JIS+7A46内野手・将来を嘱望される和製大砲(週刊ベースボールマガジン)、こちらも訂正されている。
*6 一部のOSの仕様上、タイムスタンプが設定されていない場合にはその起点となる時刻がタイムスタンプとして付与されるが、その起点となるのが1970年1月1日(9時=日本標準時が世界標準時より9時間早い為)である。
*7 CMYKコードと呼ばれているもので、M(マゼンタ)Y(イエロー)がそれぞれ100になっていることから、赤色で表示しようとしたものと思われる。