育成枠出身

Last-modified: 2021-07-04 (日) 12:28:53

千葉ロッテマリーンズ・角中勝也のこと。

概要

角中は2度の首位打者を獲得するなど「育成枠出身で活躍を見せた選手」の一例として、山口鉄也(元巨人)や千賀滉大甲斐拓也(共にソフトバンク)などと共に挙げられることが多い。

 

・・・が、角中は2006年に通常の大社ドラフトで7位指名を受けてロッテに入団しているため*1、上記の一文は完全なる「事実誤認」である。
なぜこのような誤認が起きたのかは定かではないが、

  • 角中は独立リーグの四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグス出身であり「独立リーグ出身」がいつの間にか「育成枠出身」に置き換わった*2
  • 2008年に育成選手ドラフト6位で同じロッテに指名され入団した岡田幸文と混同された。
  • 独立リーグ出身の選手に育成上がりが多い。

等の説が唱えられている。
しかし、角中が首位打者のタイトルを獲得・WBC日本代表に選出されるなどの活躍で有名になった2012年以降も、なぜかこのように勘違いする人間が後を絶たず、なんJどころかテレビ実況でも間違えられるほどだったことから、なんJでは故意に角中を育成枠出身と間違えるネタが定着した。
2021年の交流戦でも、関西テレビアナウンサーが角中を育成出身呼びすることに始まり、あろうことか5月27日の阪神戦(甲子園)においてサンテレビの中継で解説を務めた元チームメイト久保康友*3にすら「角中は育成」と解説されてしまった。何故だ

これ以外にも「終身名誉育成枠出身選手」などと表記され、煽られることも多い。


余談

上述の通り独立リーグ出身の角中ではあるが、

  • 独立リーグ出身選手として初のオールスター出場(2012、2015、2016年)
  • 独立リーグ出身選手として初の首位打者(2012、2016年)
  • 独立リーグ出身選手として初のベストナイン(2012年)
  • 独立リーグ出身選手として初のWBC日本代表(2013年)
  • 独立リーグ出身選手として初の最多安打(2016年)

といった経歴から、独立リーグからNPBへの道を切り開いたパイオニアとして称えられることも多い。なんJではただのあへ単扱いされることも多いが。

関連項目



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*1 厳密に言うと角中は高卒1年目の19歳でドラフト指名を受けているため、扱い的には高校生に近い素材型社会人である。
*2 独立リーグの発足と育成選手制度の導入がほぼ同時期であるのも間違えられる原因となっていると思われる。
*3 角中とは07年~08年にロッテでチームメイトだった。