育成枠出身

Last-modified: 2025-12-02 (火) 15:04:44

角中勝也(ロッテ)の別称。但し事実ではない

概要

角中は2度の首位打者を獲得するなど「育成枠出身で活躍を見せた選手」の一例として、山口鉄也(元巨人育成)や千賀滉大甲斐拓也(共に元ソフトバンク育成)らと共に挙げられる場合が多い。

しかし、実際は2006年に通常の大学・社会人ドラフトで7位指名を受けてロッテに入団しているため、上記の一文は完全な事実誤認である。

誤認の要因として

  • 角中は独立リーグの四国アイランドリーグに所属する高知ファイティングドッグス出身*1。独立リーグ出身者は育成での指名が多く、「独立リーグ出身」が「育成枠出身」に置き換わった。
  • 四国アイランドリーグの発足が2005年1月、育成選手制度の導入が2005年11月と、ほぼ同時期の出来事であり、混同を招いた。
  • 角中の翌々年(2008年)に育成ドラフト6位でロッテに入団し、一定の活躍を見せた岡田幸文と混同された。
  • 同2008年に育成ドラフト3位で角晃多(すみこうた)がロッテに入団しており、角繋がりで混同された。

等が挙げられるが定かではない。

角中は2012年以降、首位打者を獲得・WBC日本代表に選出される等の活躍で名を上げるも上記の勘違いが後を絶たず、テレビ実況ですら間違えられるほどだったため、なんJでは角中を故意に育成枠出身と間違えるネタが定着した。「終身名誉育成枠出身選手」表記で煽られる場合もある。

事例

  • 2021年5月25日、交流戦にてアナウンサーが角中を育成出身呼び。
  • 同年5月27日の阪神戦においてサンテレビの中継で解説を務めた元チームメイト久保康友*2にすら「彼(角中)は育成選手でしたね」と解説された。
  • 同年6月26日のプロ野球ニュースにて金村義明が角中は育成から首位打者を獲った*3と言い放つ。
  • 変則ケース。独立リーグ出身とは思われていないのか、前述のWBC日本代表歴を抹消される角中*4
    2023年2月1日日テレNEWSのツイート

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    2023年3月27日日本テレビ

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  • 2023年8月17日のオリックス対ソフトバンク戦、オリックス茶野篤政(四国IL徳島インディゴソックスから育成4位・2023年開幕前に支配下登録。角中同様右投げ左打ち外野手)の話題から派生して実況アナウンサーが角中を育成出身呼び。
  • 2023年7月1日、解説に呼ばれたミスターファイターズ田中幸雄、育成出身で活躍した選手の走りとして角中を挙げる。
  • 2024年5月1日、オリックス戦の解説に呼ばれた塩崎真「角中は育成からですよね?」と解説し実況アナウンサーに「独立リーグからです」と即訂正を食らう。

実績

角中は独立リーグ出身選手として初めて下記を経験・記録した選手である。

  • オールスター出場(2012、2015、2016年)
  • 首位打者(2012、2016年)
  • ベストナイン(2012年)
  • WBC日本代表(2013年)
  • 最多安打(2016年)
  • 通算1000安打(2019年)
  • 通算1500試合出場(2025年)

以上の経歴から、独立リーグからNPBへの道を切り開いたパイオニアとして称えられる場合も多い。

関連項目

Tag: ロッテ ドラフト


*1 高校卒業後、独立リーグで1年を過ごしたのち19歳で指名を受けており、扱い的には高校生に近い素材型社会人である。独立リーグ所属者は大学や社会人チームと異なり、ドラフト指名までの年数制限(大学は4年、高卒社会人は3年、大卒社会人は2年)が無いため所属1年でドラフト指名を受けることができる。
*2 2007~08年の同僚。
*3 2025年、牧原大成(ソフトバンク)が.304で育成枠出身として初の首位打者となる。二軍では牧原が2014年にウエスタンリーグで獲得したのに加え、2019年にイースタン・リーグで記録した山下航汰(元巨人)の.332の例がある。
*4 独立リーグ出身投手、というくくりであれば、画像の湯浅京己が初。