虎ロナウイルス-3

Last-modified: 2020-06-01 (月) 18:09:51

この記事について、論争が持たれています
公平性を損なわないために、双方の立場から見た記事をそれぞれ残しました
先発の記事については、虎ロナウイルス,虎ロナウイルス-2を参照してください。

2019年年末から2020年6月現在に渡って感染拡大を続ける新型コロナウイルスに対しての対応でお粗末さを露呈した阪神タイガースに対する蔑称。
現在進行形で危機的状況が叫ばれている感染症をネタにした不謹慎な用語であるため、安易な使用には十分気を付けるべきである。


プロ野球選手初の感染事例に

事の起こりは2020年3月14日。藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手他4名の阪神選手と知人5名の計12人*1が集まって開かれた「パーティ」。
このパーティに参加した前述の藤浪以下3名の阪神選手が味覚・嗅覚異常を、女性3人が発熱・せきなどの症状を後日訴えて感染が判明したほか、選手と同居する家族1人にまでPCR検査の末に陽性反応が現れ、2020年3月30日の時点で計7人の集団感染発生につながった。
これについて藤浪は実名公表を希望して感染を世間に告白
それまで国内ではあまり伝わっていなかった新型コロナ感染に伴う嗅覚・味覚異常が大々的に報道されるきっかけになるなど、一時は英断と見る向きもあったが……。


こんな時期にパーティ?

繰り返すが、この「パーティ」が開かれたのは「2020年3月14日」である。
新型コロナ感染拡大を受けて、各球団は2020年2月中旬時点でファンサービスの自粛要請を、
2月下旬にはオープン戦を無観客試合に変更。
3月頭にはJリーグと共同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立するなど、感染爆発を防ぐべく各球団関係者は神経を尖らせていた。
お膝元の大阪でも、既に1月末の時点で初の感染者が確認されており、
2月16日には大阪市のライブハウスで集団感染が発生するなど、じわじわと感染拡大が広まっていた。
そんな中、「密閉」「密集」「密接」の3密を重ねて大人数とメシを食う時点で危機管理がなっていない、という批判が次第に高まった。

お仲間

なお、ほぼ同じ時期の3月16日に合コンを行った西武の金子侑司(と、同席した相内誠)も、「時期を考えろ」と西武球団からこってり絞られた模様*2(なおソースは夕刊フジ)>https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00000017-ykf-spo]]。


火に油を注ぐ球団の対応

藤浪らの行動も危機感が足りていなかったが、更に問題なのはそれを受けての球団側の対応だった。
阪神球団は2020年3月26日に藤浪のみ公表したが、伊藤隼と長坂の情報は翌日に陽性が発表されるまでNPBや他球団には何ら情報共有する事はなかった。
これに先立つ18日の会議で、「選手、関係者がPCR検査を受けることが決まった時点で、全球団とNPBで情報を共有する」というマニュアルになっていたにもかかわらず、である。
また、14日のパーティに参加していた他4名についても、4月1日時点で未だNPBや他球団に限っても情報公開がされていない。
この4名については、「濃厚接触しておらず、保健所の指示もないのにPCR検査は受けられない。PCR検査を受けたくても受けられない現状で、検査を受ければ野球選手だけ特別と見られるかもしれない」と、検査を受ける事が決まっていない現状で情報公開する義務はないと擁護する向きもあるが、
プライベートで中傷される事を恐れてマスメディアに対して黙秘を続けるのはまだしも、NPBや14日以降に彼等と接触のあった他球団に限っても情報を提供しないのは勿論おかしな話である。


巻き添えを喰らった他球団の動向

“疑惑のパーティー”が催された2020年3月14日以降、阪神と対戦があったのはソフトバンク・中日・オリックスの3球団だが
ソフトバンクは30日、チームとしての活動を無期限休止することを発表。三笠GMは休止理由について
「理由は大きく2点。まだ(感染者の)数は多くはないが、週末に福岡でも外出自粛要請が出され、感染拡大を防ごうとしている。あとはタイガースの選手に陽性が出たというのが大きな理由」と暗に阪神に苦言を呈した。
中日は阪神戦が行われたナゴヤ球場のベンチを毎日消毒、4月1日から全体練習を取りやめ、当面の間は自主練習となった。
また、感染した伊藤隼太との接触が判明しているドラゴンズの選手やスタッフ15人について、数分間会話をしたり、こぶしを合わせるグータッチをしたりした選手2人は4月5日まで自宅待機、12人にはチームと時間をずらして行動することが指示された。
オリックスは幸いにも濃厚接触者はいなかった模様だが、それでも4月1日から5日まで予定していた全体練習を中止し、1、2軍ともに大阪・舞洲の球団施設で自主練習にすることが発表された*3


大本営もさじを投げる

この一連のお粗末な対応を受け、「阪神タイガース広報紙」の異名をとるデイリースポーツが、2020年2月のキャンプ時点から厳正な対処を行っていた楽天球団を取り上げて、遠回しに阪神球団は「プロじゃない」とディスる事態に発展した。

即落ち2コマ?

このように阪神球団に逆風が吹きまくる中、週刊ベースボールが「コロナに負けるな!阪神タイガース特集」を4月1日に発売。
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本紙で特集されたチームが絶不調に陥るのは周知の事実だが、オープン戦3位だった上にある意味現在進行形で絶不調の阪神が特集されたらどうなるのか。進展が待たれる。

158番

大阪府のホームページには新型コロナウイルス感染者の事例として、長坂、藤浪、伊藤隼にはそれぞれ157~159の番号が振られて発表された。(ソース

このことから一部のなんJ民は囚人番号のような形で3人を呼称するようになり、中でも藤浪は実際に158km/hのボールを投げたなど、158という数字に縁があったことからとりわけ158番と呼ばれるようになった。

なお当初ホームページに3人はスポーツ選手と記載されていたが、本人からの申し出で自営業者に訂正されている


関連項目

Tag: 阪神 西武 ソフトバンク 中日 オリックス 楽天 報道機関


*1 パーティの参加人数も報道を重ねるたびに二転三転しており、把握しきれていない模様
*2 特に金子に関しては咥えタバコしながら歩いている場面を激写されたため多くの野球ファンからドン引きされた
*3 当初は阪神との練習試合を3日から5日まで行う予定だったが、中止となった