株式会社文藝春秋が発行する、「論ずるに値しない」と「論ずるに値する」の間を行ったり来たりしている週刊誌のこと。
概要 
日本を代表するイラストレーターの和田誠が手がける穏やかな表紙とは裏腹に、東京スポーツらと同様に酷い「飛ばし記事」を連発している。
また、政治家や他の同業者、芸能界に関する記事に対しては私怨めいた内容も多く見られる*1。
近年の週刊誌による報道姿勢には「憶測記事を掲載」「強引な取材」「関係者証言などの裏付けもない掲載」が恒常的に行われているのも問題視されており、その傾向から名誉毀損などで提訴されては敗訴を繰り返して謝罪広告掲載・賠償金の支払いというケースも目立ち*2、出版ジャーナリズムの信用性の低下を招いているが、特に文春に関してはその筆頭とされる。また文春は2015年、グラビアと称した春画を掲載した事が問題になり編集長が休職処分になっている。
なんJ内での評価はコロコロ変わっていたが、2018年末に発生したNGT48メンバーへの暴行事件の事実追求の過程において半グレやストーカー、厄介ヲタと言った犯罪者およびその予備軍を雇い、彼らを使ってマッチポンプ記事を作成したり個人情報を不正に入手していた*3という疑惑が浮上。その疑惑が浮上して以降、多数のやらかし*4を含むフェイクニュースをばら撒き、事件の早期幕引きを謀ろうとしたことでなんJ民から絶許認定を受け、攻撃対象と見做されている*5。
文春砲 
2014年頃から、「テレビや新聞などの確固たる地位を築いたメディアとは異なり、元から大した味方がいないので、タブーをおかした報道で政界・芸能界に敵を作ったとしてもさして痛くもない」というアフィカスにも似たメンタリティで空気を読まずにスクープを連発。
芸能人のスキャンダルや社会事件などで他のメディアが取材すらしなかったことを週刊文春が突然取り上げ、週刊文春の記事を元にワイドショーが盛り上げるというパターンでのスマッシュヒットが続いた。
スクープされた事で社会問題化した事件・不祥事は数多く、これらの記事は「文春砲」と呼ばれている。
下記の野球関連のものの他にも佐村河内守の別人作曲問題、ASKAの薬物使用、『クローズアップ現代(NHK)』のやらせ疑惑、ベッキーとゲスの極み乙女。・川谷絵音の不倫騒動*6、甘利明経済再生担当大臣への賄賂問題、宮崎謙介衆議院議員の不倫問題、ショーンK(ショーン・マクアードル川上)の学歴詐称騒動、舛添要一・前東京都知事の政治資金問題などが挙げられる。
なんJでも文春砲が炸裂するたびにその話題で持ちきりとなり、スレが乱立する。
しかし、文春砲が原因で小室哲哉が引退した時には、ファンを中心に「他人の私生活を面白おかしく報道するな」と文春バッシングが広まることになった。
また当てまくって調子に乗ったのか、2017年以降は精度が落ちたり、一般の需要から外れた砲撃記事が多くなっており*7、一部やらかし*8も見られた為か否定的な目で見られることも多くなっている。
ちなみに、野球をはじめスポーツ関連で文春によるスクープや飛ばしが話題になると、「同じ文藝春秋が発行している『Number』*9が巻き添えを食って出禁にされる*10のでは」と心配の声も上がったりする。
野球関連で発射された文春砲(★は的中) 
- ★上本達之のATM事件のすっぱ抜き
- ★原監督の愛人1億円恐喝問題
- アレックス・ラミレスのセックス依存・性病・ヤクルト時代の違法薬物使用疑惑(真偽不明)
- ★読売ジャイアンツの野球賭博及びそれに関係するプロ野球界の金銭授受問題
- ★■■■■の薬物騒動
- 井口資仁の極秘離婚→再婚(そもそも井口は独身であり、完全なる誤報)
- ★綾部翔の18股騒動
- ★乙坂智の交際相手未成年飲酒*11
- 守屋功輝のDV騒動(顚末は当該項目を参照。今後は名誉毀損などで法廷闘争に発展の可能性)
- ■■の泥酔&暴行疑惑(真偽不明)
- コロナパーティーについて、
- ★高山俊が参加したこと*12
- それ以外の点*13(THE PAGEによって反論記事が書かれる
。)
- ★西勇輝の不倫騒動
文春野球ペナントレース 
ウェブ媒体である『文春オンライン』では文春野球ペナントレースと称してライターたちがコラムを書き、人気投票でしのぎを削るという催しが開催されている。中でもベイスターズファンである西澤千央氏は倉本寿彦のファンとしての苦悩や、開幕戦直前には今永昇太の母親になりきったコラムを投稿するなど選手への愛と敬意に満ち溢れた「怪文書ネキ」として有名。
ほか、国立大教授を務める政治学者でありながら熱烈なオリックスファンで知られる木村幹氏なども寄稿している。この部分については紙と媒体が違うこともあってか、なんJでは特に触れられないことも多く、避難Jで定期スレと化している怪文書ネキや極わずかな例外を除いて絶許扱いはされていない模様。