博志(中日→オリックス)*1のこと。
苗字とMLBのクレイグ・キンブレル(オリオールズ)を捩ったもの。
活躍次第で尊称にも蔑称にもなるが、蔑称としてはキンブリュリュの方が多く使われている。
なお、2017年ドラフト当時は「日立鈴木」こと鈴木康平*2と区別するために「ヤマハ鈴木」*3と呼ばれていたが、現在は使われていない。
概要
2017年中日ドラフト1位でヤマハから入団した鈴木は最速157km/hを誇る速球派投手として期待され、ルーキーイヤーの2018年から開幕セットアッパー起用という名誉を与えられる。序盤は好投し一時はクローザーにもなったものの息切れを見せ、後半は二軍落ち。そこでも炎上したものの、1年目からチーム最多登板とそれなりの成績を残した。
翌2019年はクローザーに抜擢されたが、同じポジションであるクレイグ・キンブレルが投球前に行うルーティーンの真似も同時に行うようになった。これを中日の投手コーチであった阿波野秀幸(現巨人投手チーフコーチ)が後押ししたことから実戦でも始めたことで、マスコミを中心に「鈴キンブレル」の別称が定着した。
だが典型的な劇場型である*4上にマッスルミュージカルやブロードウェイミュージカルばりの投球内容を披露、それに耐えかねたファンから和製コーディエ扱いされたり、キンブレルと中日ファンの集合スレの擬音を合体させて「キンブリュリュ*5」という蔑称も作られた。
その後、5月30日の試合で9回に起用された際はキンブレルポーズを封印*6したが、この試合で失点したのを機に一旦抑えから外される。その後二軍へ降格し、再昇格すらなくシーズンを終えた。
しかし、2020年シーズンも不振に陥り実績を残せなかったのを機に、シーズン終盤に投球フォームをサイドスロー気味に改めたところ復調。球速こそ若干低下したもののそれでも150km/h前後の4シーム・カットボール・ツーシームで押すスタイルチェンジ、翌2021年シーズンはオープン戦を無失点で終え2年ぶりの開幕一軍入り。ワンポイント登板から回跨ぎや敗戦処理もこなす便利屋としての地位を築きつつあったが、5月15日のヤクルト戦で一死も取れずに3失点を喫して二軍降格。シーズン最終盤の10月に再昇格したが2試合連続で2失点を記録し、最終的に18試合登板・防御率5.31でシーズンを終えた。
背番号46
鈴木は目標とする選手にキンブレルを掲げ、当時着用していた「46」を自ら熱望した程の憧れようだった。
他球団では秋山拓巳(阪神)が2016年オフ、入団以来の27番を剥奪されて46番に降格された際に「キンブレルの番号だから」と前向きに捉え、翌年ブレイク。以降は2021年オフに21番へ再変更されるまで背負っていた*7。
また、三浦大輔(現DeNA監督)がプロ入りした当時の最初の背番号でもある。
余談
鈴木がルーティンを取り入れたこの年、本家本元のキンブレルは契約が6月までずれ込む*8。ダルビッシュ有のいるシカゴ・カブスに入団した後も大炎上を繰り返して本家にも関わらずキンブリュリュ呼ばわりされたり、逆に「米製鈴木博志」の蔑称を与えられたりもしている。
2017年にオリックス・バファローズに所属した外国人投手ゴンザレス・ヘルメンも上半身を屈めてサインの確認をするポーズがキンブレルのルーティンに似ていると言われていたが、キンブレルは上腕を水平にして前腕を下げるのに対しヘルメンは前腕も水平方向に広げる、本人がキンブレルの真似であることを否定、僅か1年で退団したことで鈴木のように話題にはならなかった。



