阪神アストロズ

Last-modified: 2021-03-30 (火) 21:43:27

サイン盗み疑惑から派生した阪神タイガースの蔑称の一つ。
ただし濡れ衣である。

経緯

事の発端は、2020年9月26日のヤクルト対阪神戦(神宮)の8回表終了後の選手交代時の出来事。内容は「7回2死での小幡竜平の本塁突入のアウト・セーフの判定*1についてのリプレー検証が行われていた場面で、次打者だった近本光司がフェンス越しに新聞記者とコンタクトを取っていた」という疑いを審判団にかけられ、それに対し矢野燿大監督が「俺らが何かズルをすることなんかない」と激昂したというものである。

この時点でのメディアの報道もあくまで「疑い」と付いたものだったが、球団ルールを破った面々によって前日にコロナウイルスクラスターが起きたばかりの阪神球団へ多分にヘイトが溜まっていたうえ、外部の人間と試合中に会話することは審判団に不正を疑われても仕方のない行為であるため、なんJでは完全にサイン盗み前提で激しいバッシングが行われ、挙げ句の果てには以前MLBでサイン盗みで大問題を起こしたヒューストン・アストロズをもじって「阪神アストロズ」という用語が作られるに至った。

当日の報道

阪神矢野監督が声荒らげ猛抗議!投手交代から口論に - スポニチ

8回裏、ヤクルトの攻撃が始まる前のイニング間に投手交代を告げにいった矢野監督が、審判団と話すうちに口論に発展したもよう。井上打撃コーチ、清水ヘッドコーチも姿を見せ、審判団と話し込む姿が見られた。矢野監督は次第に声を荒らげ、約5分間にわたる猛抗議で、球場は騒然となった。

藤浪被弾、矢野監督激高…渦中の阪神は3連敗/詳細 - 日刊スポーツ

真相

しかし翌日、セ・リーグの杵渕和秀統括が阪神が意図的に外部から情報収集したという疑惑については「全くそれはない」と否定。審判団から報告を受けたうえで「換気で窓も開いていたから、ジェスチャーとか声を上げたのが近本選手にも多少、聞こえて反応したんだろう」と説明し、逆に審判団が試合の進行を妨げたことについて両軍監督に謝罪するという結末となった。

同時に、虎ロナウイルスで散々やらかしたとはいえ今回の一件に関しては濡れ衣であったため、同じノリで叩いていたなんJ民にとっては手痛い正岡民ネタとなってしまった*2

翌日の報道

阪神の情報伝達疑惑についてセ・リーグ杵渕統括が状況説明、試合進行遅延を謝罪 - スポニチ

杵渕統括は阪神が意図的に外部から情報収集したという疑惑については「全くそれはない。報告を聞いた私は、友寄審判長もそうですし、昨日の当該審判も、タイガースがそれによってサイン盗みをしているとか、あらぬあれをしているとか、といういうことは全くない」と強調。当該記者への事情確認のタイミングで矢野監督が選手交代を告げに来たために、口論のような形となったと説明した。

【阪神】セ・リーグの杵渕統括が試合進行の遅延を謝罪 当該記者にもヒアリングで解決 - スポーツ報知

杵渕統括は審判団から報告を受けた上で、当該記者とも話し合いを持った。「換気で窓も開いていたから、ジェスチャーとか声を上げたのが近本選手にも多少、聞こえて反応したんだろうと。記者の方も『セーフですよ』と伝達するつもりでなかったことは、先ほどお聞きしました」と潔白を確認した。

余談

この試合の翌日、日刊ゲンダイこの一件に関する記事を発表したのだが、その内容は「阪神が先述したクラスター誘引などによって球界から総スカン状態であることが、この騒動の一因になっている」という、あたかも「審判が『阪神だから』という理由だけで今回の行動に出た」かのような内容だったため、野球ファンたちを呆れさせることとなった。

関連項目



Tag: 阪神 審判 絶許 蔑称


*1 小幡はアウトになっており、矢野監督が抗議してリプレイ検証が行われるも結局覆らなかった。
*2 ちなみに広岡達朗も「疑われる方が悪い」と前述の内容を知らないまま阪神を一方的に批判、逆に批判を浴びた。