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高卒やけくそドラフト

Last-modified: 2019-08-24 (土) 05:45:33

2011年に横浜ベイスターズ(当時)が行ったドラフトのこと。「嫌がらせドラフト」とも。

概要 Edit

2012年から親会社がDeNAに交代することが既に決定しており、この年はTBSにとって最後のドラフトとなった。
ベイスターズは直近10年のうち半数以上最下位になるなど深刻な暗黒期・戦力不足を迎えており、当然ながら即戦力選手中心の指名と思われていた。
しかし首脳陣は本指名で高校生選手を8人も指名。即戦力社会人選手は松井飛雄馬ただ一人の指名と、完全に育成前提のドラフトを敢行
しかも全員と契約した場合は支配下枠の70人がすべて埋まるため、「やけくそだ」「嫌がらせだ」などの非難が多く集まった。

指名選手一覧 Edit

現役選手の通算成績は2018年シーズン終了時点。名前・出身太字が高卒。

順位名前守備位置出身一軍出場備考
1北方悠誠*1投手唐津商高なし2014年限りで戦力外、その後ソフトバンクと育成契約も1年で戦力外
その後はBC群馬→四国IL愛媛→BC信濃→BC栃木→ドジャース傘下
2高城俊人捕手九州国際大付高312試合2018年途中にオリックスへトレード、現役
3渡邊雄貴内野手関西高なし2016年限りで戦力外、引退
4桑原将志外野手*2福知山成美高524試合現役
5乙坂智外野手横浜高269試合現役
6佐村幹久*3投手浦添商高なし2014年に戦力外通告を受け阪神へ移籍、2016年に再度戦力外通告、引退
7松井飛雄馬*4内野手三菱重工広島87試合唯一の高卒以外(高卒社会人)、現役
8古村徹投手茅ヶ崎西浜高なし現役。2014年に一度戦力外を受け引退し2015年は打撃投手。2016年に独立リーグで現役復帰し、2019年出戻りでDeNA復帰。
9伊藤拓郎投手帝京高2試合2014年限りで戦力外
育成1冨田康祐投手四国リーグ/香川1試合2014年限りで戦力外
育成2西森将司捕手四国リーグ/香川38試合2013年7月に支配下契約、現役


その後 Edit

結局この年のドラフトは投手陣こそ壊滅的だったが、野手陣は桑原将志が外野手転向後にブレイク、乙坂智と高城俊人も十分戦力と言える活躍をしており、再評価の進んだ現在では「言うほど嫌がらせではなかった」という見方が強い。
しかしその野手陣も大スターというレベルにまで達した選手はおらず、評価できるドラフトかと言えばそうでもないということで、結局は「過去と比べればマシだがどちらかというと外れ」というよくある無難な評価に落ち着いている。

なお、後に高城は白崎浩之とともに伊藤光・赤間謙との交換トレードでオリックスに移籍。高城に変わってDeNAに入団した伊藤は正捕手となる活躍を見せている。

関連項目 Edit






*1 藤岡貴裕(ロッテ→日本ハム→巨人)、松本竜也(巨人)の外れ外れ1位。
*2 プロ入り当初は内野手
*3 2014年より佐村・トラヴィス・幹久と登録名を変更
*4 登録名は飛雄馬