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鳥谷安定

Last-modified: 2019-09-12 (木) 06:46:00

阪神タイガース・鳥谷敬の成績がいろんな意味で長年安定していたことから言われた言葉。


概要 Edit

鳥谷はプロ2年目の2005年から2009年まで全試合に出場して毎年150安打、10本塁打、5盗塁、打率.280に近い数字を記録するという驚異的な安定感を発揮する*1
シーズン中に不振で打率が低迷しようが好調で打ちまくろうがシーズンが終わってみれば.280前後のアベレージに収束することが多く、いつ頃からか「鳥谷は2割8分安定」が定着。
あまりに成績が収束するため、「2割台前半の鳥谷は怖いが、3割を超えた鳥谷は怖くない」という意見も見られた。

 

2010年には打率.301、遊撃手のNPB記録となる104打点を記録、それまでの安定ぶりを覆すような大活躍をした事によって鳥谷の安定期は終了したかに思われた。しかし翌2011年には本塁打数と打点こそ大きく減った*2ものの、500打数150安打で打率.300ジャスト対右.300、対左.299という機械じみた安定感を発揮。前年の成績と同程度の安定が見られたことに加えて、別の意味でも安定であった。


鳥谷敬 シーズン別打撃成績
年度打数安打HR打点得点盗塁打率OPS
200423559317282.251.665
2005572159952825.278.719
20065431571558655.289.793
20075651541043677.273.724
20085231471380664.281.776
20095381552075847.288.833
2010575173191049813.301.848
20115001505517116.300.809
20125151358596215.262.748
201353215010657415.282.812
20145501728739610.313.821
2015551155642699.281.747
20164491067364913.236.667
2017488143441578.293.767
201822051122151.232.629

また、どの打順に置いても無難に仕事をこなす*3ため、地味にチームへの貢献度が高い選手と評価される。
守備でも強肩で守備範囲が広く、ショフトとしてアレ聖域を介護したり、2011年に人工芝以外のグラウンドを本拠地とする遊撃手としては日本プロ野球史上最高となる守備率.991を記録。走力も平均以上で選球眼も非常に良い*4ため、こうした堅実なプレーに定評があるあたりも「安定」のイメージに繋がっていると思われる。

 

なんJではこうした安定感に加え、常に無表情で淡々と堅実なプレーをこなす鳥谷の姿が野球マシンのような印象を与えている*5こと、非常に事務的な彼のブログの内容などもあって「普通・無難・機械的」というキャラ付けが定着しており、男村田スレのレギュラーとしてたびたび登場する。なお、彼のブログに使われている写真の彼の角度もばんてふフレーム並みの安定感を誇る。

同僚・メッセンジャー投手も太鼓判 Edit

試合後、ハーラートップタイの6勝目を手にした右腕は心の底から鳥谷の早期復帰を喜んだ。

「本当に信じられない。超人だよ。(来日)1年目からマシーンと呼んでいたんだ」。休まない鳥谷流の“仕事の流儀”をリスペクトしてきた。今度は自分が大きな背中で虎投とチームを引っ張っていく。

http://www.sanspo.com/baseball/news/20170526/tig17052605030010-n2.html


安定の終焉 Edit

打ってはクリーンアップ、守っても広大な守備範囲を誇り2014年には阪神の2位確保、CSでの巨人撃破の立役者となる大活躍を見せたことから海外FA権を行使してのMLB挑戦まで視野に入れた。

しかし、いくらロボット扱いをされたところで鳥谷も人間。加齢に加え遊撃手を任され続ける激務*6も祟ったのか、2015年頃からUZR比較では両リーグで最低クラスと守備に陰りを見せ始める。
さらに2016年は打撃成績でもレギュラー以降過去最低を記録、2017年こそ負担の少ない三塁手に転向し盛り返すものの、2018年になると攻守共に衰えが顕著となり連続試合出場がストップした上にレギュラー落ちした。
2019年は再び遊撃スタメンを張るケースも増えたが打率.195、OPS.527と低迷は悪化、8月29日に球団社長らとの面談の席にて事実上の戦力外通告を受けたと報じられまた8月31日には鳥谷本人もそれを事実であると認め、少なくとも阪神の選手としての鳥谷は今年いっぱいで見納めとなった。


関連項目 Edit



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*1 なお、遊撃手としては常にトップクラスでありながら、安定感がありすぎて飛び抜けた年がなかったために打撃タイトルは2011年の最高出塁率しかない。
*2 元々はチャンスに強いクラッチヒッターであり得点圏打率は.321と高く、通算打率を上回る成績を残していた。ただし2017年からは逆にチャンスで弱くなり2017年は打率.293を残しながら得点圏打率は.256だった。
*3 プロ入り後は1~9番全てを経験しており、主に1・3・6番での起用が多い。
*4 盗塁は成功率こそ低いものの毎年10個前後を記録。選球眼については過去に最高出塁率1回・最多四球3回・シーズン100四球を1回記録している。
*5 ちなみに元同僚のマット・マートンが「キャプテン鳥谷は誰よりもたくさん熱心に練習している。まるでロボットの様だ」と評していた。
*6 遊撃手は性質上守備機会が多く、投手・捕手に次いで負担が大きいことで知られる。阪神元監督の野村克也も「ショートは普通、バッティングは二の次になる」という考えを示している。