4ツールプレイヤー

Last-modified: 2025-11-26 (水) 23:49:45

江越大賀(元阪神→日本ハム)の別称。


概要

野手の能力は一般的に『打撃のコンタクト能力・長打力・足の速さ・肩の強さ・守備の上手さ』の5つに分類され、その全てが優れた選手(俗に言う「走・攻・守の3拍子揃った選手」)を「5ツールプレイヤー」と呼ぶ。ここから派生し、上記のうち1つが著しく欠けている選手に対して「4ツールプレイヤー」という呼び名が誕生した。
発祥は不明だが、少なくとも2010年頃からなんJ内外における本呼称の使用が確認される*1

江越の別称として定着したきっかけは、上述した能力のうち他の4つは満たしているものの、あと1つの『コンタクト能力』が致命的に欠けていることから*2

江越の経歴

2014年ドラフト3位で駒沢大から阪神に入団。「トリプルスリーも目指せる右のスラッガー」として期待され、控え選手ながらルーキーイヤーの2015年に5本塁打、翌2016年は出場4試合連発を含む7本塁打を放つ長打力を発揮する。
しかし「当たればよく飛ぶがほとんどバットにボールが当たらない」という特徴から三振を量産。2016年は規定の半数程度の217打席ながらリーグ22位の78三振を喫し、自分より打席の多い打者(+自身含む)57人中最低の三振率2.45を記録*3した。
2017年以降は大幅に打席数を減らすも三振の頻度は落ちず、打率1割を越えればマシという体たらくが続く*4。阪神時代の江越が最後に安打を記録したのは2019年4月23日で、2022年オフに日本ハムへトレード移籍するまでの約3年半もの間無安打が続いていた
2020年9月10日のDeNA戦(横浜スタジアム)にて途中出場した際には、“「三」打席連続「三」球「三」振”の珍記録を樹立。「(別の意味で)トリプルスリー達成」とネタにされた。
一方で俊足・強肩に加えて外野守備に関しても阪神野手陣の中では上手いため、阪神時代は守備固め及び代走での出場が主となり、「守備・走塁・三振のスペシャリスト」などと言われていた。

日本ハムに移籍した2023年は打撃能力がある程度改善*5、大幅に出場数を増やしたが三振は相変わらず多かった。
翌2024年は似たタイプで年下の五十幡亮汰*6が優先して起用されるようになり出場機会が激減し、オフに戦力外通告を受けて引退した。


成績一覧

年度打席安打本塁打三振四球打率三振率IsoD*7
通算6741111927242.184.4040.062
2015176365646.214.3630.036
20162174077818.209.3590.074
2017181053.077.2780.256
20184061220.150.5500.000
2019161091.067.5630.058
2020130062.000.4620.154
202130010.000.3330.000
202250031.000.6000.200
20231762757711.180.4380.064
2024100070.000.7000.000


パワプロにおける査定

引退直前となる『パワフルプロ野球2024-2025』の2024年版最終データにおける、江越のステータスは下記の通り。

守備位置弾道ミートパワー走力肩力守備力捕球
外野3G(15)C(68)A(85)A(83)C(69)D(52)

打球角度がつきやすい弾道3に加えて高いパワーと走力を兼ね備え、守備面においても優秀な評価を受けているが、ミートは全球団の野手中でワースト。当時の同僚で二刀流挑戦中の投手である矢澤宏太や上原健太*8はおろか、元同僚の西勇輝*9をはじめ一部の本職投手すら下回る値であった。
さらには、「2ストライク(フルカウント除く)に追い込まれるとミートが-20される」というマイナス特殊能力の「三振」を所持している。パワプロの仕様上各ステータスは0以下にならないため、追い込まれた江越のミートは理論上最低の1になる。

なお、『2024-2025』では近年非常に渋い傾向のあったミートの査定が見直され、多くのチームの一軍級選手のミートに上方修正が入っている*10が、昨年100試合に出場した江越のミートは前作から一切変化しなかった。上記の打率では残当な面はあるが。


関連項目



Tag: 阪神 日ハム


*1 なんJ:『オリックスブルーウェーブイチロー外野手の思い出』レス番>>24、外部:Yahoo知恵袋の回答
*2 なお、阪神時代のコーチであった平田勝男からは「練習だけ見たら3億円プレーヤー」と評されている。
*3 次点は高橋周平の3.04。
*4 打開策として2017年オフ、当時の金本知憲監督片岡篤史打撃コーチに勧められる形でスイッチヒッターへ挑戦していた。しかし翌年オープン戦の途中で断念している。
*5 特注の矯正サングラスにより乱視が改善したことが要因とされている。特に序盤は好調で、5月には3試合連続本塁打を記録した。
*6 両者とも「低打率で俊足強肩の外野手」という点では共通している。五十幡はコンタクト率は江越より良好であるが長打が少ない。
*7 四死球のみの出塁率。0.07以上で選球眼が及第点とされる。詳細はいそD参照。
*8 矢澤はF(38)、上原はG(17)
*9 もっとも、西のジエンゴには定評があるが。
*10 『2024-2025』発売時データでは前作『2022』最終データに比べミートの全体平均値は+4、各チームのスタメン級では+10程度の補正が加わっていた。