阪神タイガース・江越大賀の別称。
打撃のコンタクト能力と長打力、足の速さ、肩の強さ、守備の上手さの5つすべてが優れた選手を5ツールプレイヤーと呼ぶが、江越の場合コンタクト能力を除けば優秀である事、そしてそのコンタクト能力があまりにも致命的に欠けていることからこう呼ばれるようになった。
概要 
2014年ドラフト3位で駒沢大から阪神に入団。駒大の大先輩でありこの年のオフ、広島に復帰した新井貴浩の背番号25を継ぐ。
「トリプルスリーも目指せる右のスラッガー」として期待され、プロ入り後も長打力*1は評価されているが、その一方で選球眼が異常に悪く、何より当たればよく飛ぶがほとんどバットにボールが当たらない*2という致命的な欠点があった。
打力を抜きにしても植田海や近本光司に劣らぬ俊足*3ぶりや広い守備範囲と強肩*4を活かした近年の阪神では貴重な高い守備力を買われ守備固めや代走での起用は多い。このため「守備・走塁・三振のスペシャリスト」などと言われる事も。
平田勝男(現阪神二軍監督)いわく「練習だけ見たら3億円プレーヤー」だそうである。
パワプロでは 
最新作『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』における江越のステータスは以下の通り。
弾道3・ミートG(15)・パワーC(68)・走力A(85)・肩力A(83)・守備力C(66)・捕球D(52)
高いパワーと走力を兼ね備える上、守備面においても「送球F」持ちである以外は阪神の中でも一流と言える程の評価を受けているが、肝心のミートだけは野手の中でワースト2位*5の激低評価。さらにお約束でマイナス特殊能力(いわゆる赤特)の「三振」も付けられている*6*7。
なお、パワプロの仕様上各ステータスは0以下にならないため、追い込まれた江越のミートは理論上最低の1になる。
トリプルスリー達成? 
2020年も相変わらずの江越だったが、9月10日のDeNA戦(ハマスタ)ではとうとう途中から出場し、“「三」打席連続「三」球「三」振”の珍記録を樹立。トリプルスリー達成とネタにされた。
9月25日、チーム内で新型コロナウイルスの集団感染が発生。江越も濃厚接触者と認定され一旦は登録を抹消される。そして終盤に再度一軍に昇格するも、やはりバットから快音は一切聞かれず、一軍出場野手唯一の打率.000*8で2020年シーズンを終えた。