Snowie?、GNU Backgammon?、eXtreme Gammon?といった強力なコンピュータが持つ機能。
あるポジション?において、考えられる選択肢を打った際のそれぞれのエクイティを算出すること。
平易に言い換えれば、このポジションでは何が最善手だったのか、実際の手は何番目に良い手だったのか、
その手は最善手と比べてどのくらい損失がある手だったのか、といったことを数値で表すこと。
各ポジションごとに解析することもできるし、1試合の全てのポジションを一気に解析することもできる。
また、エラーレートやパフォーマンスレーティング?の算出まで含めて解析と呼ばれることもある。
この機能の普及によってバックギャモンの理論・技術レベルが大きく進歩したと言われる。
また、これを駆使することで人によってはかなりのスピードでの上達が可能となった。
ただし、コンピュータは解析結果を表示するだけで、その結果の理由までは教えてくれない。
その理由がわからなければ上達にはあまり結び付かないから、そこは解析機能の弱点といえる。
そのため、本や熟練者からの教え等によって、セオリーや考え方を身に着けることも依然として重要である。
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