INBCのバックギャモン大会のシステム

Last-modified: 2019-10-14 (月) 22:17:06

INBCでは、だいたい10か月をもって1シーズン(一期)と区切っています。
たとえば現在は「第十四期」で、期間は2019年10月後半~翌年8月前半(予定)となっています。

 

いきなり下記を読むと、複雑に見えて混乱してしまうかもしれないので、まずは特に深いことを考えず、
お気軽にトップページの「イベント告知スペース」を見て、気になった大会にどんどん参加してみてください!

 

タイトル戦と非タイトル戦

INBC大会は、大きく分けると「タイトル戦」と「非タイトル戦」に分けることができ
細かく分けるならばタイトル戦は格が高い方からTitle-Ⅰ(T1)>Title-Ⅱ(T2)>Title-Ⅲ(T3)、
また非タイトル戦も通常大会(略称なし)とノービス大会(N)に分けられます。

大会システム.png

なおTitle-ⅠとTitle-Ⅱ(INBC順位戦除く)については、
優勝すると次に同名の大会が行われるまで称号を得ることができます。(八大称号)
(例:「韋駄天戦」を優勝すると「韋駄天」の称号を得ることができます。)

その他の企画

また、これらとは別枠の大会として、バックギャモンの実力は関係のない「投稿系企画」があります。
たとえば、ギャモン川柳コンテストや、ギャモン大喜利選手権などが定期的に行われています。

 

タイトル戦の紹介

1シーズンのスケジュール

(第十四期)

Title-Ⅰ(長期大会) Title-Ⅱ(一日完結)  Title-Ⅲ(一日完結) ノービス(一日完結)
1月目チャンピオンズカップ-随時開催
2月目
3月目-INBC順位戦Aクラス
双賽戦
INBC順位戦Bクラス
惣菜戦
INBC順位戦Nクラス
ノービス双賽戦
4月目INBC順位戦Aクラス
韋駄天戦
INBC順位戦Bクラス
狛犬戦
INBC順位戦Nクラス
ノービス韋駄天戦
5月目大盤双六-随時開催-
6月目
7月目-INBC順位戦Aクラス
INBCトーナメント
INBC順位戦Bクラス
INBCコンソレーション
INBC順位戦Nクラス
ノービストーナメント
8月目INBC順位戦Aクラス
羅刹戦
INBC順位戦Bクラス
狛犬戦
INBC順位戦Nクラス
ノービス羅刹戦
9月目魔王戦-随時開催
10月目INBC名人戦

※T3や通常大会は随時開催(誰でも主催可能。詳しくはイベント告知のやり方をご参照ください)

 

※以下、各タイトル戦を簡単に紹介していきます。
それぞれ、過去の結果を見たい場合は、大会名をクリックしてください。

INBCチャンピオンズカップ(Title-Ⅰ)

各シーズンの前半に、2か月あまりを使って行われる長期トーナメント大会です。通称C杯
1試合ごとに対戦相手と日程調整をしながら、最大13ptマッチのロングマッチをこなしていきます。
最も本格的な試合形式によって、INBCの真のチャンピオンを決定する大会です。

大盤双六(T1)

TK.shiさんが考案した、大相撲をモチーフにした長期大会です。
形式はズバリ、5ptマッチ15試合!INBCの大会としては、他を圧倒するボリュームを誇ります。
すべての試合をこなすのは大変ですが、その分、完走するだけでも達成感があるでしょう。
もちろん一番多く勝った人が優勝となります。大相撲のような番付のシステムもあります。めざせ横綱!

魔王戦(T1)

maohsen3.png

各シーズンのクライマックスに行われる長期大会で、最も歴史と権威ある大会です。
といっても、予選は1日完結、3ptマッチで行われるなど、初心者の方でも気軽に参加できる形式で、
半年に一度のお祭りのような存在です。

 

時には50名を超える参加者の中から、たった一人の「挑戦者」が選ばれます。
そして最後に、その挑戦者が、前回の優勝者、すなわち「魔王」に5ptマッチ五番勝負で挑戦します。
このような、将棋や囲碁のタイトル戦のような「挑戦手合い制」を取っているのは、この大会だけです。

 

優勝すると「魔王」を名乗ることができ、これはすなわちINBCの象徴的な選手であることを意味します。
なお「魔王」の由来は、「生放送(生配信)の大会の王」→「生王」→「魔王」です。

INBC名人戦(Title-Ⅰ)

各シーズンの最後(第十二期までは最初)に行われる、「選抜大会」のようなトーナメント大会です。
今シーズン、INBC大会で特に好成績を収めた8人(のうち、希望者)だけが出場することができます!
シーズンの最後にINBCランキング上位者の直接対決が行われ、ランキング争いに華を添えます。

INBCトーナメント(T2)

1日完結、3時間ほどで終わる大会です。
歴史ある大会で、シンプルな5ptマッチのトーナメント。まさに王道というべき大会ですね。
負けるとINBCコンソレーション(T3)に回ります。また「ノービストーナメント」(N)が同時開催されます。

双賽戦(T2)

1日完結、3時間ほどで終わる大会です。
形式はINBCトーナメントとほぼ同じ。4ptマッチまたは5ptマッチのトーナメント戦です。
大会名は、「2つのサイコロを使う戦い」という意味と「総裁選」とをかけており、優勝すると「総裁」の称号を得ます。
負けると惣菜戦(T3)に回ります。また「ノービス双賽戦」(N)が同時開催されます。

韋駄天戦(T2)

1日完結、2時間30分ほどで終わる大会です。
「韋駄天」という足の速い神様の名前が示す通り、いわゆる「早打ち」のチャンピオン決定戦です。
かなりタイトな時間設定で、手に汗握りながら勝利を目指します。
負けると狛犬戦(T3)に回ります。また「ノービス韋駄天戦」(N)が同時開催されます。

羅刹戦(T2)

1日完結、2時間30分ほどで終わる大会です。第十四期より新設されました。
制限時間がやや短い「準早打ち」のチャンピオン決定戦で、双賽戦と韋駄天戦の中間をいく大会です。
負けると狛犬戦(T3)に回ります。また「ノービス羅刹戦」(N)が同時開催されます。

INBC順位戦(T2,T3,N)

この大会のみ、1シーズンにつき1回ではなく4回開催されます。
1日完結、2時間ほどで終わる大会で、初心者の方にも最もオススメです。

 

実績に応じてAクラス(T2)、Bクラス(T3)、Nクラス(N)の3クラスに分かれ
各クラスの中で、色んな対戦相手と1回勝負を繰り返す、いわゆるラウンドロビン形式で戦います。
Nクラスは、ダブルを使わない、試合数がやや少ないなど、初心者の方にも優しい形式です。
また、サッカーのリーグ戦や将棋の順位戦のように、昇格・降格のシステムがあります。

 

その他のTitle-Ⅲ大会

上記以外にも、以下の条件をすべて満たした場合は、誰が主催する大会にもTitle Ⅲ(T3)の格付けが与えられます。
①主催者がTitle-Ⅲの格付けを得ることを希望していること。
②開始時刻の48時間以前から、トップページの告知スペースにて事前告知をしていること。
③結果的に参加者が8名以上集まったこと。
④大会形式が本格的であること。
 具体的には、もっとも試合数の多い人の合計試合ポイント数が15以上であれば本格的とみなされる。
 (例:人によっては5ptマッチを4回戦わないと優勝できない大会なら、5×4=20なので条件を満たす)
 また、それ以外でもラバーが事前に認定すれば、この条件を満たしたとされる。

 

入賞基準

各大会で上位に入ると、トロフィーやメダルを獲得したことになり、
INBCメンバー紹介の各個人ページに記録されていきます。わかりやすく言うと「入賞」ということです。
トロフィーやメダルの種類と、その獲得の基準は以下の通りです。

トロフィー・メダル基準
Title ⅠTitle ⅡTitle Ⅲ
タイトル1位.png1位.pngO1.gif魔王戦:魔王戦五番勝負に勝利し、魔王になると獲得
その他:優勝した人が獲得
タイトル2位.png2位.pngO2.gif魔王戦:挑戦者決定戦に優勝したが、魔王戦五番勝負で敗退した人が獲得
    挑戦者が魔王になった場合は、挑戦者決定戦の準優勝者が獲得。
その他:2位になると獲得。ただし、2勝以上を挙げている場合のみ。
タイトル3位.png3位.pngO3.gif魔王戦:挑戦者決定戦の準優勝者とベスト4者が獲得
その他:3位になると獲得。トーナメントの場合ベスト4に入ると獲得。
ただし、2勝以上を挙げている場合のみ。
 

そのほかの、大会に関する用語

A大会、B大会

かつては非タイトル戦も、格の高い方から「A」「B1」「B2」「クラス外」と細かくランク分けされていました。
大会システムの単純化のために第十一期より廃止されましたが、時々話題に出てくるかもしれません。

 

なお、過去の「A」の大会にについては遡って「T3」の格付けが与えられ
過去の「B1」「B2」「クラス外」の大会はすべて格付なし=非タイトル戦として扱います。