アルペジオコンサートホール
Last-modified: 2022-12-04 (日) 09:39:55
アルペジオコンサートホール
- 2019年11月20日の「ファンタスティックハーモニー」アップデートで実装。
アルペジオとは「和音を構成する音を一音ずつ低いものから(または、高いものから)順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法(wikipedia)」のこと。
- イメンマハの中央付近に設置された巨大建造物の名称で、定期的にコンサートが開かれているほか様々な機能が搭載されている。
概要
- 毎週土・日曜日の20:00~20:20までの20分間、NPCによるコンサートが開催される。週ごとに3つのバンドが担当している。
水曜日以外はミレシアンによるコンサートの開催も可能。事前予約の必要あり。
- 準備時間に30分、入場時間が30分、開催時間が90分、撤収時間に30分が設けられており、最大でつごう180分(3時間)の専有が行われる。
- 湖上に建設された会場は特殊エリア扱いとなっており、演奏時間中はネコ島の演奏場と同様にスキルの制限が課せられる。
- 具体的には休憩以外のスキル・エモーションの禁止、アイテム使用の禁止、ペット召喚禁止(強制解除)。
- コンサートを視聴する際には観覧モードというステージをフォーカスするカメラが搭載されている。
画面に表示されるアイコンをクリックすることでON⇔OFFを切り替えることができる。
- 公演を一定時間視聴することで段階的にボーナスが得られる。
これはNPCのコンサートとミレシアンのコンサートで異なっており、獲得機会の少ないものがある。
- コンサートホールおよびコンサート会場付近は特殊エリアとなっており、天候が変化しないという特性がある。
より正確には、コンサート会場では常に晴れ天候で固定になっているが、会場エリア外の天候に応じて紙吹雪や花びらが舞うようになっている。
(コンサート中に落雷などで公演が阻害されることを防ぐため)
- 空き時間には地元(?)のダンス部の男女が熱心にダンス練習に励んでいる。
コンサートホール機能
- まずコンサートホールを借館するにあたり100万Gの費用が必要になる。
ホールを借りている間はスタッフ用の使用権利の配布と参加者としての入場券販売の権利が与えられ、チケットやグッズの売上の半額が主催者に支払われる。
- 公演中はステージに様々なエフェクトやテロップの表示が可能になる。
- ミレシアンコンサートに参加すると、NPCのコンサートと異なった視聴ボーナスや公演後にプレゼントが配布される。
備考
- マビノギと密接な関係のある音楽?にフォーカスされた施設。
既存の演奏場としてはティルコネイルの広場に始まり、ダンバートンのユニコーン像前演奏場、イメンマハ演奏場、ネコ島の演奏場が挙げられるが、より特化した機能を持つ最大級の演奏場となっている。
特にユーザーイベントで用いられることを想定した作りになっており、これまでの演奏場とは一線を画した多機能ホール。
- カメラを最大まで上向けても上部が見切れるほどの大建造物を、左右に設置されたパイロと大型の照明がきらびやかにライトアップする。
客席は芝でステンドグラス調の床照明と噴水が設置され、かなりの収容人数がある。
イメンマハはおろかエリン中のどのスポットと比較しても飛び抜けてゴージャス。
- 相当に手のこんだ作りになっており、オープン直後はそれなりに賑わっていたが現在では訪れる人はまばら。
ダンバートン一強であった人口を分散させる狙いがあったのかもしれないが、そもそも実装直後からアクセスが悪くて閑散としていたイメンマハでは起爆剤にはなり得なかった。
しかし閑静な街であるイメンマハが人でごった返すのも雰囲気にそぐわないという向きもあり、(ド派手な建造物がそぐうかどうかという話は別として)現状での不満はあまり聞かれない。
- ユーザーイベントの場所としては演奏のみならず演劇場としても利用でき、エリンで劇団などのクリエイティブな活動を行っているミレシアン達が定期的な公演が行われているとか。
だが後述するさまざまな不満点により、こちらもあまり活用されているとはいい難い。
せっかくの施設ではあるが、とても気軽に使えるものではないこともあり、全体的に友好に用いられているようには見受けられない。
- 第一にお金がものすごくかかること。
コンサートホールの専有に100万ゴールドは相応とも思われるが、一方でエフェクト(ステージ上部から花びらを散らせるなど)に1回最低10万ゴールドの費用がかかり、ちょっと気の利いた催し物をと考えれば数百万、うっかりすると1千万越えもあるとか。
エリン婚の二次会に使ったところ結婚資金がまるごと蒸発したなんていう体験談もあったりする。
- 第二に、フォーカスカメラ前提の作りになっていること。
特殊なエリアではあるが基本的な構造は通常エリアと同じとなっている。つまりフキダシが見える範囲や演奏の範囲が普段どおりに範囲外となって見えなくなる・聞こえなくなるわけだが、コンサートステージは客席から実はかなり距離があり、最前列付近でなければ範囲に入ることができない。これは専用のフォーカスカメラを使用することで解消されるように設計されているのだが、一方でカメラが固定されてしまうためにそれ以外の方法での楽しみ方が大きく制限されてしまうのは疑問が残る。
- 第三にスキルが制限されすぎること。
アルペジオコンサートホールの多機能を演奏以外に用いたいというミレシアンは少なくなく、特に演劇(寸劇?)を開催しているプレイヤーは注目をされていた。
これはマビノギに限らず多くのオンラインゲームで興されるユーザーイベントに対し、愉快犯的に開催を阻害するプレイヤーがいることから正常に進行することが難しいことが少なくなかった。アルペジオコンサートホールはステージによって一般参加者と完全に隔離され、またスキル使用制限があるため事実上こうした迷惑プレイヤーが介入する余地がなくなっている。
ところがこの制限は縁者にも適用されるため、壇上での表現に大きな制限が掛けられている。つまり演劇でバトルシーンを見せたい場合はもちろん、ツッコミ漫才や爆発オチなどのドタバタ劇が非常にやりづらいということにもなってしまっていた。これはやむを得ない点ではあるが、せめて壇上では開催側のプレイヤーということで(ステージ外に効果が及ばないという前提で)スキルの解禁を望む声も少なくない。
- こうした少なくないピンポイントの不満点がいまひとつ活用されていない原因と言われており、せっかくの施設だけにテコ入れが期待されている。
お上が鳴り物入りで大きな箱物を作ったはいいが閑古鳥、というのはいつの時代でもよく聞く話だが、利用しないユーザーが悪いのか、利用させたくなる運用をしないお上が悪いのか…。
- 一方、天候が変わらない(うるさくなりづらい)点や、人がめったに来ないということもあってたまり場として活用しているミレシアンもたまにいたりする。