ウィンドブレイカー

Last-modified: 2023-08-06 (日) 10:30:01

ウィンドブレイカー【うぃんどぶれいかー】

概要

備考

  • これまでのウィンドブレイカーはパーティの盾となるためのスキルだったが、マビノギでは多数のMMOにあるパーティ単位でのロール(役割)が明確ではないためあまり活躍できるスキルではなかった。
    しかし、ジャイアント改変アップデートによって強力な攻撃バフスキルへと変貌した。何しろ「必殺技」であるところのジャイアントフルスイングを変身せずにクールタイムなしでドカドカ打ち込み、突進で縦横無尽に敵を轢いて回る姿はさながら重戦車か戦艦か、でなければモビルスーツ。
  • 現在の高難易度コンテンツでは攻略上長期戦を避け、火力を最大限発揮するために魔法使いなどがフリーになるタイミングが必要になることが多い。
    そうした場合にはタウントと組み合わせることで味方を守ることができ、性能と攻略がマッチして非常に強力なスキルとなっている。
  • 特性を用いれば他種族でも似たようなことができるが、ジャイアントは種族の特性として習得できるので、
    一人で2人分の働きができるともいえるし、有益な特性の枠を別の能力に充てることができるともいえる。
  • ファイナルヒットファイナルショットに並ぶ、高難易度習得クエストを経た種族専用スキルとしてはまさに破格。そのパワフルな超火力はクセになること請け合い。現在ではブロニーの成長サポートで習得できるので、メインストリームを進めるだけでも神スキル*1と評される能力が得られるのだ。やらない理由はないだろう。
  • しかし一方で弱点も存在しており、大規模改変のためかスキル説明や設定と大きく乖離した部分、あるいはバグがしっかり発生してる点は残念だが見過ごせないデメリットとして顕在している。
    • 第1に、「攻撃を受けた際に仰け反りはしないが操作を受け付けなくなる」こと。
      これはパッシブディフェンスではよく見られる「ガキーン」状態で、ごく短い時間だが何もできない瞬間が発生する。もともと使用後は移動できなかったスキルであったためか。また、移動時にこれが起きてしまうと大きく位置ずれを起こしてしまう。位置ずれが起きれば当然スキルの射程距離や敵との間合いを図り損ねることが頻繁に起きてしまい、戦闘時においては無視できないデメリット。この点に関してはプレイヤー側で対策するほかなく、ジャイアントフルスイング砲台となるのが手っ取り早い。
  • 第2に、ウィンドブレイカー準備中はちゃんと防御力がアップしているのだが発動してしまうと防御・保護の上昇効果が失われ、また盾の「表装備効果*2」が消失する。
    これはもともとは殴られるためのスキルだったウィンドブレイカーが最初期から持っていたバグ(または仕様)がそのまま残っているもの。別に改めて設定されたものではないが、依然として表記・設定と乖離している点。
  • そのほか、一般攻撃(アタック)にクリティカルヒットが発生しなくなる点や、ジャイアントフルスイングで耐久が減ってしまう点(従前のジャイアントフルスイングは耐久減少が起きなかった)など、こまごまとしているバグor仕様がずらりと並び、不遇種族の不遇スキルが咲かせた大輪の花の興を削いでしまっている。
改変以前の評価
  • 使用には盾が必要。
  • 防御力があまり重要でないマビノギの戦闘システムにおいては、限界まで防御力を高める条件を揃えたうえでなければ有効に使うことができない。
    • レネスプレイや演劇ミッションのような、敵が大量に出現する状況であれば、ジャイアントが敵の最前線でウィンドブレイカーを使用し、敵を集めておいて範囲攻撃を叩き込むような使い方も、ごくまれに用いられているようだ。
      • それはパーティに高ランクのヒーラーがいないと無理。発動中はPOTが使えない上にノックバック・ノックダウンしないため殴られ放題だから、いくらミルしても大量に寄ってくると簡単に死ねる。
  • 発動に盾が必要だが、盾の恩恵が得られないという謎仕様である。
  • 習得クエストがとにかく大変。
    • APも大変。ほとんど使い物にならないスキルなのに1まで上げるのに400以上もAPが必要。

*1 「半神化スキルと神スキルを手に入れられた。全神化?」とはあるジャイアントの弁。
*2 盾を主装備にしている状態で受けるダメージが軽減されるブラインドパラメータのこと