エレモン

Last-modified: 2023-05-09 (火) 21:42:20

エレモン【えれもん】(NPC)

Eremon

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  • エイリフ王国王女。現国王エフル・マククル2世は実の父親にあたる。
    かわいらしい容姿と衣装であるが、甘やかされて育ったようで、少々わがまま。
    短いスカートだと思って、覗いてみると、、、、、、
    実は見える。
    何がって?そりゃぁ、、

    ねぇ、、?          
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  • 元ネタはミレシアンの遠征隊長エレモン(Érimón)。後にアイルランドの北半分を治める王となった。多分男性。

♪BGM「エレモンのテーマ(実直な自尊心)」

G16ネタバレ

G16メインストリームへのかかわり

  • エフル・マククル2世暗殺事件において、ルー・ラバダに刺殺された暗殺犯の遺体が消えてしまったことから、犯人はミレシアンではないかとの推測を立てる(ミレシアンの死亡時の転生に酷似しているため)。
    そして「同じミレシアンだから」という理由でその調査をプレイヤーに押し付け任せてくる。
    • が、その程度の理由で招聘したはずのミレシアンの言をあっさり信用したり、ダンカンアイディンへの手紙でミレシアンのことを最も信用する人物と書くあたり、理由はこじ付けで元々ある程度は信用していたのかもしれない。
    • 最初は割とプレイヤーに対し高圧的に接してくるも徐々に素直な面をさらけ出してくる。軽々しく人に頭を下げることの出来ない立場のため、(場合によっては)王政錬金術師に任命するほど父が信頼していたらしいミレシアンに藁にも縋る思いで調査を託すための方便だったのだろう。
  • 他に兄弟はいないらしく、次期王位継承者に指名されていたようだ。
    だが、いきなり現れた光の騎士ルーラバダに王位継承権が移ったことにも納得がいかない様子。
    そのため、王位継承権を挽回しようとあちこちに手を回すが、それが逆に心証を悪くしてしまい、最終的にはなんとタラを追放処分となってしまった。その後はダンバートンへ移住するも暗殺者の追撃を受け、オーウェン提督を頼ってベルファストへ落ち延びる。
  • 思い通りにならないと周りにあたる性格で、侍女のベティはずいぶん泣かされたようだった。しかし物語が進むにつれて周囲の人々が離れて行くなか、忠誠の揺るがないミレシアンとオーウェン提督へ強い信頼を寄せるようになる。徐々に性格が丸くなり、優しく思いやりのある人柄へと変わっていった。
    マビノギでは珍しく変化の緩やかなキャラクターで、プレイヤーからの好感度も高いようだ。
    • わがままではあったが愚鈍ではなかった。ベルファストに移住後には、失った近習のことで思い悩むこともあり、彼らの死に責任を感じていた。メイドのベティは日ごろから辛く当たられていたにも関わらず、死の間際にあっても最期までエレモンの身を案じて息を引き取った。護衛のカーロウはエレモンを逃がすために自ら囮となって命を落とした。彼らもエレモンの優しい本質を知っていたからこそ命を投げ出してまで彼女に尽くした。そこまでして守られた自分に思うところもあったのだろう。
  • 最終バトルではなんとまさかの参戦。超強力なモンスター達を相手に勇敢にも立ち向かう。
    • 青白点滅のフェアリーアイスワンドでアイススピアなどで攻撃してくれる。しかも、マウラスと同じくCCも使えるようである。・・・まさか将来の大魔法使いか?
      • とはいえ、状況が状況なので残念ながら獅子奮迅といった働きは期待できない。それでも次期国王が戦列に立って奮戦するさまは、恐ろしい怪物を前にした兵士達を勇気付けるだろう。
    • G16ラスボス用の戦闘フィールドへ移動するにあたり、ミレシアンシェイクスピアそしてオーウェン提督のために敵の追撃を退けるべくその場にとどまって守ってくれる。
      • 姫様は王族の立場があるんだからそんな無茶しないでください。

G16クリア後

  • 一連のクエストが終わった後は、父の跡を継いでエイリフ王国女王として即位。
    タラ王城の執務室に行くと彼女にいつでも会えるようだ。今後の展開に期待しよう。
  • キーワードでの会話も一通りできるが、態度は物語前半のようにつっけんどんな口調に戻っている。
    これは別に彼女が恩を忘れたとかではなく、現在は戴冠してエイリフ王国の女王となったために激務に追われ多忙極まりない生活を送っているためである。
    • 突然跡を継いだため、準備もなにもなかっただろうし、先王エフル・マククル2世を亡くしたショックもまだ癒えていないだろう。精神的な余裕はないと容易に推察できる。
    • 激変した環境に順応することで精一杯だが、そのおかげで父を失った悲しみを忘れていられる、と気丈に振舞っているようだ。玉座に座ったことで、父王の苦労の一端でもわかるとため息混じりに話してくれる。
      • 先王エフル・マククル2世が健在なころには、構ってもらおうとずいぶんとわがままをしたようだ。今頃になってその苦労がわかる、と自嘲気味に話すが、それに気づかない為政者というのは意外と多いものである。
    • 何か質問に答えるたびに「忙しいから他を当たってくれ」と厄介払いをするような言葉が端々に現れるが、そのわりに質問に的確に答え、施設や管理者などの情報を教えてくれる。タラの情報はしっかりと頭に入っているようだ。これなら安心して治められるだろう。
  • また、ケガをしているときは無償で治療も受けることができる。ペットの治療はしてもらえない。
    ケガをしていないときは手厳しく叱られてしまうが、軽傷であっても手ずから包帯を巻いてくれるほどかいがいしく手当てをしてくれる。
    • この治療は一回きりということはなく、上限回数に関しては不明だが、複数回にわたって問題なく治療してもらえる。
      • 「次はヒーラーにいってほしい」と言われるが、すぐ訪れても咎めもされない。なんだかんだいっても優しいのである。
    • 死んだり本の中に閉じ込められたり旅立ったりと何かとエリンから消えることの多いシェイクスピアNPCのなかで、クエスト終了後も会いにいける貴重な存在。
  • 出会った当初のツンツンな態度と中盤から見せる素直な態度(デレ)、そしてストーリー終了後にまたツンツン(ややデレあり)に戻るという点から「正統派ツンデレ」として一部のプレイヤーの間で高い人気を誇っているキャラでもある。
  • 原作「マクベス」におけるマルカム王子に相当する。玉座をあきらめたと見せかけて、マクダフの忠誠心を試すなど抜け目なく、人望もあった王子とは正反対であるが、むしろそうだったからこそ魅力的に描かれているともいえる。
The Drama IRIA
  • 時を経てThe Drama IRIAにも少しだけ登場。
    プレイヤーからの援助要請を受け、オーウェン提督に力を貸してくれるよう書簡を書く。
    その折、いずれはイリア大陸から始まるであろう異変を察知し「先だってエルフ・ジャイアントに貸しを作っておくのもいい」と、大器の片鱗を見せた。
    決して押しつけがましくなく、それでいて有効な手段を打って見せるあたり、さすがはエイリフ王朝の女王。このあたりのクレバーな判断はG16を経た成長と思うと、感無量ではないだろうか。
G19 神の騎士団
  • The Drama IRIA第二章の結末を受け、元気をなくしてしまったミレシアン(=プレイヤー)を叱咤激励する。
    • The Drama IRIA第二章では、「扉」を開くことも阻止できず、ミレシアンと英雄達が懸命に奔走した行動が(結果として)まったく実を結ばなかった。これにはさしものミレシアンもショックが大きく、一種のスランプに陥ってしまう。
    • それを心配した周囲の人々がいろいろな方法を試みるも、なかなかミレシアンの調子は戻らない。
      エレモンもそんなミレシアンを心配し「自分を救ってくれた君なら」と、教会の黒い噂についての調査を依頼する。
      • あの手この手でミレシアンの興味を引こうと話術巧みに持ちかけるあたり、よほど信頼されていることがわかる。完全なデレ期である。口調もかなりくだけたものになっており、とてもかわいい。
    • しかし、そんなエレモンの配慮もどうにも調子の戻らないミレシアンは上手くやり遂げられず大失敗。大いに落胆させてしまう。彼女にとってミレシアンはいつも元気でなければならないのだ。そうして冷たくミレシアンを追い出すが、それも奮起を促すための決断であったことは想像に難くない。
  • 物語が進むにつれ調子を取り戻していったミレシアンだったが、一方でエリン全土を覆う異世界の脅威は日増しに強まっていた。そんな折、防備が遅れていたタラが「変異したモンスター」によって襲撃を受けてしまう。
    エレモンは中心部であるタラを後回しにし、他都市を優先して防備を進めていたためだが、それが仇となって防備の裏をかかれてしまった。
    • 緊急招集を受け駆け付けたミレシアンだったが、直前の戦いで傷が癒えておらず、救助の申し出を断ってしまう。エレモンも本意ではなかったのだろうが、戦っている兵士達を思うあまり、また「ミレシアンならなんとかしてくれる」と頼りにしていたために、思わず強い口調で責めてしまう。
      • 言った直後に言い過ぎに気が付き、負傷しているミレシアンに無理を強いたことを撤回するなど、「ツン」と「デレ」を緩急織り交ぜて繰り出してくるあたり、かなりの使い手である。また、普段は丁寧な言葉使いだが、慌てたりパニックになると「わがまま姫」に戻るなど、相当のツンデレパワーを持っている。おそらくは開発チームにもエレモンをプッシュする層がいるのだろう。
      • 無理強いをした後にすぐ改めるところは、おそらくG16で失った護衛のカーロウとメイドのベティのことを思い出したからではないだろうか・・・。
      • この直前、彼女は知らないことではあったがミレシアンは使徒との戦いで傷を負い、それがどのような影響をもたらすのか分からない(最悪死に至る可能性もあった)ため、アルバン騎士団のメンバーからも絶対に戦闘を行わないように釘を刺されていた。なんだかんだ言ってもミレシアンもエレモンの頼みとあって、結局は引き受けてしまう。安請け合いしてしまうところがミレシアン(つまり、あなた)のいいところ。この時点では「使途」も不完全であったため辛うじて撃退。荒療治ではあったが幸いにもアルバン騎士団の神聖力もミレシアンに適合し、完全復活を果たす。
  • 物語終盤、先覚者 達の策で再びタラ王城深くにまで「使徒」の侵入を許してしまうが、すんでのところでミレシアンによって救出。
    その折には護衛の言葉も聞かずに「エリンの神々の力を得たミレシアン」と「エリンに訪れた異形の神々の力を得た使徒」との戦いを間近で見届ける。
    • 傷ついても強大な敵に立ち向かうミレシアンを、ほかに手がなかったとはいえ、戦いに駆り出した手前黙って立ち去ることができなかったのだろう。
      立場を考えれば軽率ではあるが、そうした際にも冷酷な決断が下せないという姿にあふれるヒロイン力を感じたミレシアンも少なくないはず。ジェネレーションをまたいで発揮されるそのツンデレパワーにはマビノギ正ヒロインの呼び声も高い。
G22 APOCALYPSE
  • CHAPER7 APOCALYPSEではエイリフ王国の長として堂々たる威厳を纏った姿で登場。
    ウルラ大陸を舞台に、ひそかに広まりつつある新たな脅威を前に「調査団」を結成。そのリーダーとしてミレシアンを任命する。
    • その理由も「エイリフ王国の治安や秩序、民心の安定」といった為政者からの視点と「困っている人を助けてあげたい」という個人からの視点の両方からであることが語られている。
      つまり為政者としてプラス・マイナスのドラスティックな判断だけではなく、また一個人としての私情や感傷ではない非常にクレバーな判断力を備えたことが見て取れる。
  • かつての約束「民に頼られる良き王になる」という誓いを果たすためにミレシアンに協力しろ、と自身を盾になかば脅しのような要求。しかしその裏側にはミレシアンへの強い信頼と「そうなってみせる」という決意表明でもある。
  • 立場上「エイリフ王国の女王」と「ミレシアンに信頼を置くエレモン」の顔を使い分けるしたたかな姿を見せるあたり、玉座を取り巻く駆け引きで鍛えられたのだろう。一方、本音と建て前を使い分けなければならない彼女の気苦労もいかほどか。
    • ミレシアンに対しては「女王として命令」しつつ「エレモン個人としての気持ち」も見せてくれるなど、魅力的な姿はもはやツンやデレを通り越した強い『絆』さえ感じさせる。
G23 TEMPEST
  • G22に続きもちろんG23でも登場。エリン全土に爆発的に広まった謎の疫病とミレシアンにまつわる噂、新たな脅威の影からエイリフ王国を守るために指揮を執る。
    そもそもの発端はティルコネイルでミレシアンとベインの再会、2冊目の「黒い月の黙示録」の発見だったが、ティルコネイルはエイリフ王国の影響下にないため初動で後手に回ってしまった。そこで忠臣マルエードをミレシアンに付けることとなった。
  • 行く先々でマルエードが「エレモンはエリンの人々を気にかけている」という旨を話して回る。これはマルエードが(指示を受けていないという意味では)嘘であるが、一方でエレモンが日頃からエリンの人々の安寧と平和を願っていることは事実であることから、まるきり嘘というわけではない。マルエード個人の気持ちもあるが、ここまで持ち上げられているのを見るのは付き添ってきたミレシアンとしても鼻が高いのではないだろうか。
  • 今や押しも押されぬエイリフ王国の女王として立派に一人前となったエレモン陛下。しかしミレシアンの出立前には凛々しい姿で勅命を下す一方、帰還したミレシアンには「今どこにいる?雨が止んだから戻ってこれるよね?早く戻ってきて」とJKのショートメールのような気軽な文面でクエストを寄越してくるわ、(相変わらず)無茶をするミレシアンをあたふたと叱ったりなど、愛嬌と威厳を身に着けている。
G24CLIMAX
  • G24ではなおも続く「黒き月の教団」の脅威に対抗すべく、ウルラ全土はもちろん海を越えたイリア大陸のエルフ・ジャイアントにまで大規模な協力関係を築くべく奔走する。
  • 最近では執務室から出ることもあまりできず、また王党派と教会派との対立に頭を悩ませており、ストレスがかなり溜まっている様子。それでもミレシアンの顔を見ると「疲れが吹き飛ぶ」と笑ってみせるなど、最近では健気さも身につけた。
  • G24では悪夢にうなされる人々が続出し、彼女も日々の激務に加えて睡眠不足でかなり無理をしている。
  • 新たに明らかになった「黒き月の教団」と「ハイミラク教団」の関係、またハイミラク教の教義やエイリフ王国の正教であるライミラク教団との関係から苦しい立場に立たされてしまう。
  • 黒き月の教団の影響が大きくなりつつあるイリア大陸との協力を強めるとともに、国内の悪夢問題やそれに関連した不安の高まりといった多くに対処するために忙殺されていたが、前編のラストでついに過労で倒れてしまう。
    • なお、このときにエレモンが倒れるというショッキングなシーンのはずが、棒立ちのまま何も起きないというバグがある。
  • しばらく戦線離脱していたが、ミレシアンが悪夢問題の根本を解決したことで復帰。G24のラストでは居城にまで肉薄されるものの3種族同盟軍によって辛くも撃退。城の守りを固めるではなく、国内の連携やエルフ・ジャイアントとの協力関係に重きをおく「エリンの守りを固める」方針で黒き月の教団に対抗していく。
G25 HYPERNOVA
  • G25では黒き月の教団「謎の亀裂」によってさらなる窮地へと追い込まれる。
    「謎の亀裂」はエリン各地に突如現れ、他の場所と繋げることで多くの魔獣を送り込んだり、黒き月の教団の移動手段に用いられていた。亀裂はある程度時間が経つとひとりでに閉じてしまうが再び開くこともあり、防ぐ手立てがなかった。
  • 亀裂の現象はウルラ大陸だけでなく、イリア大陸にも及んでいることを知り、エルフ・ジャイアントとより強く結びつき、「オールエリン」で対処にあたる。しかし神出鬼没の亀裂の前に後手に回らざるを得なくなり、苦境に立たされていた。
  • 長らく王党派と法王庁派とで対立してきた宮廷だったが、法皇エタンの協力を得、さらに徹底した秘密組織のアルバン騎士団までもがエイリフ王国のために立ち上がったことで一気に好転。これまでウルラ大陸に張り巡らせていた防衛網やエルフ・ジャイアントとの強固な協力関係が功を奏し、亀裂への対処がこなせるようになりつつあった。
    • しかしこの対処自体が(エレモンの知るところではなかったのだが)実は黒き月の教団の罠であり、ミレシアンを信頼するあまりその裏をかかれる事になってしまった。
  • 黒き月の教団にまつわる出来事が全て終わったあと、エイリフ王国は内外により強固になった。あるいは、これこそがハイミラクの望んだ「世界の成長」の証だったのかもしれない。
    • 長らく関係の良くなかった法王庁との関係も、エレモンとエタンが直接対話を設けたことで大きく改善。交流のなかったイリア大陸とも強固な協力関係を築き、アルバン騎士団やZERO英雄達までもが(条件付きではあるが)協力を約束するなど、(棚ぼた的な側面もあるものの)間違いなく歴史に残る業績を次々と成し遂げている。
  • プレイヤーからは余り意識されていないが「エイリフ王国の王位継承者争いに既に英雄として知られつつあったミレシアン(基本的に最新メインストリームは実装された全てのメインストリームをクリアしているミレシアンの扱いで進む)がエレモンを支持して参加した」と言うG16はエリンの歴史から考えた場合には重要な点だったりする。エレモンともにルーを討つ事を選んだ。静観せずに継承争いに干渉した事でエリン住民、社会からの評価はエイリフ王国側の者、エレモンを擁立した者、王党(エレモン)派と言う事になる。G25ではその辺りが強く出されているのか何人かが「あなたの王さま」と言う感じの表現を使い法皇エタンも「遠征隊に参加する者を法皇庁のものだかと言ってつれなくしないでください」などと言う。
  • とはいえ、『C4:シェイクスピア』では「エイリフ王国の後継者争い」という表向きの物語に対し、エリンそのものの興亡にも関係するメインストリームをめぐる思惑やベラの存在といった裏側の物語があり、そうした事情を知らない人々からは「ミレシアンが能動的に後継者争いに介入した」と思われている(実際はエレモンの「善き王になる」という決意を後押ししただけで、本当の目的は女神モリアンベラによるソウルストリーム破壊の阻止)。
  • また、一般的な治安の維持には王国の兵士達一人ひとりの働きがあってのものではあるが。フリーの立場であるミレシアンが強大な驚異に大して最前線に立っている現状は、ミレシアンへの過剰な依存、一種の堕落も発生する問題も(当然彼らには対処できるものではないのだが)起こってしまっている。
    • ネヴァン、モリアンの支持やパラディン、ダークナイトのようにシステム的に制限が有る訳ではないがエリンの社会的評価としては自由な一人の冒険者と言う立場はG16以降は無くなっている

アルカナ(複合才能)への関わり

  • 全世界的な脅威に備え、より優秀な人材の発掘、および育成のための能力開発事業として立ち上げたものが複合才能アルカナの始まり。
    アルカナの概念はトゥアハ・デ・ダナンにはないものであったが、ミレシアン(あなた)がその可能性を見せてくれたことで将来性を確信。考案者であるレイールを採用。
  • 新規事業をはじめた理由は3つ。危機対応のための人材育成・国民全体の能力向上と、王室の権威向上、そしてミレシアンの負担軽減である。
    • これまではミレシアンという英雄が主導して危機を乗り越えてきたが、それでも多くの犠牲や悲劇を避け得なかったことから、できる限りのことをするべきと思い立ったのだとか。
      王党派・教皇派という王国内の勢力争いはもちろん、あらゆる勢力から独立する必要があることから、女王が直接管理する事業として私財をなげうって行っている。
      また、教皇エタンの協力もあって王党派・教皇派とも表向きの対立は沈静化していることや、アルバン騎士団、ZERO英雄達の存在もあって王国の発言力を高めるには絶好のチャンス。
      そしてなにより…幾度も窮地に陥りながら、一度も諦めることなくエレモンを、エリンを支えてきたあなたを気遣ってのこと。
    • 新規事業の説明からアルカナに携わるまで、様々な会話の折々にちょくちょくデレを挟んでくる。

その他

  • G16S2アップデートでエレモンの衣装、靴、ティアラ(王冠)、かつら、かつら&ティアラがイウェカの水晶玉のラインナップに追加された。非常に細かく作りこまれた逸品で、豪奢ではあるが繊細なフォルムはさすが王女の衣装といったところか。
    それらのすべてが染色可能。また最近のNPC衣装に多く取り入れられているように、両手が素手の場合には特殊な待機モーションがある。コスプレマニア垂涎である。
  • 先んじて実装されていたG16NPC衣装のうち、スカアハの衣装、オーランの衣装もかなりの高額で取引されていたが、このエレモン衣装はその中でも一桁違うレアリティを誇っていた。
    • 余りにも流通量が少なすぎたためか、期間限定で、100種類の出現アイテムのレアリティの等分化を行ったイウェカの水晶玉によって相当数が市場に出回るようになり、高額衣装としての希少性は崩壊したといってもよい(それでも値崩れした衣装の中でも高いほうではある)。これを運営の暴挙と言うプレイヤーもいれば英断と言うプレイヤーもおり、このあたりは悲喜こもごも。とはいえ、これだけ出来の良い衣装が殆ど人目に付かないというのもやはり残念ではある。
      しかし、普段からどのくらい出現率を低くしているのかがよく判るというものだ。
  • 例のキーワードに対しては、斜め上な反応だったり耳が痛い言葉が飛んでくるNPCばかりな中、オアシスとも言うべき理想的な反応が返ってくる。

    な…何だって?
    (彼女は頬を赤く染め、小さく呟いた。)
    ブルジェラが…その…えっと…私もそういう時期が来るだろうと言ってたよ。
    覚えておけよ!○○が私をバカにした事、後悔させてあげる。

    マビノギの女性NPCのなかでは控えめだが(性格の話ではない)、自覚しているらしい。
  • 精霊が宿るキャンプファイアが実装されたが、エレモンを招待した場合のお礼状は「久しぶりに会えて嬉しかったよ。招待してくれてありがとう。私も外に出るのは久しぶりだったし。フフッ。次も楽しみにしているわ。」のメッセージをもらえる。
    • お礼に10cmダイアモンドをもらえるが、ダイアモンドの説明は宝石の王、七色に輝く美しい宝石とあるので、エレモンらしいといえる。
  • G25ではマルエードから、時々「変装して噂のスイーツを食べに行こう」と持ちかけてくるという話が聞ける(もちろんマルエードは断っている)。今や押しも押されもせぬエイリフ王国の国王だがやっぱり女の子?
    メインストリームの進行によって変化する項目
    • G25第二部をクリアするとキーワードで「マルエード」が入手できるのだがG16クリア済みならば城に常駐しているエレモンに使っても「君は本当に変だよ。訳が分からない事ばかりいうもん」など汎用セリフが返ってくる。かなしいなぁ
    • G16や執務室にいるエレモンに話しかけた際の説明が「エイリフ王国の後継者らしい風貌が全身から溢れる姫様。雪のように白い肌とは対照的に、淡い紫色の瞳は強烈なエネルギーで燃えている。」だったのが、C7になると「エイリフ王国の国王という名にふさわしい威風堂々とした存在感が小さな体を覆っている。雪のように白い肌とは対照的に、淡い紫色の瞳は強烈なエネルギーで燃えている。」となった。前半部分が姫様から国王にふさわしいと変更されました。涙
  • 2021年の16周年NPC人気投票では5位を獲得。ちなみに1位は大本命のナオ。2位はベイン、3位にアルター、4位にトルヴィッシュと続き女性では2人目。マビノギの顔で別格のナオは仕方ない考えれば実質女性陣の1位*1

*1 この手のゲームではたいてい女性キャラクターが上位を占めるものだが、マビノギは男性陣の奮闘が目立つ。もちろん彼らが圧倒的に魅力的であることは当然だが、マビノギでは公式カップルが結構ある。パートナー持ちはどうしても人気が下がり気味になる傾向にあるが、エレモンはむしろ公式でミレシアンをパートナーとしている傾向があるので、そういった背景も追い風になっているものと思われる。