カウンター

Last-modified: 2016-09-18 (日) 19:35:16

カウンター【かうんたー】

  • カウンターアタックの略称。
    なのだが、正式なスキル名を口にするのは極稀。単に「カウンター」と呼ばれるのが一般的である。
    • 現在ではランスカウンターカウンターパンチと「カウンター」を冠するスキルは3つあるのだが、どれも「ターゲット指定型の近接攻撃に対する反撃」という点で共通しており、この差異を気にするプレイヤーはほとんど見られない。

概要

  • 相手の攻撃力を自分の攻撃力に上乗せして反撃を行なう攻防一体のスキル。最も重要な戦闘スキルの一つ。
    自分の攻撃力は「近接攻撃」で計算されるため、遠距離武器の攻撃力は適応されず素手扱いになる。
    • 相手の攻撃力を上乗せするので、相手がスマッシュを使用したり、こちらの防御が極端に高くても、カウンター成功時のダメージには影響しない*1。逆に言えば、相手の攻撃力がそれほど高く無い場合だと、あまり大きなダメージを返せない事になる。敵によってはカウンターよりもディフェンスで防いでアタックで反撃する方が撃破時間が速いことも多い。これはゲームの傾向が変遷し、影ミッションなどの「高防御・低攻撃」の敵が増えた昨今では割りと重要な選別である。
  • 相手の攻撃がクリティカル扱いだった場合、(カウンターに成功すれば)カウンターにもクリティカルが発生する。故にプレイヤーペットがクリティカルを覚えていない場合でも、カウンターではクリティカルが発生する可能性がある。
    • ただし、敵の攻撃によるクリティカルでのカウンターはダメージは増えない。あくまでも「自分のカウンター攻撃でクリティカルが発動」しなければ、ダメージが増える事は無い。
  • 使用中は常にスタミナを消耗する。スキル使用中はポーションを使用できないため、最大スタミナが十分に確保されていない内は、長時間のカウンター待機は自殺行為になる。一定のランクになると準備時のスタミナ消費は増えるが、待機時のスタミナ消耗は減少する。安定してカウンターを行なうには最低でもランクCにしておくのが無難。
  • カウンターの仕様上の注意点として、カウンターが成立した瞬間から対象が接地するまでの時間、相手にダメージ判定が消失するということに留意しておこう。
    • これは「無敵」とは異なり、吹き飛んだ敵に対して攻撃が当たらない、または攻撃が届かないという現象。そのため範囲攻撃は当たらず、ターゲット指定形の攻撃も届かない(視覚上密着しているように見えるが攻撃ができない)。
    • しかし一方で一部のスキルはちゃんと当たる。アイススピアを始め、敵を瞬間的に拘束するスキルによって空中で凍結させてしまい、落ちてくるまで何もできなくなる光景を目にしたことはないだろうか。
      また、ウインドミルも座標次第で当てることはできるが、吹き飛び中の敵に攻撃を当ててしまうとダウンキャンセルを発生させてしまうことには要注意。

カウンターの種別

  • 魔法カウンター」と呼ばれる戦闘方法で使用されるのが最も一般的で基本形態。まずはこれを使いこなすことが、敵を撃破するテクニックの第一歩である。
    • 反撃可能なのは直接殴りかかる近接攻撃(アタック、スマッシュ、突進などの単体ターゲット指定形攻撃)のみで、それ以外の魔法を含む遠距離攻撃やミルに対しては完全に無防備。相手の行動を見極めるのが重要である。
    • 近接攻撃に対しての発動であるため、スプラッシュ範囲の広い武器がネックになる事がある。アタック対象の近くにカウンター待機中の相手がおり、且つそれがスプラッシュ範囲内に存在した場合、カウンターが優先され反撃を受ける。当然こちらの攻撃は無効化される。これはこちらにも同じ事が言え、有効な戦法になることも。
      • 例:ガーゴイルちょっかい対策に有効。メンバーが交戦中に他の個体から「!」を貰って警戒状態になった時、ガーゴイルのスプラッシュ範囲内に移動してカウンター待機を行なう。この状態で攻撃をされても、自分のカウンターが優先されて反撃。こちらと完全に交戦状態となり、メンバーの多タゲを回避できる。
  • しかしGENESISアップデートによって多くのスキルの仕様変更が行われた現在、IBCに代表される魔法カウンターは敵の移動速度によって成功率に大きな差異が生まれるようになってしまった。
    • このアップデートよりカウンターの準備時間は極端に短くなり、安定して「魔法によるアタック誘発→カウンター」のAI誘導がやりやすくなった反面、長いクールタイムが課せられるようになり魔法とカウンターのサイクルが安定して成立しづらくなってしまった。Renovationアップデートによってアイスボルトに鈍足効果が付与されるようになったため、GENESIS時よりは成立させやすくなったものの、オオカミ系などの俊足の相手に対しては依然としてクールタイムがネックとなっている。
    • そのためカウンターのクールタイムを稼ぐため「魔法→カウンター」のサイクルに「魔法→カウンター→魔法→ディフェンス→アタック」などのワンクッション置くことでサイクルを成立させるなど工夫が取られているが、ヘビースタンダー
      に対してはやはり成立しづらい。この場合は「魔法・カウンター・ウインドミル」など、強制ダウンを組み込むなど様々な手段が用いられる。

備考

  • さっきゅんにカウンターを当てると…?
    • 極めてどうでもいいが盗賊コボルドや盗賊ゴブリンなどにカウンターを当てても同じ現象が起こる。
      誰得。
    • クリティカルで当てることでインキュバスの角をへし折ったり、吸血鬼の服を剥いだりすることも可能。
  • 極々一部のモンスターの攻撃は反撃できない。


*1 スマッシュなどのスキルは攻撃力に倍率がかかるため。