クロウクルアフ

Last-modified: 2020-03-24 (火) 18:19:43

クロウクルアフ【くろうくるあふ】 Edit

Crom Cruach
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  • 破壊神と畏れられるドラゴン
    二度のモイトゥラ戦争でポウォール側の切り札として暴れ、人類を破滅の危機に陥れたという。
  • その戦力は作中文句なしの最強で、神々もその名を聞いただけで震えあがるほど。
    第一次では女神モリアン石化させ、第二次では神王ヌアザをも倒してのけたと伝えられる。
  • クロウには三日月、クルアフには塚という意味がある。マビノギ内のゴールドドラゴン「墓の三日月」はこれと重なる命名であるが、スタッフには何らかの意図があったのだろうか?
  • 元ネタはアイルランドに伝わる、ミレシアンによって信仰されていた豊穣神。聖パトリックによって信仰を禁じられ、その像は破壊された。この像と同定されている砕かれたメガリスが20世紀初頭に発見されている(Killycluggin Stone)。
    • ポウォールとの繋がりは本来希薄であるが、皆無という訳ではない。古代のアイルランドの信仰においてトゥアハ・デ・ダナンには農業を司どる神は存在せず、ポウォールがこの神性を担当していた。また、ルーの祖父は通常バロールとされるが、クロウクルアフの信仰をもたらしたティゲルンワスであるとされることもある。
    • クロウクルアフと竜を直接結びつける要素は、Killycluggin Stoneにも古文献にも全くない。聖パトリックがアイルランドから蛇を追放したとされること、異教の神像を破壊する事をキリスト教では「竜の頭を砕く」と呼んだこと、聖パトリックがWURRA WURRA(巨大な蛇)と呼ばれる神像を破壊した伝承がある事など、間接的には竜と関連付けることのできる点があり、近代では竜や蛇とみなす文献も現れた。
    • こうした点に目を付けて想像を膨らませたジム・フィッツパトリックは、自身の小説"The Book of Conquests"(1978)においてクロウクルアフをバロールと大胆に関連付け、彼によって呼び出された竜であると設定し、ヌアザなどを殺害したとした。
    • "The Book of Conquests"を「アイルランド来寇の書」の比較的忠実な再話と勘違いした新紀元社の書籍によって、フィッツパトリック独自の設定は「アイルランドの正統な神話」として日本に紹介されることになる。この新紀元社の本は日本に留まらず、韓国でも翻訳された。ブリューナクといい、アイルランド神話に新紀元社が与えた悪影響は大きすぎる。
      • つまり、マビノギの「この」クロウクルアフは新紀元社によって原典とすり替えられた根拠によって生み出されたといえる。だが、やや異次元ながら擁護するのであれば新紀元社の取り違えががなければ「イリアのドラゴン」関連のエピソードはまるまる生まれなかった可能性もある。ひいてはルエリの生い立ちやThe Drama IRIAもなかったことになり、さらにはG19以降のアルバン騎士団関連さえもなかったことになりうる可能性を考えると、(文化的には大問題ではあるが)功罪あったと言えるかもしれない?
    • クロウクルアフは現代において完全に忘れ去られた神…という訳ではない。アイルランドでは現在でもこの神に由来した祝祭が行われているし、シュワルツネッガー主演の映画で有名な「英雄コナン」シリーズにおいてコナンが信じている神「クロム」はこの神のことを指している。なるほどコナンに信奉されているなら強いわけだ。
  • マビノギ英雄伝の方では杖を持った巨大な悪魔として登場する。伝説において「アイルランド王の偶像」という別名で呼ばれるクロウクロアハは、英雄伝のように人型で顕現する方がふさわしいのかもしれない。外見の他にも伝説から着想を得たとみられる攻撃も行う。英雄伝制作時にデブキャットが改めて神話を再取材し、これを忠実に再現しようと試みたことが伺える。
    「フハハエリンにお前らの居場所は無いはずだ」

G3ネタバレ

  • G3ラスボスとして君臨するが、その正体は「似せた石像」である。
    恐らくは平行世界である「あの世」のガイレフにあったと思われる「ドラゴン遺跡」から持ち出された石像と推測される。
    何を動力として稼動しているかは定かではないが、ポウォールはこれを用いてエリンへ侵攻し、人間を滅ぼそうと考えていたようであるが、その前にプレイヤーによって破壊される。
    起動には破壊の女神マハの力、あるいは古の契約を結んだ人間の生贄が必要らしいが、特に説明がないまま終わってしまった。
    このようなストーリーの不整合やブン投げ気味の展開は開発室長交代の影響とされ、C2以降のメインストリームでもチャプター末期に必ず起きている。
    ちなみに、ドラゴンの拠点はイリア大陸(ザルディン地方)であるが、何故海を跨いだウルラ大陸に彼を模した石像があったかは不明である。
    • マビノギ最初の硬直ダウン無効モンスター。以後、ボス級モンスターはこの仕様がデフォとなった。
    • G3ラストで戦う石像クロウクルアフの性能は、凄くHPを減らしたプレインドラゴン、もしくはデザートドラゴンそのもの。ウィンドミルを受けると一時的に行動をリセットする性質がある。
      この為、運が良ければPTメンバー3人によるミルで封殺することも可能だったりする。
      C3現在では、ゴーレム錬成半神化スキルなどの強力なスキルが揃っている為、プレイヤーの攻略手順の次第では、ラスボス(G1~G3、所謂第一期メインストリームのトリ)でありながらザコ扱いをされることもある、悲しい存在でもある。
      C5以降はキャラクターの火力インフレが爆発的に進んだ為、今現在は適当にスキル上げた程度のキャラでも瞬殺できてしまう有様。
    • ただし序盤のボスにも関わらず火力だけは異常なほど高く、C3~5までのボスを遥かに上回る。
      それどころかC6以降の強力なボスにも全く引けを取らない。
      適正レベルのキャラが2発食らえば軽く死ぬレベルであり、クロウクルアフの行動運次第で体感的な強さが大きく変わるボス。
      • ちなみにクロウクルアフとの戦闘はプレインドラゴンやデザートドラゴンよりも半年以上早く実装されているため元祖はクロウクルアフの方であり、巨大ボスの方は多人数参加の為に凄くHPを強化した使い回しモンスターである。
        が、大半のプレイヤーはプレインドラゴンやデザートドラゴンを先に目にするためどうしても上記のような印象になってしまう。
  • クロウクルアフ自身はブルードラゴンの長で、あの世に現れたのはルエリと接触する為。
    儀式は不完全ながらも目的には支障はなかったらしく、そのまま彼を連れて何処かヘ去っていく。

G8ネタバレ

  • ザルディンにてクルメナの奸計にはまり、ミレシアンに弱体化させられた挙句クルメナの一撃で葬り去られてしまう。
    ルエリは助けたようだが、そんなあっけなく死んでいいのかよ過去最強…。
    • 戦闘をするわけでもなく、イベントであっけなく死ぬ。
      演出もかなり地味なので、不満を持つプレイヤーも結構いるとか。
    • 2010年12月16日~2010年12月30日に販売されていた期間限定ランダムボックス「ベリタの古代遺物の地図」にクロウクルアフが関与していた。
      これは地図を使用すると「ザルディンの遺物」というアイテムが入手でき、これを9種類集めるとクロウクルアフが短時間だけ復活してレアアイテムを与えてくれるという演出であった。再度消滅する時のセリフは「縁があれば再び出会うだろう」。

G24ネタバレ

  • ベインの手で自我を持たない傀儡、ベインの従者として登場する。酷い縁すぎる(これはベイン個人の力よりもハイミラクの力が大きいが)。死体がザルディンの溶岩の中にあった影響なのか全体が赤黒くなり溶岩が流れてるような外見になっている。
    この黒い月クロウクルアフがG24 2部の最終ボスである。攻撃パターンが「クロウクルアフにクルメナの攻撃を一部加えた」と言う感じで自分を殺した相手とのミックスなのは皮肉な印象を受ける。敵としては攻撃サイクルが巨大ボスとは思えないほどに早くなっていて動き回るので攻撃するにも苦労する。メインストリームのボスの中では過去最強が現最強になって帰ってきた感じもある

外部リンク:WikiPedia.ja:クロウ・クルワッハ