ジャイアント【じゃいあんと】
- イリア大陸の北部ピシス地域に存在する種族、またはプレイヤーが操作するミレシアンジャイアントのこと。
2007年4月26日のC2G6アップデートにより実装された。 - ジャイアント(巨人)の言葉通り体が大きく、10歳でも人間やエルフの17歳の状態に比べて背が高い。
- 男性ジャイアントは筋肉質で肩幅が広く、がっしりとした体形が特徴。
一方の女性ジャイアントも体格は大きいながらグラマラスな美しさが際立つ。 - ジャイアントキャラクターが未作成であれば、種族支持をすることで無料で1キャラクター作成することができる。
(ただし初期キャラクターがエルフの場合は不可能。詳しくは種族支持参照)
特徴
- ジャイアントは、人間よりもライフ・スタミナ・Strが秀でているが、マナとINTが非常に少ない。
この特徴に合わせて近接攻撃を重視したスキル構成になっており、特化した専用の武器がいくつかある。- 両手鈍器や両手斧、ナックルも、当初はジャイアント専用の武器だった。それ以外にも片手鈍器で二刀流ができたり、両手剣やランスを盾と同時に装備できたり、盾がなくても突進を使えたり等、近接技能に関しては他種族とは一線を画す。
- 反面、遠距離攻撃は得意ではない。非常に強力な投擲を習得できるものの癖が強く、常用はできない。また魔法も前述の理由から不得手な部類に入る。
また弓関連のスキルはDexを大幅に高めるものである為、それらを習得できないジャイアントは結果的にDexも他種族より低めになる。 - 装備可能な衣類や防具に種族専用の物が多く、人間やエルフとの間で使いまわしにくい。それでも時が経つにつれ共用可能な装備も増えている。
- 作りたてでもある程度の火力とライフがあるため、BOTで利用される例が多い。
- こう言った仕様とは逆に設定では神の祝福を受け記憶力が非常に高く忘れる事が無い等の設定があったり古代技術を発掘しデュアルガンの開発を行うなど知能、技術は高い。この辺りからステータスは戦闘スキル関係での得手不得手のみを扱っているようだ。
- エルフと同じく後から追加された種族であるため、プレイヤー人口は少ない。
また人間とスケールが違うためか共通した髪型などがなく、メイキングで使えるキャラクターパーツは少ない。そのぶんアップデートが盛んな種族でもある。
- 移動速度は人間より若干速く、エルフより遅い。
- ピシスに生えている一部の木を叩くことで木をへし折ることができ、折れた丸太を武器としても使うことができる。
- ジャイアントキャラクターがペットを召喚すると、通常よりも大きなサイズになる(巨大化する)。
逆に言えば巨大化させていないペットには乗れない。
- 上記イラストのように種族支持でジャイアントを支持している人間を肩に乗せることができる(同じPTに属していなければならない)。微笑ましい光景であるが戦闘行動が出来ないので注意。
- あまり知られていないが、実はジャイアント支持の人間キャラでNPCのジャイアントの肩にも乗ることができる。やり方は対象NPCを右クリックし「乗る」を選択。
場合によってはとてもシュールな光景が見られることも。変身して乗る、ダメ、絶対。
- あまり知られていないが、実はジャイアント支持の人間キャラでNPCのジャイアントの肩にも乗ることができる。やり方は対象NPCを右クリックし「乗る」を選択。
- その他の特徴はmabiwiki:ジャイアント参照。
実装から女性ジャイアント登場まで
- プレイヤー用のジャイアントは男女ともに企画されていたが、女性ジャイアントの造形が開発内で不評であったため男性のみ先行する形で実装されたという。
そのため、G6初期に存在する女性ジャイアントはNPCのキリネのみであった。- これについては韓国「GAMEABOUT」のインタビューにあるが「馬だと思ったら女性ジャイアントだった」と語っている。髭まであったそうで「さすがにこれは…」と実装が見送られたらしい。
- ファンタジー作品の古典といわれるJ・R・R・トールキンの「指輪物語」に「ドワーフ(Dwarf)」という種族があるが、この種族の女性も髭を生やしている。このドワーフもエルフに敵対している事や屈強な身体を持つといった設定があり、またファンタジー作品ではポピュラーな種族であったため、この要素を取り入れようとしたのかもしれない。プレイヤーの間でもエルフの実装が発表された当初は次にドワーフが来るかと予想する反応もあった。
詳しくはWikiPedia.ja:ドワーフ参照。
ちなみに古典ファンタジーにおけるジャイアント(巨人・巨神)はマビノギでいうとオーガやトロール、サイクロプスのように怪物扱いな例が多く、巨大な人間という例は少なかった。
- ファンタジー作品の古典といわれるJ・R・R・トールキンの「指輪物語」に「ドワーフ(Dwarf)」という種族があるが、この種族の女性も髭を生やしている。このドワーフもエルフに敵対している事や屈強な身体を持つといった設定があり、またファンタジー作品ではポピュラーな種族であったため、この要素を取り入れようとしたのかもしれない。プレイヤーの間でもエルフの実装が発表された当初は次にドワーフが来るかと予想する反応もあった。
- これについては韓国「GAMEABOUT」のインタビューにあるが「馬だと思ったら女性ジャイアントだった」と語っている。髭まであったそうで「さすがにこれは…」と実装が見送られたらしい。
- 先行する韓国で実装された際もプレイヤーから女性ジャイアントの実装を望む声が多く寄せられ、実装されることになった。
(4Gamer.net ― マビノギ開発者インタビューより)
- 日本でG6が実装されるころ韓国ではG6S3のアップデートで女性ジャイアントが実装された。当初は日本もG6S3まで待つことになるかと思われたが、続くG6S2で女性ジャイアントを組み入れたアップデートが行われた。
ジャイアントリニューアル
- 2010/09/16(G12S2)のアップデートで全体の容姿が大きく変化、まったく別物というほどに変更が加えられた。
開発元でも変更の意志は強かったようで「時代に即した変化を」と、スリムな体型・端麗な容姿へと変貌を遂げた。
同時にモーションも変更が加えられ、男性ジャイアントが素手の状態で腕組みをするパターンが追加された。両の踵を揃えて立つ女性ジャイアントのポーズもここからとなる。
公式:9月16日のアップデート内容について
4Gamer.net ― マビノギ開発者に聞く,その内容と今後の展開について
- しかし、これまでのデザインを好んで使っていたプレイヤーには変更を嘆く声もあり、新旧デザインを選べるようにしてほしかったとの意見もある。
ゲームデザイン的には服などのアイテム追加の際にデータを余分に作る手間が発生するため、この変更は仕方ない部分でもある。- この変更から一時期、ジャイアントをモデリングの素体としていたポウォールコマンダーやシャドウウォーリアといったポウォール勢も同様のリモデリングがなされていたが、いつしか元に戻されていた。
ジャイアントNPCも新デザインが使われたが、一部は旧モデルのまま(専用デザインの可能性もある)である。このあたりは風格といったキャラクター付けのためであろう。- 旧デザインを愛する一部のプレイヤーは転生と同時に肉などを食べまくり、無理やり体型を太くして以前のデザインに近づけてるとか。
- ちなみに装備品のテクスチャが精細なものへグレードアップしたのはC2から。そのためC1時から存在しているアイテムと比べると、明確にそのクオリティに差があることがわかるはず。
だが、エルフは人間と衣装を共有することができた(言い換えれば使いまわしだった)ため、それほど大きなグラフィックの変更が実感としてなかった。しかし、ジャイアントが装備可能な防具はすべて専用品のため、C2から新規に作られたものとなっている。そのためほとんどの装備品が非常に精細・美麗に描画されており「開発はジャイアントにものすごく力を入れているらしい」という憶測が出回り、多くのミレシアン達が「次世代の先導者」としてジャイアントを選んだという。- その後、どのような苦難の道のりがあったかはここでは記載しない。古株のジャイアントに当時の話を聞いてみるのも面白いだろう。
- この変更から一時期、ジャイアントをモデリングの素体としていたポウォールコマンダーやシャドウウォーリアといったポウォール勢も同様のリモデリングがなされていたが、いつしか元に戻されていた。
関連項目
ジャイアントのNPC
- ゲパルト:現ジャイアント国王の先代
- クリューグ:ジャイアントの王
- キリネ:ジャイアントの女王
- カルペン:クリューグの妹でタルティーンにいる
- アート:吟遊詩人キャンプの楽器修理担当
- アルジュル:ベルファスト島ミキネス絶壁奥
- ウルメン:スカアハ偵察キャンプの武器屋
- カドック:カブ港の魚屋
- ゼダー
- タウネス
- ダウラ:The Drama IRIA第4話から登場
- タモン:カブ港NPC。肩に乗れる。
- ドゥール:カブ港NPC。肩に乗れる。
- バイデ
- バンスト
- マスターシェフ:公式にはジャイアントとの記述はないが、モデリングはジャイアントのそれである
- モナット:ベルファストの1日クエスト担当NPC
- ロバート:イメンマハ人形工房客
- ジャイアントガード
- ジャイアント近衛兵:カルペン両隣
- ジャイアント補給兵:カルペン斜め前
- 偵察隊員:スカアハの海岸入口、オーラン横、眩惑の森南側・東側
スキル
その他関連項目
- メルエル:ジャイアントのチュートリアルクエストを担当するNPC