タウネス

Last-modified: 2023-05-09 (火) 05:40:04

タウネス【たうねす】

Taunes.jpg

  • ピシスの武器職人。
    かつては戦場の最前線に立ち、フィリアのエルフたちとの戦いを率いていたが、そのさなか目を負傷、戦場を退き現在は半隠居状態。
    視力は現在も日に日に衰えている状況で「そのうち何も見えなくなるだろう」とは本人の談。
  • 健康だった頃はどれほど強かったかといえば、ジャイアントはおろかレッドドラゴンにまでピシス最強と評価されるほど。
    とあるクエストでその力の片鱗を見ることができる。
    • 一方小さいころはビビリだったらしく、スマッシュもまともに入れられなかったとか。
  • でもちゃっかりエリン武闘大会には登場。
    お前本当に目悪いのかよというくらい的確にミレシアンを高速識別してブン殴ってくださる。
  • エルフアトラタとは強く意識しあっており、たとえ敵対種族の者(エルフおよびエルフ支持の人間)であっても、
    アトラタ絡みのクエストで訪ねた時だけはジャイアントガードを呼ばないというおちゃめさを持つ。
    • 逆にクエストにかこつけてアトラタの様子を見に行かせたりすることも。
  • そういったこともあってピシスでは珍しい厭戦派。
    かといってエルフに理解があるかというとそんなことはなく、アトラタ以外のエルフには軽蔑を露わにした態度を見せる。
    • アトラタがジャイアントに多少の理解を示しているのとは対照的である。
      育ちの違い(かたや英雄、かたや被差別者)から来る温度差か、あるいはアトラタを迫害したことを恨んでいるのかもしれない。
  • ゼダーを脅威以下(つまりは泥棒)としか認識していない。
  • 戦士としては一流であるがバンストが言うには下戸らしい。
    だが酒が飲めなくとも漢らしいので良しとする。
  • ゲーム内旧モデルは頭だけ別な生物みたいで非常にアンバランスだったが、
    G12S2のアップデートで新モデルになり違和感が払拭された。
  • 実は左利き。本人曰く「心臓に近いほうの手だから」らしい。
  • G14S2のアップデート以降、グレートソードを手に持つようになった。
    • 一枚絵やG8のエンディングで明らかなように彼の愛剣バスティアンはクリーバーである。
      いったいなぜグレートソードなのだろうか。
  • 理由は定かではないがヒルウェン工学のことを嫌悪しているらしく、彼に献呈すべく作成されたデュアルガンを見向きもしなかったという。
    • イリアの古代技術はイリニドの力によるものであり、デュアルガンも現代に蘇ったロストテクノロジーであることを考えると、おそらくヒルウェン工学も元々はイリニドによって開発されたものなのだろう。イリニドを嫌悪している彼がイリニドの技術を用いた武器を拒むのも無理はないかもしれない。
    • …しかし、上記の話を抜きにしても目を悪くしているタウネスに(いくら射程が短いとはいえ)銃などという精密射撃が必要で相手の目視が必須な武器を贈呈しようとした技術者たちにも問題があるのではないだろうか。
    • 技術者達は単純に武器の生産者、鍛冶師への敬意を表すために贈ったのかもしれない。現実にも日本の刀工にアメリカから来た銃砲師がその技術に感銘を受け、自身の最高傑作を贈ったという例もある(逆のパターンもある)。その点から推察すると、見向きもしないというのは彼らしくない。
      もしかしたら自分が発想だにしなかった新たな武器の凄まじい性能を直感し、鍛冶師としての負けん気が出てしまったか?
    • 別の線では、デュアルガンの秘めた恐ろしさに気づいたのではないかという説もある。
      タウネスは表立ってではないが厭戦派であり、エルフとの抗争に積極的ではない。そこへ持ってきて「簡単に扱える強力な飛び道具」が登場すれば、再び戦争の機運が高まると危惧したのかもしれない。
      また、ジャイアントは近接武器を最良として好む傾向にある。これは強靭な肉体を持つジャイアントにとっての自負であり、絶対的な優位性を最大限に活かす当然の選択であるが、「自分が傷つくリスクを犯して戦う」という覚悟を問うものでもある(ピシスジャイアント達がエルフをことさら嫌うのは、相手と自分の手が届く対等の距離、対等の条件でのフィジカルな殴り合いをしないから。彼らにとっての戦い(近接戦闘)とは殴り殴られる会話のようなもの。それゆえに弓で遠くから一方的に「言葉」を投げかけてくるエルフとは対話が成立しないからだ。)。
      そのため「誰でも使える便利で強力な遠隔武器」「自分が安全なところからペシペシ一方的に攻撃する」ような戦い方を最強と讃えられたタウネスが許せるはずもない。これはある意味では便利なものを何でも使おうという革新的な思考のジャイアント達と、古い伝統に重きを置く保守的ジャイアント達とのギャップになっている点が指摘されている。

♪BGM「一刀両断」