チート

Last-modified: 2021-04-18 (日) 15:14:20

チート【ちーと】

※必要以上にチートの拡大解釈や使用に関する容認の編集が時折行われています。
チートは公式にも禁止されていますが、一方で公式が提供しているものはチートには当てはまりません。※
Cheat:ズルをする、騙す

  • 一般的にゲームなどのプログラムに対して外部から手を加え、製作者が意図しない動作をさせること。
    本項では公認でないものについてのみ述べる。
  • コンピューターゲーム業界ではオンライン・オフラインを問わず行われるが、特にオンラインゲームに対しては外部ツールを使い、クライアントを改ざんするなどして、本来起こり得ない現象を起こすことを指す。データをやりとりするデジタル分野においては情報の改ざんは当然予想され、対策し、しかしそれらをかいくぐって不正は行われている。
    • 略して「升」とも言う(「チート」の文字を縮めたように見えるため。チート→チート→升)。
      これに手を出す者をチーターと呼び、RMTBOTと並んで忌み嫌われる。ゲーム上に於ける不公平感もさる事ながら、チートによってバグを誘発し、無関係なプレイヤーのキャラクターデータを破損させる事もありうるからである。
      通りがかっただけでアイテムが消えた、キャラクターデータが消えたなどは実際にあった話である。
    • オンラインゲームの規約では外部ツールの使用は明確に禁止されており、不正行為として処罰される。

チート?便利ツール?

  • マビノギにおいては、「魔法」と称したツールで収集した本来取得できないデータを公開しているサイトや「便利ツール」と称してダンジョンの地図を表示したり、遺物の場所を可視状態にするツールなどが存在する。
    ゲームプレイ上は確かに便利ではあるが、これらもチートに類するツールとして一般プレイヤーには認知されている(色々と騒ぎがあって有名になってしまったため)。
    • 後述するようにチートの扱いは線引きが非常に難しいが、これらに関しては99%黒と言いきって差し支えない。
      加えてゲーム内経済やパワーバランスの破綻・インフレなどを招く可能性もあり、結果としてゲームそのものの寿命を縮めてしまうリスクも孕んでいる。
      そして敢えて言うまでもない事だが、アカウント停止処分というリスクも当然存在するのだ。
    • 最悪の場合、一緒に遊んでいるプレイヤー達にも飛び火する可能性もある。「チーターのいるギルド」という評判が付けば、ギルド自体はもちろんメンバー達も「チーターの仲間」」のレッテルを貼られ、肩身の狭い思いをすることになる。そこまでのリスクを負うべきかどうか、よく考えてみる必要がある。
    • マビノギのプレイヤーは他タイトルのそれ以上にツール類に対する嫌悪感・忌避感が強く*1、これら諸々を話題にする事自体がタブー視されている。ただしこれは黙認を意味するものではない事に留意されたい。
  • その他のタイトルにおいては、通常のプレイに於ける情報開示の補助・利便化に特化した、“サーバーに負荷を掛けずゲーム内外利益の占有にも繋がらないツール”に関してはチートの範疇に含めない、とする解釈も根強い。とはいえ、グレーゾーンの域を出ないことには留意されたい。
    • 某国産オンラインゲームで外部のDPSチェッカー(ダメージ計測ツール)を用いたプレイヤーがアカウント制裁を受けた。これはサーバから帰ってきたダメージ関連のデータを集計・表示するだけの「サーバに負荷をかけず、ゲーム内外利益の専有につながらないツール」だったが、「不正ツール」として処理されている*2
    • 一方、別の某国産オンラインゲームの運営スタッフは、クライアントの改造を伴うようなあからさまなチートに関しては「徹底排除」を宣言してはいるものの、そうではないツールに関しては「聞かれたら駄目と答えるしかない」と解釈の余地を残すような発言をしている*3
      とはいえ最大限都合よく解釈しても黙認の域を出るものではなく、公然と使用しようものならアカウント制裁を受けることは免れようもない。
  • 2014年6月25日にNEXONがサービス提供している「サドンアタック」にて、3名が外部プログラムによる不正行為(チート)による「電子計算機損壊等業務妨害容疑」で書類送検された。
    この事から判るように、現実に罪として問われる事もあるということを念頭においておこう。
    • 憶測に過ぎないが、この対処は「料金を支払わずに課金アイテムを使用可能にした」というチートが決定打であったものと思われる。「そこまでやらなければ大丈夫」という話ではないが、一つの目安になったとは言えるかもしれない。
    • マビノギを運営するNEXONが行ったということで、多少なりとも抑止効果が期待されているが、所詮は一時的なもの。プレイヤー側のモラル向上と厳罰の徹底でしかこの問題の縮小は不可能であることは、他のオンラインゲームから見ても残念ながら明らかである。

チート「級」

  • 転じて、通常のプレイでは現実的に実現不可能な強さを持つキャラクターやアイテムなどを揶揄する場合にも使われる。特にNPCを指して言う場合が多いようだ。マビノギでの代表的なチート「級」キャラクターといえばマウラスなどが挙げられる。
  • マビノギをはじめ、あらゆるオンラインゲームはアップデートを通じてゲームバランスを適宜調整されている。その結果、あるタイミングの前後で「強さ」の境目が生じることがままあり、その大きなギャップを指すこともある。
    その意味では、サービス開始直後と比較して現在のマビノギの装備やスキル群は十分「チート級」になっている。

チート?

  • マビノギには特殊な処理やAIによって時折プレイヤー側に非常に有利な動作を起こさせることが可能。仕様の穴とでもいうべきその挙動は、微妙なところではあるが現在においても修正されていないケースが散見される(凍結が特に有名)。そのため「仕様」なのか「バグ利用」なのか、はたまた「チート」なのかの判別が非常にしづらい。
  • 大抵は指摘した人の勝手な思い込みか僻みである。概ね無知や無理解からこのように無用な嫌疑をかけられることはしばしばあるが、不正行為を行っていないと胸を張っていえるのであれば、胸を張って使えばよい。
  • 指摘する側も安易にチートチートと喚けば自分の無知をひけらかすことになりかねない。相手に迷惑をかけるのみならず、自身にも返ってくることは重々承知しておこう。

ビーター

  • 大人気小説で、後にアニメ化し、マビノギともタイアップをした「ソードアート・オンライン」でもチート、チーターの話題に触れており、これに関連して「ビーター」という用語が存在する。
    • 詳しい説明は原作に譲るが、一言で言えば「ベータテストにおいて先行して情報を手に入れられたプレイヤーに対する蔑称」である。語源は「チーター」と「ベータテスター」を掛け合わせたかばん語。
    • 先述した「勝手な思い込みと僻み」の解りやすい例であり、オンラインゲームにありがちな新参と古参の格差、それに端を発する溝の深さがよく現れている言葉と言えるだろう。
  • 余談だが、作中ではベータテストに参加し、先行して得た情報を元に効率的な「稼ぎ」ができるプレイヤー達は序盤こそ優位に立っていたものの、正式リリースとなったSAOではテスト版とは仕様を変更した「ひっかけ」を織り込んでいた。これにより熟練プレイヤー達は先行情報ゆえの先入観から視野狭窄に陥り、次々と脱落してしまった、という側面もある。
    • 間違った情報は時として強力なモンスターよりも手強い。
  • 余談の余談だが、SAOではそうした「事前知識による覆しようのない優位性」を持ったベータテストプレイヤー達を、一般プレイヤー達は非常に忌み嫌っており、「ビーター誕生」の場面においても「ベータ狩り」という非常にヒステリックな反応を見せた。それほどにベータテスター達との知識量の差が覆しようもない、それこそチート級であることを物語っている。翻って、本来の意味でのチーターがどれほどであるかは想像に難くない。

*1 これまた言うまでもない事だが、忌避感がある事自体は当然である。ただしマビノギに限っては、先述した騒ぎのために多くのプレイヤーが過敏(それもあくまで他タイトルと比較した場合の話である)になっている、という事情がある事を付記しておく。
*2 といっても、この摘発のケースはうっかり自分で証拠のスクリーンショットをSNSで公開してしまったのが原因。なんと不正の自己申告だったのだ。下記にもあるが、この手のツールは通信データを解析して読み取っているだけなのでサーバ側からは追跡のしようがなく、こうしたうっかりケースでもない限りは取り締まることは極めて難しい。
*3 これは追跡・摘発のためのコストがかかりすぎる(というか事実上不可能)という事情もある。しかし絶対に不可能というわけではないらしく、「このラインまでは安全」というものはないようだ。