トルヴィッシュ

Last-modified: 2021-06-09 (水) 16:30:32

トルヴィッシュ【とるびっしゅ】(NPC)

Torvish

人物像

  • 温和で物腰が柔らかく、誠実で思慮深い優れた騎士。凛々しい姿からもわかるように先覚者や異形の敵に対して先頭に立つ勇敢さも備えており、エルベド組のみならず騎士団全体のまとめ役。
  • 上層部にも顔が利き、時折本部に赴いて状況報告や方針などのやり取りも担当している模様。これは表面的な物事以外にもある種の駆け引きも必要なようで、組織に忠実なアヴェリン、素直なピーネでは充分な交渉が出来ないであろうことは想像に難くない。カーズウィンなど論外だろう。
    • 騎士のなかの騎士とまで称される彼だが、なぜか腹黒キャラとして認知されてしまっているらしい。G20でもカーズウィンにまで誤解されてしまうという憂き目に合うが、彼自身は(現在のところ)なんらやましいところはない。
      チームのリーダーであり、組織のまとめ役であり、しかも交渉役も努めるとあってはなかなか本心を見せられないのは仕方のないところ。本当は誰よりも仲間たちを信頼している誠実で高潔な人物だが、ハンサムでリーダーシップに優れ、剣の腕前も一流、とくれば逆に完璧過ぎて怪しまれてしまう、という気の毒な人。だいたいあいつとかこいつとかそいつとかが前例を作ったせいである。
  • 彼が騎士団だけでなく、ライミラク教団にも影響力を持つということはG19でも示唆されており、秘中の秘である神聖スキルをミレシアンに伝授してしまうことを(事後承諾ではあるが)認めさせたり、秘密主義のアルバン騎士団の活動に参加させたりなど、かなり無茶な「現場の判断」が許されていることからも分かる。
    これだけの人物だからこそ「ルール破り」の重要さが分かるというもの。
    • 柔和な口調だが不思議と逆らえないようで、規律にうるさいアヴェリンも彼の方針に異は唱えても明確に反対は出来ないほど。
    • カーズウィンでさえトルヴィッシュの完璧ぶりは素直に認めていたが、G20先覚者達にことごとく先手を打たれた際、組織に忠実なアヴェリン、未熟なアルター、裏表がなく謀のできないピーネ、そしてミレシアンとトルヴィッシュを分析した結果、トルヴィッシュの裏切りを疑った。これは後に誤解であることがわかったが、「自分以外の誰かが敵と通じている」という前提のもとで行った消去法だったため。実際には裏切り者はいなかったのである。
  • 騎士団結成以来最強の騎士との呼び声が高い
    実際、カーズウィンとの一騎打ちでは両者とも相手の生命を奪う気はなかったのであろうが、力量的にはほぼ互角。
    片手剣と盾の正当派のトルヴィッシュと実戦で身につけた二刀流のカーズウィンのまさしく竜虎相搏つ対決はG20のPVにも採用されてる。
    • 翻って、そのトルヴィッシュを含めたアルバン騎士団の隊長4名とミレシアンという最強メンバーですら歯が立たなかった先覚者と使徒セバフの凄まじいまでの戦闘力が浮き彫りになる。
    • 一時は全滅の危機まで追いつめられたものの、トルヴィッシュがミレシアンの支援に回り、2人の活躍で使徒セバフを撃退。アヴァロンゲートには入り込まれてしまったものの、トルヴィッシュの神聖力でギリギリのところで足止めには成功した。このトルヴィッシュの獅子奮迅の働きがなければ、エリン全土が無事では済まなかっただろう。
  • トルヴィッシュの装備はかつら、鎧、ガントレット、グリーブが実装され、荘厳な装いは非常に格好良い。しかし残念ながらNPCの立ちポーズは再現されておらず、とても残念。
  • 2021年に行われた16周年NPC人気投票では4位を獲得。男性NPCのとしては2位のベイン、3位のアルターの後塵を拝する形になってしまったが、直近のアップデートという環境を考えれば堂々の入賞といってもいいだろう。

G20最終戦

  • 単身セバフや先覚者達と戦うミレシアンを助けた時の台詞がこちら。

「わたくしは…少なくともわたくしは…最後の瞬間に…あなたを一人にはさせません。」
「全てを一人で背負おうとしないでください。最後までわたくしが…ご一緒します。」

趣味でヒーローをやっている者は別だが、英雄だの神だのと持ち上げられつつ、ほとんどのメインストリームにおいて孤独な戦いを強いられていたミレシアンにとっては結構くるものがある言葉。
G20終了時点でトルヴィッシュとの好感度が最も高かった時に得られるタイトルは、この幕間を意味するような「トルヴィッシュと共に戦った」である。

  • それなのに腹黒キャラと言われてしまうのは、ハンサム税としてはあまりにも不憫……。

G21ネタバレ

  • アヴァロンの最奥にて、先覚者たちとの戦いに乱入したキホールダルカセリムメデルダウサビを、あの名だたるドルイドたちさえ1回防ぐだけで精いっぱいのダルカセリムメデルダウサビを、まさかの神聖スキルすら使わずに盾であっさりと防いでしまう。
  • その正体は初代アルバン騎士団長その人であり、創造神アートン・シミニの最初の剣であった。
    • つまるところ彼はトゥアハ・デ・ダナンではなく、元から神と同等以上の存在であったため、キホールの一撃を生身で難なく防げたというわけである。
    • 創造神の最初の剣といってもヌアザクラウソラスのような特殊精霊武器の類の存在かは不明だが、強大な力を秘めた団長の大剣を再生させ、さらにライトオブソードのように自在に宙を舞わせることが可能であり、おまけに刺した相手から手が離れていても力を吸い取ることが出来ることから、トルヴィッシュと団長の大剣は一心同体のような繋がりがあるのが伺える。
    • 彼が持っていた黒い大剣(および彼本人)はブリューナクと対になるもう1本のカリバーンだと思われ、
      G21終盤で剣の所有権がアルターに移った描写があるが、ストーリーが駆け足で終了となった影響か伏線を張るだけ張って終わってしまった。
      チャプター7実装時の韓国開発のインタビューによればG22以降で回収の可能性はあるらしい。
      ちなみに、この設定はアーサー王伝説の2本のエクスカリバーに由来している。
    • G22では「息絶えた」と死亡扱いになっていたが、G23で死んでいなかった事が判明する。
      ※この死亡説は誤訳によるものらしい
  • 遥か昔の出来事――
    • 未来であるG20にてペンダントを拾ったミレシアンと同調し、当時の行動を見られていたことに気付くが、当の本人は未来の人物に見られていたとまでは理解が及ばず、そのままペンダントを破壊してしまう。
    • 互いに月日は少し流れ、未来であるG21?にてルウェリンの手によって大剣の一部がミレシアンに渡ったことで再び同調するが、前回とは違って見る側と見られる側の立場が逆転し、過去から未来を見ている形となる。
      • この事をきっかけに、トルヴィッシュは主神であるアートン・シミニから与えられた解釈を歪め始めてしまい、結果として敵どころか味方であるアルバン騎士団すら半ば騙すような行動となってしまうが、未来を見据えた彼なりの精いっぱいの努力の行動である。
    • 時代はさらに流れ、実験の失敗(本人曰く成功)で精神だけ過去に来てしまったマーリンと出会い、人が生きるには長すぎる時間をかけて彼を元の世界に戻そうと試み、その間でマーリンに未来で特殊な技能を持った人物を探すように頼む。
      • 本来必要なのはミレシアンただ一人なのだが、マーリンは余計にを集めてしまう。これがのちの「ZERO」であり、The Drama IRIAのラストシーンでマーリンの語った「エリンを守る秘密組織」はこのことを指していた。
      • しかし、その余計のおかげでミレシアンはThe Drama IRIAを生き残り、新たな力を得ることが出来たのであった。あるいはそれも含めてマーリンの集めた人員は必要でもあったと言えるだろうか。
    • そして時代はついに現代であるG19まで流れ、それまで必死に情報を集めて探していた未来の人物がミレシアンだと判明し、アルターを増長させて偶然を装い、ついに合流を果たすのであった。
  • 先覚者が遺体を探していたのと同じ発想でトルヴィッシュはキホール同様にミレシアンの特異な肉体に目をつけ、自らの大剣を再生させてミレシアンに突き刺し、異世界からミレシアンに流れる力を大剣を通して吸収し、異神化を果たし、自身がすべてを統括する神になろうとする。
    • 姿は異神化に近いがジャッジメントブレイドやセレスティアルスパイクを使っているので異神化ではない。
      (異神化したプレイヤーが神聖スキルを使った際、その姿で使えるはずがないと動揺している)
      変身後に「私の力は全てアートンシミニ様から直々に与えられたもの」と語っていたのであれが本来の姿らしい。
      ミレシアンに剣を突き刺した理由は、力を奪う為ではなく異界の神を呼び出す媒介として利用する為。
      トルヴィッシュの目的は自身が絶対的正義の象徴となって世界を団結させる事であり、いわゆるマッチポンプをしたかったのだろう。
      • 全世界を巻き込む終わりなき戦争を引き起こそうとするトルヴィッシュに対し、
        他のアルバン騎士団メンバーは複雑な思いを見せ、アルターからは反旗を翻される事になる。
      • トルヴィッシュはまずキホールを粛清する気でいたが、魔族もアートンシミニの子供達という点では人間同様のはず。
        このあたりはどう考えていたのか気になるところだ。少々の犠牲は止むを得ないと考えて行動していた事と目的が異界の神の軍勢との戦いと言う形でエリン側を団結させると言う考えからすると魔族を使い人間を倒すことを止めないキホールを滅ぼす事も少々の犠牲と考えていた可能性がある。自分がリーダーとして人間と魔族を纏め上げ異界の神の軍勢と戦うマッチポンプをやるならば暴露する可能性がある神は消滅させるしかない為
    • The Dramaタルラークが全てのミレシアンに施した魂の汚染やキホールのやろうとしたエルグ崩壊による分離方法とは違い、見た目ほど命を脅かす行為ではないらしく、トルヴィッシュは何度もミレシアンとアルターをなだめようとするが、事情を知らない方から見れば敵対行動も同然なので、2人とも激しく抵抗してしまう。
      • どれほど酷い見た目かというと、あのマーリンが「死ぬなよ? 絶対死ぬなよ!?」とどこかの漫才トリオのように何度も言ってしまうくらい、めっちゃ痛そうな見た目らしい。
        なお、マーリンもこれで死なないことは知っているらしく、さらにその後の対処法も知っており、慌てながらもそれをミレシアンに伝えている。
  • 異神化したミレシアンに「この世界の全てを敵に回し…秩序を破壊し…神として君臨する事があなたの望みですか?」と怒り露わにするも、異神となったミレシアンがアートンシミニの力を失っていない事実に錯乱してそのままミレシアンとの戦闘に突入してしまう。
  • アートンシミニから最強の力を授かり、使命を守り続けてきたはずの自身が敗れた事で、アートンシミニの考えに自身の行動が反しているのか?と狼狽えたトルヴィッシュはミレシアン達を強制的に聖所の外へ追い出し、考える時間を確保する。
  • その後、落ち着いたトルヴィッシュは、拾った物を自身の元へ召喚する赤い装飾物を下界に落とし、それを拾ったミレシアンと話して互いの誤解を解消。ミレシアンの存在へ感謝の言葉を述べ、光と共に姿を消した。まるで最初からその場にいなかったかのように。

G23ネタバレ

  • G23後半のラストシーンで健在であることが知らされる。
    マナナン・マクリルの島から脱出したミレシアンはスカアハ海岸?へとたどり着くのだが、それをアルターに知らせたらしいことが分かる。といっても普段はどこにもおらず、ミレシアンが訪れることを声だけで伝えてきたのも初めて。それほど異常事態だったことが伺える。
  • G22以降音沙汰のなかった彼だが、消滅したわけでもなく、エリンから去ったわけでもなく、今でも見守っていることが分かる。

G25ネタバレ

  • 一部の時点ではミレシアンの前に直接現れる事はないが亀裂の中の記憶でG23でミレシアンが発見した遺物はトルヴィッシュがマーリンに頼みそこに埋めておいたものだと判明する。この際にマーリンに「あなたなら見えるでしょう」と言い亀裂が有る事を教えるなどをしている為にG25で何が起こるか知っていたようだ。この時にミレシアンが見ている事に気づいたような表情をする。
    • この時のトルヴィッシュはマーリンの軽い愚痴に「おや、そうなのですか」と軽い冗談のような返しをする。ミレシアンや騎士団員にも見せず最も長く時間を共にしたマーリンだけにしているこの態度からミレシアンや騎士団に向けるものとは違う形の強い信頼がみえる
    • おそらくルウェリン経由で渡された遺物もトルヴィッシュが渡すように指示したものなのだろう。
  • G22以降ずっと姿を表さなかった理由は、G25第一部のラストシーン、すなわち「エリン最大の『可能性』を持つミレシアンが「第七夜」という最大の脅威となり世界の変化を促す」という未来(と、おそらくはそれに伴う大崩壊)を避けるための手がかりを掴むことと、前述の結末を導くことになった原因である「ミレシアンに絡みついた運命の因果」から可能な限り離れるためだった。
    トルヴィッシュはアヴァロンゲートの聖所でこの結末を知りながら「変革しようとする世界を見守ること」と「真の意味での世界の守護者」という自分の取るべき選択にずっと悩んでいたが、「アートンシミニが自身に決断する意思をもたせたことを信じる」として、ミレシアンを基点に時間を巻き戻すことを決意。
    彼自身、かなり大きな代償、トルヴィッシュによると肉体や精神的なダメージのみならず「この場所に縛られる」というペナルティを受けることを承知で「誰か一人が犠牲になるような結末」を避けるべく、力を尽くしてくれる。その際には「前に言ったでしょう、わたくしが共にあると」という熱いセリフでミレシアンを送り出す。
    • トルヴィッシュの時間遡行はミレシアンが基準のため、ミレシアン以外の記憶はすべて「なかったこと」になってしまう。それはトルヴィッシュにもおそらくは当てはまることではあるが「もしかしたらすでに巻き戻しているのかもしれませんが、そのような結末を避けるために、何度でも時間を巻き戻すでしょう」という。かつてマビノギでここまでミレシアンを信じた男がいただろうか。
  • ハイミラクからは似た道を行く者と思われていた。G21でミレシアンに敗れる前に黒き月の教団が行動を起こさない理由も大きく動けばトルヴィッシュの目的の邪魔になり阻まれる事も理由だったようだが、ハイミラクがトルヴィッシュを自分の似た考えで同じような道を進んでいると考えていた事も理由であった。「ハイミラクがバロールから死を奪いトルヴィッシュが均衡した状態を自作自演の戦争状態でも維持し、そこで秩序を維持する限りは最悪の事態がエリンの存在を襲う事はない」と言う状態になり、そのエリンを放棄するまでを延命できる。トルヴィッシュがミレシアンとの出会いから別の可能性を見出しやり方を変えた為にハイミラクもミレシアンを使った急速なエリン住民の成長と言う方針になったようだ

ネタバレ人物像

  • トルヴィッシュが初代騎士団長で有りアートンシミニの剣であったと言う事はアルバン騎士団が混乱ではなく安定を望む傾向があるライミラク教団に対してかつて契約を交わしたのはトルヴィッシュの意思によるものと言う事になる。同時にミレシアンに敗れるまでトルヴィッシュの存在が真のハイミラク教団が活動を控える理由になっていた事と合わせて考えると神の剣として作られていながら人間の現状の維持に肩入れしすぎていた保守的な存在だった事が見えてくる。(これは古代から現代までアルバン騎士団に人間しかいない事でもわかる)アートンシミニの望みはやり方を三大主神に任せている事やハイミラクの在り方を容認する事から自身では完成できないエリンと言う世界の更なる進歩、完成であって人間の繁栄や単純な現状の安定や持続ではない事が分かるがトルヴィッシュは自身の望みでしかなかった「自分が守りたいものを優先して守る事で世界を安定させる」をアートンシミニの望みと解釈していた。だから異神化したミレシアンに対して怒りを持ち、その存在をアートンシミニが認めていたことに混乱を起こした。そしてミレシアンに敗れた事でアートンシミニの望みと自分の望みが違っていたことを理解して自分がするべき事をもう一度考える為に表舞台から去って行った。
  • アートンシミニはモリアンやキホールの行動も「ハイミラクのやり方」も「異神化ミレシアンの存在」も「自身の望みをアートンシミニの意思、望みと解釈していたトルヴィッシュ」も拒絶してはいなかった。トルヴィッシュは異神化ミレシアンにアートンシミニの剣としての力を持っているトルヴィッシュが破れてそれを自覚できたのだろう