ヌアザ【ぬあざ】 
元ネタ 
- ケルト神話に登場する神の一人。トゥアハ・デ・ダナンの王にして、四種の神器の一つクラウ・ソラスの所有者。アガートラム(銀の腕)の異名を持つ。
- フィル・ヴォルグとの戦いで片腕を失い、王位を逐われた。これは古代において王の資格の一つに「五体満足であること」という条件があったため。
後に医神ディアン・ケヒトが作った銀製の義手を得たことでその資格を取り戻し、復位する事になる。アガートラムはここから来ているようだ。 - ルーの才能を見抜いてフォモール族との戦いにおける指導者に抜擢し、王位を継がせた。
- 原典ではバイブカハ全員を娶っているが、ゲーム内では全くの他人の模様。
マビノギにおいて 
- マビノギでは第一次モイトゥラ戦争時のエイリフ王国王。フルネームはヌアザ・アーケツラーヴ。
決して「アッー!尻Love」なんて発想はしてはいけない
- アケトラボ→アガートラム=アーケツラーヴ。アイル語の発音の問題か。
- 虐政により国民の反感を買ったブレスが廃位となり、復位する。ルーラバダをトゥアハ・デ・ダナンの総司令官に任命。
- しかし登場回数が多い方のルーラバダの戦果を考えると明らかなミステイクである。
- 第二次モイトゥラ戦争で死亡。王位はルーラバダが継ぐ。
- そんな王で大丈夫か? → 大丈夫じゃない、問題だ。(G16参照)。最もこの時点でのルーは間違いなく英雄ではあったし統治も善良なものであった。人間が先に裏切りさえしなければ何の問題もなかった。建国して王になった者はともかく二代目以降は血統が重視されるのが王国なのに素性が分からない者が王になることが出来た事も考えるとルーの功績の凄まじさがわかる
- 単純に強いだけの神ではなく、非常に慈悲深く勇敢な神でもあったらしく、そのあたりも含めて「神々の王」と呼ばれる。
- ただし、原作のケルト神話においては彼は最高神ではない。
ケルト神話の最高神はダグダ(ダグザ)という大地の神で、ヌアザの兄弟にあたる。
- ただし、原作のケルト神話においては彼は最高神ではない。
- G12は彼が復活を遂げたことで物語の幕が上がる。
- G1の書籍やG9にも名前が登場するが、その頃は人間(トゥアハデダナン)として設定されていたため
G11S2以降の神族であるとする設定から見ると違和感のある記述となっている。- エイリフ王国の国王であったという設定は人間として設定されていた頃のもので、神族であると再設定されてからは宙に浮いた感があったが、G16でアイディンが簡単にではあるがそのことに触れているので現在でも有効な設定であるようだ。
- G12において、ミレシアンにそう持ちかけたように、元は人間(トゥアハデダナン)だった可能性もある。自らがそうであったように、適正があれば神族となりえるのかもしれない。これについては「キホールがエラサをドッペルゲンガーに取り込ませることで強化を行った。」「ヌアザがネヴァンの力を奪った。」「マハがタルラークを子どもに転生させた際に神の欠片が肉体に宿り、それを取り出し利用しようとしたものがいたり最終的に体から消えた。」などからも考えると神の力を取り出して移す事は可能なようである。
- 変身マスタリスキルとNPC変身用メダルによって、彼に変身することもできる。
その際、変身したまま通常移動(プレイヤーキャラにおける走り移動に相当)をすると、翼を広げバサバサと羽ばたいて浮遊移動するモーションになる。- 翼の形が他の神とは異なり、広げて羽ばたくことができる形状になっている。
- G24で因縁があるクロウクルアフが再登場したが力を貸してくれるどころか登場すらしなかった。C7は「上位の神による人への試練」と言う面もあるので手出しできないのかもしれないが
- G12にて、堕落した錬金術師たちが地下水路で秘密裏にクラウ・ソラス錬成を行なっていた場面に突如現れる。
ヌアザはプレイヤーの今までの活躍を賞賛し、神となる資格を与えそれを勧めてくるが…。
- 過去二度のモイトゥラ戦争で二度とも味方に裏切られた気の毒な人(神)。
その最期はポウォール軍とクロウクルアフを相手に一人で戦わされて戦死という壮絶なもの。
メインストリームはどっちが悪役かわからなくなる話が多いが、G12も例外ではなかった。- 力を求めた理由が「神も死ぬと思い知らされたから」というあたりは小物というか現実的というか。
- 死の恐怖は神の王より強い。
つまり不死身で死の恐怖を知らないミレシアンは…?
- 死の恐怖は神の王より強い。
- 力を求めた理由が「神も死ぬと思い知らされたから」というあたりは小物というか現実的というか。
- C3の最終章を締め括り、設定上は過去最強のラストボスであるのだが、ゲーム上のスペックはG8~11辺りのボスを遥かに下回っている。
さらにプレイヤー側は無制限に半神化スキルを行使できるうえ、モリアンまで味方してくれるので、戦闘自体は楽な部類に入ってしまう。
が、そのモリアンが上手く動いてくれなかったりするのが悩み所ではある。- G11までのメインストリームボス(弱体化前)の多くが凄まじい強さを誇っていた事や、
「神の王」という大層な呼び名もあり、当時からよくネタにされていた。- 2013/3/7のアップデートでG9~16のボスが弱体化を食らった際、ヌアザは元々弱かった事に配慮してか半減程度の弱体化で済んだ。
それでもクラウソラスの方が硬さ・火力の両面で圧倒的に上であるが…。
- 2013/3/7のアップデートでG9~16のボスが弱体化を食らった際、ヌアザは元々弱かった事に配慮してか半減程度の弱体化で済んだ。
- モリアン同様、通常移動では歩く。
モリアンと対峙しつつ互いに悠然と歩く姿はなかなか絵になる。
…輪の外からアタックチャンスとばかりに手を出してくるプレイヤーがいなければ、だが。 - 通常の人型サイズだがのけぞらないしダウンしない。
また、飛行中はレイジオブウィングス以外は当たらず、叩き落とされない限り無限に飛び続けることができる。
さすが神の王。
- G11までのメインストリームボス(弱体化前)の多くが凄まじい強さを誇っていた事や、
- 因みに倒されたからと言ってあっさり死にはしない。彼はこの時点で既にファリアスの聖座から不滅の力を引き出し、それを自らが取り込む事に成功しているためである。
そのため、戦闘である程度弱らせて一時的に無力化し(つまりここまでがラスボス戦である)、ファリアスの聖座の出入り口を破壊し幽閉する……という形で決着を付ける事になる。
つまり何が言いたいかというと、いくら戦闘が楽だからって神様(の王様)を甘く見ちゃダメだぞ諸君、という話である。
♪BGM「ファリアスの聖座」Boss_Nuadha
- 戦闘BGMはこれまでに無いコーラス調。
前メインストリームラスボスのウロボロスとはうって変わり、まさに「決着」を思わせる神々しさを感じる曲となっている。
実はウロボロスのBGM同様、G12実装以前からフォルダには収録されていた。
♪BGM「アーガトラム」NPC_Nuadha
- こちらはNPCとして会話時に流れるテーマBGM。神々の王というイメージ通りに、荘厳さの中に圧倒的な神威を漂わせる曲調となっている。
- ストーリー中にエイヴォンの木に吊るされたヌアザらしき神の一枚絵が登場する。
- エンディングにて久々に姿を見ることができるがセリフ等は一切なし。
木に吊るされる刑罰を受けていたはずだが、いつの間にか脱獄した模様。 - このとき聖座に閉じ込められているはずなのに普通に広場に立っている。無限の力を使わなければ外に出られるのだろうか。
- マビノギにはよくある不整合だが、G12のラストバトル後のイベントから見ると、ファリアスの聖座を塞いだのではなく、聖座から得られる不滅の力を(外に出せないように)塞いだのではないかと思われる。
ファリアスの聖座そのものを塞いでしまうと、その時点で足止めをしていたモリアンも出られなくなってしまうからである。 - そのため、不滅の力を得たがファリアスの聖座に縛られる=その力を行使できないという本末転倒になったヌアザは、不滅の力を諦めて外に出てきたのではないだろうか。そうであれば、このシーンは別段おかしなことではない。……といっても、そのあたりの説明がないのもマビノギらしいといえばらしい。
- 逆に言えば聖座の中でならば全力を出せる可能性があると言う事である。使徒レイドや浄化やテフドゥインミッションのようなものでフルパワーのヌアザやマナナンなどを見てみたいものである。曲やフィールドをゲーム中で見直せるので
- マビノギにはよくある不整合だが、G12のラストバトル後のイベントから見ると、ファリアスの聖座を塞いだのではなく、聖座から得られる不滅の力を(外に出せないように)塞いだのではないかと思われる。
ヌアザセット 
- ファリアスプレイの報酬で極めて稀に入手できるローブ(男女)・ガントレット・グリーブの3点セットが存在する。ヌアザの名を冠したこの装備群を通称ヌアザセット(半神強化セット)と呼ぶ。
- 2017年のランダムボックスに1セット丸ごと封入(しかもレア枠ではない)されるまで数十Mゴールドという目の飛び出るような高額な装備であった。現在はサーバによるがぼちぼちな価格に落ち着いている。
- 小話ではあるがセットだったのはバラにした場合は単体で効果が得られない≒セットをすべて集めなければならず「コンプガチャ」扱いとなる可能性があり、法規制の対象になってしまうため。箱限定アイテムのセット効果があるものが10固定で単独で発動するのもそれが影響している。
言い換えれば、現在実装済みのセット装備は今後箱に入る場合は1セットまるごとでの追加か、それとも実装されないかのどちらかということに・・・。 - ヌアザの衣装を模したものとなっており、薄手のローブをまとった軽めの服装になっている。しかし「ヌアザ」というだけあって代名詞ともいえる右腕の荘厳な意匠が目を引く。そのぶんガントレットは手首から先のアーマー部分、グリーブは靴の部分だけのシンプルなつくりになっている。
- 3部位同時に装備することで「半神化強化状態」を得ることができる。この数値は部位ごとに固定で変動しない。
半神化強化状態 
- ヌアザセットを装備中に半神化状態延長効果と半神化スキル強化効果が得られる。
- 半神化状態延長効果は文字通り半神化状態の限界時間を延ばすことができ、検証では25%の効果時間延長(ランク1では240秒→300秒)が得られるといわれている。
- 半神化スキル強化効果は攻撃にかかわるスキル4種のダメージを+25%するとされている。特にスピアオブライトのダメージが爆発的に伸びるため、一発逆転の必殺技として期待できる。活性化ブリューナクとの相乗効果はよくわかっていないが、ダメージが上がっている報告もあるため、どうせ使うのであれば全部盛ってしまおう。(効果が乗らないのであればブリューナクの耐久を減らさなくても済むし)