パナッシュヘッドギア

Last-modified: 2022-08-09 (火) 11:00:07

パナッシュヘッドギア【ぱなっしゅへっどぎあ】

概要

敵の攻撃から頭部を完璧に保護する、世界最強のヘルム。
これの愛好家をパナッシャー*1と呼び、一定の支持を集めるヘルム。
類似の愛好家にバケツ派などがいるが、彼らは既にパナッシュと同化しており、アレが素顔なのだ!
親戚に巨大なパナッシュ、ふさふさが花になっているものが存在する。

詳細

  • 上記のように熱狂的なファンを抱える、実装されている中ではトップクラスの耐久(25)を持つ兜。
    • ちなみに、ゲーム中で最も耐久の高い兜はランク4以上の鍛冶スキル所有者が製作したエビルダイングクラウン(B+級品以上)で、この場合耐久は26に到達する。しかし、エビルダイングクラウン自体が鍛冶の修練以外で作成されることはないのでまず見ることはない。
    • インベントリサイズもトップクラスで、シリンダーと同等のサイズ(横2縦3)。
  • この兜を一回り大きくしたもの(ビッグパナッシュヘッドギア)も存在する。ご丁寧にXLの表記付き。ただしインベントリサイズと耐久は小さいほうと一緒。
  • 頭から肩ぐらいまでを完全に覆ってしまうため、装備すれば顔や髪型はもちろん、肌の色さえ判別不可能。
    覆面以上に覆面効果がある。絢爛豪華な装備や衣装で百花繚乱さながらのマビノギで、なぜこのような装備が愛好されるのかは理解に苦しむところではあるが、だからこそパナッシュの無骨で機能のみを追及したすばらしさに魅入られたというミレシアンは多いという。
    • やたら頑丈で隙がなさそうだが、防御保護は一般的な兜と同じだったりする。
      しかも基本的に入手はNPC売り限定で結構お高い。
      要するに愛ゆえに装備されるものであり、これを被っているキャラはパナッシュ愛に満ち溢れている可能性がかなり高い。
    • 着用方法として普段着の上から被る、鎧の上から被ることが多いが、中にはパナッシュ以外裸一貫の者もいる。彼らにとってはパナッシュこそが正装であるらしい。「(パナッシュヘッドギアを)脱いだらどうか」と尋ねると、パナッシュヘッドギア以外を脱ぐという徹底したミレシアンも存在しているという。
      どういうわけか2019年の「出席イベント」の報酬一覧でもモデルが裸にパナッシュ*2。公認なのだろうか……?
      「マビフェス」の漫画にも裸パナッシュが登場する。お茶を口に含んだまま見ないように。
      • 最近では水着や露出の高い衣装が多く、特に男性はタトゥーシールなどを活用するとフル装備を偽装することもできる。パッと見は裸一貫だが、実はエンチャント改造細工を徹底的に施した「ガチ」装備なんていうことも。
      • 実はアバタースロットでは「装備なし」の表示ができない*3。そのためアバタースロットに「なるべく露出の高い衣装」「装飾の少ない衣装」を装備することで「裸パナッシュ」と「本気装備」の両立を図っているのだ。アバタースロット実装を一番喜んでいるのはパナッシュ達なのかもしれない…。
  • その特徴的な外見で多くのミレシアンを惹きつけてやまないパナッシュだが、残念ながら装備できるのは人間のみであり、パナッシュを被りたいと願うエルフやジャイアントもいたとか。
  • そんなパナッシュ愛好家のエルフやジャイアントの声がついに届いたのか、2018/07/18アップデートから、なんと
    ビッグパナッシュヘッドギアと共に全種族装備可能になったのだ!!*4
    • 似たような形状の兜にペリカンプロテクターやスリットフルヘルム(通称「バケツ」)が存在するが、これらはいまだに人間専用である。時代にとりのこされている装備がいまだにあることにパナッシュ達は驚きを隠せないらしい。
      これらの兜にも熱狂的なファンがいる。彼らは「ペリカン派」「バケツ派(バケツァーとも)」と称されパナッシャーとは永遠のライバルとされているのだとか。
  • 毎年8月7日は誰が言い出したか語呂合わせから「パナの日」とされ、
    当日になるとパナッシュを画題にしたファンアートが公式掲示板を飾ったり、パナッシュにまつわるユーザーイベントが開催されたりする。
  • 2015年10月末に催されたPV撮影会には多くのプレイヤーの参加が呼びかけられたが、なかでも「パナッシュヘッドギアを持っていればぜひ装備して参加してほしい」といった旨もアナウンスされた。
    もはやパナッシュヘッドギアは公式も認めるマビノギの「顔」なのである。ネタ装備なんて言わせない。

余談

  • パナッシュとは英語でpanacheと表記し、意味は「(兜や帽子の)羽飾り」「堂々とした」「派手な」といった意味である。つまりパナッシュヘッドギアのてっぺんについてるふさふさがPanacheが指す部位になる。そのため厳密にはパナッシュ=フルフェイスヘルメットではなく、派手な羽飾りが付いているものをパナッシュと呼ぶのがより適切となる。といってもあまりにも特徴的すぎるそのビジュアルから完全に定着し切っているといって差し支えないだろう。
  • 2018年8月1日の定期メンテナンスから恒例の「出席リレー」イベントが開始。出席リレーと言えば、要するに放置イベントではあるが「総合スキルトレーニング2倍ポーション」「保護の改造石」を筆頭に特別なアイテムがもらえることで知られている。
    その7回目の報酬、つまり順当にいけば8月7日に貰えるアイテムがパナッシュヘッドギアなのである。これはもう8月7日が「パナッシュの日」と公式に認められたと言っても過言ではない……かもしれない。
  • 続く2019年7月31日の定期メンテナンスから「出席リレー」イベントが開始。今回の目玉はモーション付き新規衣装「デイリー」セットを筆頭に、守護のソウルストーンなどもラインナップに上がっている。
    その8回目の報酬、つまり順当に行けば8月7日に貰えるアイテムがチューリップパナッシュヘッドギアなのである。これはもう8月7日が「パナッシュの日」と公式に認められたと言っても過言ではない?
    • 世のパナッシャー達が熱い視線を注ぐ新規アイテム「チューリップパナッシュヘッドギア」は、てっぺんのふさふさがチューリップになったマイナーチェンジ版で、普段のインパクトを若干抑えめにしながらも可憐に咲く一輪の花をあしらった逸品?となっている。
  • さらに時間が降り、2022年8月7日には公式イベントとして『パナッシュの日 記念イベント』が開催された。
    当日中0:00~23:59までの期間限定で「ナイスパナッシュ」の合言葉で「チューリップビッグパナッシュヘッドギア」が配布されることになった。これは先だって実装された(なにげにレアな)チューリップパナッシュヘッドギアの特徴と、ビッグシリーズ同様の巨大なインパクトと修理不可のプロパティを持っている。実装時点では収納できなくなっているが、後日対応とやけに厚遇されている。
    • 根強いファンからの熱い要望に答え続けてきたマビノギ運営により、ついに公式にパナッシュの日として認められた。6月7日(ロナの日)8月6日(パンの日)に続いてファン発のユーザーイベントが公式に取りいれられた形となる。マイナーチェンジ版とはいえ新規アイテムを実装し、1日限定のためにわざわざイベントページを作成するなど、もはやパナッシュヘッドギアはマビノギの顔といっても過言ではない……かもしれない?


*1 「パナッシュ」とされることもある。装備なのか愛好家そのものを指すのかは話の流れで判断しよう
*2 マビノギでは頭装備や髪型の紹介時にはシリーズセットでない限りは裸で該当するアイテムのみ撮影されることがほとんど。パナッシュに限ったことではないのだが……やはりそのインパクトは抜きん出ている。
*3 ビューティーショップに装備部位を透明にするアバター専用衣装もあるのだが、7~30日の期限付きで、しかも十数万~数十万ゴールドと超高額。
*4 実はマビノギにおいて、既存装備の機能変更は極めてまれ。大抵は別装備として新規実装されるのがほとんどである。ダークナイト装備や各種衣装など、同じ装備なのにエルフだけ装備できない、同じ衣装なのにジャイアントだけはできない、などはザラ。のちに実装されたジャイアント2次アップデートでいくつかの既存衣装がジャイアントも装備できるように変更されたが、これなどは奇跡レベル。