ファルカタ【ふぁるかた】
- 片手剣に属する武器。二刀流可。
- ペッカ中級に出現するガスト、レッドガスト、マスターリッチの3種のみがドロップする。
マスターリッチからのドロップ品は、ボスドロップ補正によって基本性能が若干強化されている。 - 昨今ではランダムボックスから通常品、高耐久品、鍛冶X級品、エンチャント済み品、細工済み品など多種多様なものが出現する。
概要
- 刀身の見た目が魚っぽく、そのことから「秋刀魚ブレード」「ブリ(°∀°)ハマチ」等のネタ*1扱いな呼ばれ方をしている。実際、全体的に鉄色または薄い青、ないしは青味がかった緑色で、峰(刃の反対側。ファルカタは片刃剣なので峰がある)に黒味が強い。そのため遠目からパッと見ると、色合いや光加減にもよるが本当に生魚に見える。ちょっと青っぽいと新鮮そうに感じさえする。
- 初期性能や改造傾向はブロードソードの上位互換。決してネタ*2とは言い切れない、十分な実戦投入可能の武器である(というかエンチャントや特殊改造も視野にいれれば当時の最強クラスの一角)。
- ペッカ中級産の武器の中ではイマイチ不人気。ハイランダーロングボウやハイランダークレイモア、フランキスカに比べ、こちらはブロードソードの上位互換とは言え、修理費ほど性能が上回らないのが原因か。
- しかしながら最大耐久に優れ、特殊改造でさらに上昇できると言う今までの武器の常識を覆す、地味に嬉しい隠れた魅力があるのも事実。
現実世界のファルカタ
- 東南アジアに生息する広葉樹で、桐に似た材質を持つ。やわらかいが裂けにくく、加工しやすいため生活のそこかしこで見かけられる。もちろん刀剣のファルカタとは関係ない。
- 刀剣としてのファルカタは、スペインで生まれたといわれ、特に鍛冶技術の高かったイベリア半島のものを指す。元々は旅の傭兵や現地人の護身用を含めた様々な用途に用いられていたが、カルタゴの将軍によって正式に軍用の刀剣として採用された。
- このカルタゴの将軍があのハンニバルである。
- 刀身は30~80センチのものが多く、取り回しを重視したサイズとなっている。形状は全体的にゆるやかに反っているか。刃がゆるいカーブを描いている。重心がやや先端~中央寄りで、重みを利用してナタのように使ったと言われている。
- 切っ先から中ほどまでが両刃、付け根までが片刃となっている。これは突きと斬りの両方を可能にするとともに、近接時には力を込めた切断が可能になるよう峰の部分を手で握れるようにもなっている。また、この部位でロープを切ったり樹木の皮を剥いだり、戦闘以外にも用いられていたらしい。
- また、先端がやや重いという特徴を利用して、小型のものであれば投てき武器としても使われたのではないか、と言われている。
- グリップには木材や動物の骨、指揮官クラスともなれば豪華な意匠のなされた象牙や金銀などでしつらえたものも現存している。
- 切っ先から中ほどまでが両刃、付け根までが片刃となっている。これは突きと斬りの両方を可能にするとともに、近接時には力を込めた切断が可能になるよう峰の部分を手で握れるようにもなっている。また、この部位でロープを切ったり樹木の皮を剥いだり、戦闘以外にも用いられていたらしい。