フィニーペット

Last-modified: 2023-10-14 (土) 17:30:05

フィニーペット(ふぃにーぺっと)

フィニーペットとは、ペットハンドラー実装により、新たに分けられた同行キャラクターのカテゴリである。
これによりペット情報画面に「ペット」「パートナー」「フィニーペット」が並ぶようになった。
フィニーペット自体は、一般的なモンスターをペットに置いたような存在。

概要

フィニーペットは、一般的なペットパートナーと比べると非常に存在感が薄い。
それもそのはず。その実態は、使い捨ての素材のようなものなのである。

入手手段

  • 前提として、ペットハンドリング習得クエストの進行が必須。連続クエストはフィンベルを装備すれば開始される。途中、かなり強力なモンスターと戦わされるところがあるので戦闘が不慣れなプレイヤーは注意。ソロ用なので頑張って突破しよう。
    スキルのそれぞれの用途・特徴はペットハンドリングのページを参照のこと。
  • 各種スキルを修得することでフィニーペット入手の準備は整うが、そこから実際に手に入れるまでにも手間と時間がかかる。
    例として、クマをフィニーペットにする場合、
    1. まず、調教日記に記されている種類のモンスターを倒す。クマが欲しければ、クマやヒグマをダンバートン近郊やセンマイ平原あたりで探して倒せばよい。今回は仮に、赤クマを倒したとする。
      この時「フィニーキャッチング」スキルを有していれば、確率で倒したモンスターの種類に応じたフィニージェムをドロップする。この場合はクマのフィニージェムになる。
    2. 次に、フィンベルを手にした状態であらかじめ農場に設置しておいたブルーミングケージを用いてフィニーブルーミングを実行
      その後、農作物のように一定時間が経過すると回収可能状態になるので、再びフィニーブルーミングで回収。ペットの笛という形でインベントリに入る。
    3. こうして手に入れたペットの笛を使うことでフィニーペットとして召喚され、ペット枠に入る。
      • この時名前をつけることは出来ない。また具体的な生物の種類の情報も消えてしまう。
        今回の赤クマを捕まえた場合で言うと、赤クマという情報は消えてクマとして登録される。姿形は褐色クマのもの。
        ただし、フィニーペット共通の仕様でサイズが非常に小さくなってしまう。
        名前も「クマ」になってしまうし、大量のクマを捕まえても、一覧にはクマという名前の同じ姿のフィニーペットで埋め尽くされるのみとなる。

フィンペットの用途

  • このフィニーペット、戦闘能力は限りなく低く、召喚時間以外はすべて同一の性能
    多少の差異はあるものの、レベルでのステータス成長が一切なくスキルが育つのみ
    更に名前もつけられないし、インベントリを持たないので倉庫にもできないし、小さすぎるせいか乗ることも不可能。
    つまり、いつかのミニサンダーバードよりも全性能が低い。ペットミサイルの弾にはなるかもしれないが、その程度。
  • そんなフィニーペットの主な用途は2つ。
    フィンシンクと愛玩用である。
    • 主な用途はフィンシンク
      通常のペットに、フィニーペットとのフィンシンクを行うと、ペットのフィンペットマスタリと累積レベルが育っていく。
      累積レベルが育つということはシャイン・オブ・イウェカの補正も育つ。つまり、これを繰り返すことでLv200のペットの限界を超えて強化することが可能ということ。この成長によってディヴァインリンクにはもちろん、マグメルなどの高難度コンテンツにも対応できるほど強力になっていく。
    • 前述のように能力面では実用的ではないないものの、通常ペットとして実装されていない好きなMobをペットに出来るということで、愛玩用にしている人もいる。
      サキュバスセイレーン鏡の魔女バンシーといった人気モンスターはもちろん、珍しいmobを集める好事家も。
      トンボコガネムシ、クワガタムシを飼う人も。これでPvPさせてムシキングなんて言ってる人まで…。
      • 虫なんかはサイズが小さくなった結果、かえってリアルになった気もする……。マビノギ開発チームのこだわりようがよく分かるというもの。でも虫関係は苦手な人がいるのでふざけてけしかけるなどはやめよう。
      • 残念ながら、フィニーペットは召喚可能時間も短いため、ただ愛でるのにも制限がある。ままならないものである。
         
  • このように、フィニーペットは基本的にフィンシンクでペットを強化するための消耗品として設定されている。

フィニーペットの笛の用途

  • 上記のとおり、フィニーペットの笛はフィニーペットを呼び出す消費アイテムだが、不要な場合はマグメルの鹿っぽいNPC、フィオナトがランクに応じたゴールドと金箔松ぼっくりで買い取ってくれる。
    この金箔松ぼっくりは様々な素材やアイテムと交換することができる。
  • ダンジョンを回っていればフィニージェムは大量に手に入るので、手持ちのフィニージェムは可能な限り、とりあえずブルーミングしておくといいだろう。
    なお、フィニージェムはアカウント内銀行取引が可能、笛の状態ならプレイヤー取引も可能。
    • フィニージェムも同じくフィオナトが買い取ってくれる。こちらは通常のNPC商店にアイテムを売るのと同じ手順でいい。
      なお、フィオナト以外のNPCはジェムを買い取らない。
    • ちなみに、笛を使ってフィニーペットにしてからフィオナトに渡そうとすると、今度はフィオナトの方が金を要求してくる。その違いはどこに……
  • 高ランクの笛ともなると結構な額で買い取ってくれるので、金策に利用することもできる*1。ちなみに週ごとの売却制限は1アカウントにつき20個まで

その他特徴

  • フィニーペットにはA~Eまでの5段階の等級があり、これによりジェムや笛の色、召喚時のレベル、召喚時間が決まる。
    • 上述のように召喚時間は短く、最短はたった10分、最長でも30分しかない。
  • フィニーペットの候補は、キャラクター情報の調教日記で一覧が見られる。
    大まかに同じカテゴリのMobであれば、それを倒した時確率でフィニージェムに出来る。
    • この調教日記をフィニーペットの情報一覧として使いすぎて、たまに「このフィニーペットもってるのになんで灰色表示なんだ?」と思ってしまうこともあるとか。
      それ野生動物調教スキル用の日記なので……
    • 似たような収集日記としては他に、「狩り」日記や、「変身」日記などがある。
      その中であえて調教日記が使われた背景としては、おそらく前者2つだと種類が多すぎる、つまり範囲が広すぎるのと、調教可能なモンスターの場合、味方サイドに取り入れた時用の設定が組み込まれているので、フィニーペットに落とし込む作業も簡単だった、という可能性もある。
      • また、狩り日記や変身日記にはドラゴン系などの巨大ボスまで含まれてしまっているが、調教にはそういった、フィニーペットに落とし込むには無茶なモンスターが組み込まれていなかった、という事情もあるかもしれない。
  • フィンペットとの違いには注意したい。
    フィンペットはあくまで通常のペットがフィンシンクによって得る後天的な特徴であり、フィニーペットとは根本的に異なる。また、フィニーペットはフィンペットにはなれない。
    そして、ややこしいがフィニーフィンはフィニーペットではない。

*1 ペットハンドラークエストを進めて「フィニーブルーミング」を習得していれば誰にでもできるので、倉庫キャラにやらせておくとなかなかの金額になったりする。