ヘイルストーム

Last-modified: 2023-05-08 (月) 05:27:56

ヘイルストーム【へいるすとーむ】(Skill)

  • G13で登場した氷系統の魔法。吹雪を自分の周囲に召喚し、その吹雪から氷の破片を作って相手に投げつける。
    スタッフを装備している時のみ使用可能。
  • 魔法に詳しい人が環境・天気を変化させるために編み出した魔法のひとつで、その中でも初歩的なものらしい。
    • が、後述するように習得条件はなかなか厳しく、消費するマナも莫大。
      初歩とはいえ、環境操作というだけあって各種中級魔法に負けず劣らず大掛かりな魔法のようだ。

概要

  • 詠唱すると一定時間移動不可(身体の向きは変更可能)になって自動チャージ状態となり、チャージされた氷弾を投げつけることが可能になる。
    詠唱者の周囲に生じるエフェクトから綿飴製造器などとも言われたり。
    • チャージについては効果時間中、一定間隔で自動的にチャージされるという風変わりな特徴を持つ。
      チャージ数と共に氷弾の威力が上がり、3チャージ以上で小範囲と強制ノックバック効果がつく。
      • スキルランクによって最大チャージ数が決まっており、フルチャージ時は通常とは違う効果音が鳴る。
      • 以前はチャージ数がアイコンに表示されないため、効果音を聞いてないと現在チャージ数が解らないという困った仕様だった。
        しかも、性能が劣るPCの場合チャージ音のタイミングが僅かだがズレる。
        Renovation以降、チャージ数が表示されると共に持続時間もゲージが表示されるように。
  • ローズマリーグローブと射程強化細工を併用することで真価を発揮する。
    主力として運用するなら是非ともセットで用意したいところだが、双方共に入手難度は極めて高い。
    • ただしその苦労に見合うほどかと言うと、これが割と微妙なところだったりする。一応それなりに強いのは確かなのだが。
  • 単位時間あたりの火力は決して弱くない、むしろ強い部類に入るのだが、自動チャージ前に詠唱時間があることや、制限時間があることや、巻き込み範囲が狭いうえに巻き込んだ敵にタゲられるなど、地味に厄介な欠点が多く重なっており扱いづらい。
  • ZEROにて計算式の変更により威力が大幅に上昇したり、Renovationにて詠唱時間短縮、維持時間が延長されたりと段階的に強化されているものの未だ不遇さが拭い切れないスキル。
    • 超広範囲かつ高火力のメテオ、速効性と威力を兼ね備えたライトニングロードに対して、ヘイルストームは持続的な火力が持ち味。
      よって長期戦において真価が発揮されるスキルなのだが、哀しいかな短期決戦を求める向きの強い昨今において、この点が買われることはあまりない。
      • 加えてCCFBというライバルの存在もあり、多くの場所でそちらに出番を取られがち。
        一応ヘイルならではの利点もあるにはあるので、完全に食われてしまっているわけでもないのだが……。
  • 一時期、インスタントキャスティングでヘイルストームを実行すると
    2回までダウンしてもヘイルストームが解除されないバグがあり、インスタントキャスティングは即座の詠唱だけでなく信頼性の強化にも繋がりそこそこ強かった。
    だが下記の第二次才能リノベーションの前に修正された。

余談

  • エンチャントと並ぶ数少ない「Dexの上がる魔法スキル」。
    が、厳しい習得条件と膨大な必要APのため、修練は困難を極める。

「UPRISE」1stアップデート‐精霊の飛翔‐後

  • スタッフの新精霊によって化け物のような強さを得た。
    • フルチャージまで僅か1秒。スプラッシュ範囲増大。
    • ボルト魔法3種すべての特徴(連射、火力、範囲)を兼ね備えた上級魔法として堂々と胸を張れるようになった。
    • 「究極の○○」ではなく「なぎ倒す」で得られる効果なので要求される精霊武器のレベルも優先してあげるなら20で済む
  • もう綿あめ製造機などとは呼ばせない。射程は……まあ頑張ろう
    • 上項の射程増加細工もそうだが、火力面についてもある程度の攻撃魔力とローズマリーグローブがなければFBccに劣る。
    • 一応FBに比べるとコンボカードを作りにくいという欠点もある。
      ヘイルストームは昇段できないので、過去に一度だけあったカスタムコンボカードで作って現代まで保管していなければ、あとは殆ど運か金任せなコンボカード制作イベントで作れるのみ。
      ただFBは確かに昇段で簡単にコンボカードを作れるが仕様上コンボカードの補正が弱く*1コンボ化する価値が低い。結局ここはほぼトントン。

第二次才能リノベーション後

  • ムービングキャスティングがヘイルストームにも適用されるようになった。
    • 上記の短射程問題も一応の解決が図られることとなる。
    • 小回りの利かない点でFBccに劣っていたが完全に払拭され、属性耐性を考慮しなければFBccの上位互換ともいえる性能になった。
      • しかしながら、その利便性と同時にムービングキャスティングの欠点である最大でマナ消費量+100%最大でスタミナの消費が10/secというデメリットも顕在化。
        短期決戦やエリン武道大会のように1回ごとの区切りがある戦闘であればまだしも、通常ダンジョンのように切り替えが頻繁になりすぎる場合や一部のベルテンミッションのような長期戦の場合は、依然としてCCFBやCCLBのように単体で完結しているスキルのほうが利便性では上回る。
        特にマナの消耗に関しては大きめの問題で、スタッフ専用であるヘイルストームに比べて、CCボルト魔法は左手が空くため魔法書などでマナの消耗の軽減や回復力の向上などで補助ができる点も小さくはない。
        ヘイルストームを含むスタッフ魔法は各種ポーションやエリクサー、マナリカバリーの重要性が高くなっており、これらの拡充も視野に入れた運用が必要になるケースも。
      • ……と、思いきや、実は精霊スタッフを育てるとマナが減るどころか余剰回復する
      • スタミナについても同アップデートによって移動さえしなければ消費しなくなったため、射程細工がより一層重要度を増したと考えることもできる。
      • しかしながら、マナ・スタミナの問題はわりと簡単に4桁に到達できる現代マビノギから見ると些細な部類と言えるだろう。
      • いずれにせよ精霊スタッフ専用魔法のようなきらいがあるため、精霊枠を1つ潰さなくてはならない。気軽に使えるわけではないのが難点でもある。
        当然、精霊スタッフなしでは相変わらず綿あめ製造機にすぎない。歩き回れるようにはなったといっても、マビノギの環境のインフレが激しいため。
      • 精霊スタッフには中級魔法CCの存在もあり、武器全体で見ても精霊化による強化幅は非常に大きい。
        後のアップデートで精霊枠は課金が必要とはいえ最大5枠、そして6枠に増え、精霊枠のデメリットの存在感はかなり小さくなった。
  • このアップデートより少し前の話だが、テフドゥインミッション産の素材で作れる強力なスタッフが実装された事で最終クラスの狩場でも通じる威力になっている。
    メテオストライク大幅強化もあって近頃は精霊スタッフを入れている廃プレイヤーも少なくない。

*1 計算式的に、各種マスタリ…特に150もの数値を誇るマジックウェポンマスタリ補正に加算という形にされたのが運の尽き。全スキルランク1でその他補正なしだと実質的にはコンボカードに書いてある数値の3分の1程度しかダメージが増えてくれない。