ヘボナローブ

Last-modified: 2023-05-26 (金) 20:19:32

ヘボナローブ【へぼなろーぶ】

  • G13から登場したローブ
    2010年10月21日~11月4日まで行われた「C4お祝い使節団イベント」で低確率で手に入れることができた。
    現在はアルビ上HDの報酬として入手可能。
    • 戯曲「ハムレット」にて王を暗殺するのに使われた毒の名前。王家に伝わる秘薬で、先代王の暗殺に使われた。
      飲むと意識を呼び戻す前に霊が抜ける、というほどの強力なもの。なぜそんな恐ろしい毒の名前を魔法の装備につけたのだろうか…。
      ちなみに、「ヘボナ」とはイチイのことで、日本ではアララギなどの別名がある。
  • 2022年4~5月に開催された17周年イベントで配布されたイベント記念ヘボナローブについては後述。

概要

  • ヘボナ系装備はアイスボルトファイアボルトの強化効果を持っており、このローブもその例に漏れない。
    アイスボルトはともかく、魔法使いの主力として採用されやすかったファイアボルトのダメージが上がるという利点は大きく
    特に獲得難度の高く、デザインにも人気のあったヘボナローブは高額で取引される傾向にあった。
    • ファイアボルトのセット効果が3のローブは人気が高かった。反面アイスボルト強化は価格にあまり影響を与えていなかった。
  • ファイアボルト、アイスボルト共にダメージ強化15%の効果を持つものの、時代が進むほどその価値は減っていく事となる。
    • まず、魔法のダメージの割合増加はたっぷりマスタリの補正が乗った後の効果である為、見た目ほど大きな補正が得られていない。
      ファイアマスタリR1+ボルトマスタリR1によって30%の補正が乗った後で15%の補正が加算される形なので、
      145%となり実際には11%強しか増えてない事になる。
      更に、マジックウェポンマスタリの150%の補正が加わってからは更に相対的な効果が目減りする。
      他マスタリと合わせても180%が195%になるだけとなり、全体から見て5%しかダメージが増えてくれていない。
      それでも一定の需要はあり続けたものの、存在感は薄くなった。
      • 新しい装備にお株を奪われたのではなくマスタリ系のスキルに価値を減じられたという経緯は少し珍しい。
  • セット効果を持つローブはかなり珍しい存在で、ラバキャットローブ以来のローブ枠の強化装備だった。
    ローブ枠に魔法使い向けの性能を有する装備を追加したとあってイメージとかみ合っている。
    魔法使い以外のプレイヤーも結構装備してたけど。
  • 女性キャラクターが着るとが大きめに見え、さらに上から見ると谷間まで見えるという大人向けのデザイン。

イベント記念ヘボナローブ

  • マビノギ17周年イベントで型紙と専用の素材を入手することが出来、それらを使って作る事が出来たヘボナローブ。
  • 通常のヘボナローブに装飾が足され、派手さが増している。下半身に使われた生地には、紙吹雪をイメージした模様が入っている。
    • …のだが、ダサいという意見が多かった。デザインのセンスはシンプルなヘボナローブの方が一般的には好評であるようだ。

性能

  • ヘボナローブとは違い、魔法使い向けの性能は持たない。代わりに、セット効果「料理バフ持続時間」「戦闘経験値増加」が
    両方とも10p付与されており、両方ともローブ単品で発動する。このあたりは流石ヘボナローブの系譜といったところ。
    • その効果も、両方とも+10%。料理バフ時間は微妙だが、戦闘経験値増加はかなり使い勝手が良い。
    • これらのセット効果は、元々別の装備にも付与されている。料理バフ持続は、調理道具である
      「ピッグ万能おたま」「ピッグ簡易テーブル」「アンティーク簡易テーブル」「アンティーク万能鍋」で該当。
      戦闘経験値増加は、衣装である「海の支配者の衣装(男/女)」が該当。いずれも10pなので単独で動作する。
      • これらはプレイヤー以外からの入手では課金を要するアイテムだったのだが
        これをイベントで、しかも最もフットワークの軽いローブ枠で使えるというのがすごい。
        育成が終わっていないミレシアンたちは早速レベル上げに利用したという。
  • デザインこそ元のヘボナローブに譲る形となってしまったが
    その有用性は、ヘボナローブに劣らない。むしろリードしているとさえ言える。
    まあ、実装の時期が9年ほど差が開いているので当然ではある。
    ただ、ローブ枠で高い機能性を持ったアイテムは、いずれも取引以外での入手に難がある為
    カジュアルプレイヤーには愛用する者が多く、その需要は暫く衰える事は無いだろう。
    イベント産で再登場がまだないため、供給は途絶えたままではあるが。