マナシールド

Last-modified: 2023-05-22 (月) 17:15:25

マナシールド【まなしーるど】

概要

  • ライフで受けるダメージをマナ消費で肩代わりさせる防御系魔法スキル。
    ランクと魔法攻撃力が上がるごとにマナへのダメージ変換率の効率がよくなり、被害が減少していく。
  • 習得にはコール村でのクエストが必要だが、他プレイヤーの協力ないし複PCが必要というある意味敷居の高いクエスト。
    • 多くの場合は他プレイヤーの協力をお願いすることになる。この協力要請のスレがプレイヤー掲示板に立つことも少なくない。

特徴

  • 2012/02/14から魔法攻撃力によってダメージ効率が変化するようになった。数値が高いほどダメージの変換効率にボーナスを得る。
    • 以前はIntによって変化していた(上限300)。
      The Classicによりステータスの上限が999(実際は1500)になり、大幅な強化と思われたが魔法攻撃力依存の変換率では、過去のInt300相当の効果に匹敵するために必要なIntが1100以上という並外れた数値になってしまった。
      そのためアップデートにより実質的に弱体化したといえる。一部の魔法攻撃力が上昇する装備やタイトルによって攻撃面だけではなく防御面でも効果があるため、攻守両方の面から有用なものが多い。
    • 変身後にIntが大幅に上昇するダークナイトファルコンは比較的現実的にこの条件を満たす可能性があるため、全くの弱体ではない。しかし、常用できるわけではないので、総じて使いづらくなったという意見が多く聞かれる。
      • とはいえ、以前はInt300で頭打ちだったのが、魔法攻撃力が上がり続ける限り変換効率も上がるため、いずれは以前の仕様より変換効率が高くなる。
    • いつ頃からかは不明だが、ランクや細工による変換効率と魔法攻撃力や魔法武器による変換効率が加算されず、高い方でダメージ軽減が行われる実質弱体化といえる仕様になっている。そのため、魔法攻撃力が十分に高ければ最大ランクでもランクFでも変わらない性能となる。

現在の仕様

  • 2013/09/12アップデートの仕様変更よりシールド展開中は防御保護が0として扱われるようになった。
    同時にStrで防御が上昇するようになり特に近接キャラなどは大幅に防御が上昇したためマナシールドをあえて使わずライフで受けるほうがダメージが少ない状況も多々見られるようになった。
    負傷を受けない、ランクアップもしくは魔法攻撃力に依存した変換効率はそのままなためマナシールドが依然有用な場面もある。常用は難しくなったがケースバイケースでオン・オフするスキルになったと言える。
    • 基本的に敵の攻撃力が高いほどマナシールドのほうが有用。以下に極端だが例を示す。
      例)防御50、軽減率10%、変換効率2.0ダメージ/マナのキャラが・・・*1
      攻撃力60の攻撃を食らった時:マナシールドなしだと4ダメージ、ありだと30ダメージ
      攻撃力300の攻撃を食らった時:マナシールドなしだと220ダメージ、ありだと150ダメージ
      ちなみにこの場合、(生命力とマナを等価と考えれば)敵攻撃力126以上*2でマナシールドのほうが有用。
      • 実際のところは数字が変動するものの(投げやりな結論だが)状況次第、ということになるだろうか。
        とはいえ、実際はポーション中毒可能性を考えると生命力とマナは等価ではない。魔法士にとっては攻撃手段をすり減らしながらの防御術であり、手痛いダメージを受けた際には攻撃も防御もできなくなる恐れすらある。錬金術師はウォーターキャノンのダメージに影響するし、デュアルガンをメイン武器に戦う場合には継続的にマナを消費することになる。マナの用途が多岐に渡る昨今では選択肢の一つであり、「安定・安心のマナシールド」ではなくなっている。
    • また、同時期にヘビーアーマーマスタリが実装されており、これは「重鎧装備時、防御・保護にボーナスがかかりアクセサリも装備出来るようになるがDexにペナルティ」といったスキルで
      魔法士にはDexのペナルティはあって無いような物だったので、魔法使いはマナシールドよりも鎧で耐えるというなんともイメージと外れた解答が一定の効果を持っていた。
      • 更に、魔法士の火力の底上げを担っていたヘボナセット装備は、胴体の装備を特定せずそれ以外の頭・腕・足・ローブで構成されていた為
        体は鎧を着ていても火力は補強できるというのが拍車をかけていた。ローブ着るから鎧が似合わなくても関係ないというのもあるかもしれない
    • また、G22到来による特性の実装によってある程度育成出来ていたキャラクターの防御・保護がしっかり補強され、マナシールドの方が有用な局面は更に減った…
      かと思いきや、C6以降に実装されたコンテンツの多くは敵の火力が高く、補強された防御保護を持ってしてもマナシールドのほうが生存性が上がる場面も少なくない。
      結果として、古いコンテンツや中低難易度帯におけるマナシールドの地位を奪ったに過ぎなかった。
  • ワンドスタッフ等の魔法武器を装備すると、効果が高くなる。
    • 以前はヒーリングワンドのみだったが魔法武器全般になった。とはいえ、ヒーリングワンドなら更に効果が高くなる。
  • マナには負傷のような要素がないため、負傷率が高い攻撃を受けてもマナ消費=単純なダメージのみの被害で抑えられる。そのため、やたら負傷率が高いモンスターに対してはライフで受けるよりも実質的なダメージは軽減できる。
  • スキル発動時と発動中(維持)にそれぞれマナを消費する。発動時に消費するマナはランクが上がると上昇するが、維持に消費するマナは一律0.5/sと変化が無い。ダメージを受けた時にもマナを消費するスキルなので、マナが無くなると当然ながら維持できなくなり、自動的に解除されてダメージはライフに適用される。
  • マナシールド展開中の注意点として、ミル使用時に消費するライフがダメージ扱いされており、マナが減少する。しかもライフも共に消費してしまうため、使用は厳禁である(不具合か仕様かは未だ不明)
    • 2012/02/14のアップデートでのミルの仕様変更により、ミル使用時にマナが減少することが無くなった。
  • 現在ではランク6まで開放中。消費するAP中級魔法並みであるため、そう易々とはランクアップできない。
    • ちなみに料理応急治療休憩作曲音楽知識マジックシールドキャンプファイアなどといった
      かつてはランクアップ出来なかったスキル群がどんどん上限解放されていくなか
      置いてけぼりを食らっているスキルの1つである。但しマナシールドは難易度の根幹に関わる為おいそれと上限解放は出来ないものと推測出来る。
      • 他に今でも上限がランク1未満のスキルには、メディテーション回避があるが
        このスキルの重要性・調整難度はこれらの比にならない程高いものと思われる。


*1 ダメージの計算順序が変わり防御→軽減から軽減→防御の順となった
*2 以前の計算式なら113以上