マリオネット

Last-modified: 2013-04-18 (木) 09:22:43
  • 2012年8月16日にThe Classic第二弾として実装された人形術で用いられる存在。
    マリオネット(操り人形)だが、その実際はプレイヤーキャラクターの分身とも言うべき特殊な位置づけとなっている。
  • ダメージの回復や戦闘不能および復帰、破損の概念があり、消耗品ではなく同行キャラクターに近い。

概要

  • 人形術習得クエスト(仮称)を進めることで習得できるコロッサスマリオネットとピエロマリオネットの2種類が存在する。
    • 両者の性能には若干の差異があるが、いざというときに備えて両方とも強化しておきたい。
  • マリオネット操縦術スキルを用いることでマリオネットと「連結」状態になり、操作が可能になる。マリオネットは連結した人形術師のステータスの影響を受ける。
  • ランクアップによってステータスが向上し、より強く成長していく。また、一定ランクごとに容姿が変化する。
    • マリオネットのミニチュアを装備することで特殊な容姿のマリオネットや、好みの容姿のマリオネットを任意に呼び出せるようになる。

コロッサスマリオネット

  • 巨人の姿を模したマリオネット。最初期はただの丸太の塊だが、ランクアップするごとに鎧をまとうようになり、雄々しく変化していく。目が青白い光を放っている。
  • 力強い姿を反映して殴る、体当たりするといったわかりやすい攻撃方法を用いる。
  • 旧ジャイアント男性やゴーレムに近い容姿をしており、視界をさえぎるなど弊害が散見される。
  • とにかくガッシャーンドッシーンとうるさい。
  • コロッサスの名はおそらくロドス島の巨像に由来するものと思われる。

ピエロマリオネット

  • 小柄な少女の姿をしたマリオネット。最初期はまったくの人形だが、ランクアップするごとにかわいらしい少女の姿へと変化していく。ランク5(高級マリオネット相当)以上から目が真紅の光を放つようになる。
  • どこからともなく取り出す巨大クッキングナイフと木槌で斬ったり叩いたり。
  • ミレシアンの体格で10歳相当。一見して複数のプレイヤーがいるように錯覚することもあるほど。

雑記:ゴーレムとの相違点/共通点
  1. 発動の準備時間が短い
    マリオネットはほぼ即時発動でごく微量のスタミナのみ消費する。ゴーレム練成は3~4秒の準備期間と、多くはないがそれなりのマナ・スタミナを必要とする。錬成する場所に障害物があった場合は不発になる。
  2. 操作切り替えにタイムラグがある。
    本体とマリオネットの切り替えはマリオネット操縦術で制御するが、本体側へ操作を切り替えた際に1秒のクールタイムが生じる。ゴーレムはシステム的なクールタイムはないとされているが、実際はクライアントに負荷がかかりラグが発生することが多い。
  3. 消耗品ではない
    マリオネットは攻撃を受けるとライフが減り、ライフが尽きると戦闘不能になる。再召喚時は戦闘不能のまま出現する。ライフはマリオネットポーションで、戦闘不能はマリオネット修理道具セットで回復させることができる。ゴーレムは回復させることも復帰させることもできないが、完全な消耗品のため、錬成するごとに常に新品のゴーレムが出現する。そのため、マリオネットは道具というより同行キャラクターに近いだろう。
  4. ステータスの影響を受ける
    マリオネットは操作するプレイヤーキャラクターのステータスの影響を大きく受け、コロッサス/ピエロマリオネットスキルのランクに応じたステータスを基本とし、マリオネット操縦術スキルによる追加ボーナス、そして人形術師のステータスの何割かを加えた数値がマリオネットの強さになる。そのため全く育ってないキャラクターや装備品のエンチャントなどを行っていない場合、マリオネットの性能は著しく低下してしまう。ゴーレムはシリンダー及び関係スキルのランクのみ影響し、錬成者のステータスは一切影響しない。
    マリオネットスキルは全て操作するプレイヤーのスタミナを消費するが、ゴーレムはゴーレムのスタミナを消費する。
  5. スキルが多彩
    挙動は多少異なるものの、スマッシュウィンドミル突進にあたるスキルを所持しており、その他、独自のものも所持している。ゴーレムは(GENESISによって改変を受けたが)プレイヤー準拠のスキル群を所持しているため、それほど違和感なく転用できる。ただし、両者ともカウンターを所持していない。
  6. 操作可能範囲が極端に狭い
    通常、追従時はジャイアント一人分程度の距離まで近付いてしまうため、通常時は非常に有効範囲が狭い。マリオネットとプレイヤーの移動を別々に指示することもできるが、その際の限界距離は約12~15メートルとされる。また、有効範囲外まで離れてしまった場合は強制停止させられる。その場合はプレイヤーに追従せず、その場で停止したままになる。非操作時は一切能動的な行動を行わない
    ゴーレム錬成は約20メートルの操作可能領域を持ち、範囲外まで離れてしまった場合は強制停止させられる。しかし、一定距離以上はなれた場合は自動でプレイヤーを追従し、一部攻撃を受けた場合は自動で反撃する。
  7. 召喚/錬成の制限
    マリオネットは召喚に時間や回数の制限がない。ゴーレムは結晶の個数分しか錬成できず、制限時間が基本的に3分~6分である。
  8. 操作の違い:切り替え
    マリオネットはマリオネット操縦術によって操作を切り替えるが、ゴーレムはラジオボタンで切り替える。そのため、マリオネットの操作はショートカットに登録することができるが、ゴーレムはショートカットに登録することが出来ず、その都度ボタンをクリックしなければならない。
  9. 操作の違い:優先性
    マリオネット操作時はプレイヤーとマリオネットの操作が入れ替わり、プレイヤーがマリオネットに追従するようになる。交易やパートナーの馬車といえばわかりやすいか。このため、マリオネットとプレイヤーが連結されている状態であれば、距離による制限を受けない。ゴーレムはゴーレム側制御中は本体が操作位置から動けなくなるため、距離の制限を受ける。
    また、プレイヤーがダメージを受けていてもマリオネットの行動が阻害されることはないが、マリオネットが攻撃を受けた場合はプレイヤーの行動が阻害される。ゴーレムの場合は正反対で、ゴーレムがダメージを受けてもプレイヤーの行動は阻害されないが、プレイヤーが攻撃を受けた場合はゴーレムの操作は中断させられる。
  10. 操作の違い:行動の連動
    マリオネットとプレイヤーは操作が連動しているため、マリオネットが何らかの行動を行っている間はプレイヤーは操作できず、プレイヤーが何らかの行動を取っている間はマリオネットの操作はできない。ゴーレムはプレイヤーとゴーレムのどちらも行動に関しては独立しているため、ゴーレムとプレイヤーの平行操作が可能。
  11. 敵の認識
    マリオネットは操作時・非操作時を問わず認識され、先制を受けるが、ゴーレムは一部の敵に認識されず、先制も受けない。ただし、帰還させた場合はどちらも敵の戦闘状態は解除される。
  12. 強制消滅する
    ダンジョンの階層や建築物に出入りする際には強制的に帰還させられる。ゴーレムも同様であるが、ゴーレムは消滅してしまうのに対してマリオネットは待機状態になるだけでノーリスクといっていい。
  • 以上のように、最も近いと思われるゴーレム錬成と比較しても似ているようで大きく異なっている。しかし、ゴーレムとマリオネットは同時に使用することが可能である。
    • ミレシアン、マリオネット、ゴーレム、パートナーがそろえば賑やかな四人パーティーが作れるようになり、AI制御によってはかなり強力な平行戦闘が可能になる。
    • 影世界(および演劇ミッション)限定だが、召喚ぬいぐるみ(仮称)も用いればなんと最大8体もの大所帯になる。
      どんなに狙っても現実にはほぼ不可能だが、8人が最高条件で最大人数を出現させた場合、1パーティにつきなんと64人(!)である。