ミミック

Last-modified: 2023-10-11 (水) 18:18:49

ミミック【みみっく】

Mimic:模倣者・~の形に擬態する・擬態


  • 国産RPGでもお馴染みの、宝箱に擬態したモンスター
    古くはテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場し、そこから『ウィザードリィ』『ウルティマ』でも登場。日本国内においては、かの『ドラゴンクエスト』に登場したものが有名。
    その特徴と覚えやすさ・親しみやすさから、一度大作で出てしまえばゲームにおいて一般的なモンスターとなるのは自然な流れであったとも言えるだろう。
  • マビノギにおいても、モンスター及びペットとして実装されている。

モンスターとしてのミミック

  • マビノギでも宝箱に擬態している。
    外見上は普通の宝箱とほとんど変わらないが、いくつか見分ける方法は存在する。
    特殊ダンジョンを除いた全ダンジョンに現れ、魔符のドロップ率も比較的高いため、初心者の金稼ぎにはもってこい。ウルラダンジョン再編時に魔符の報酬額が上乗せされ、こまめに拾っておくと意外と侮れない金額になったりする。
  • こういったトラップモンスターは「強く」「いやらしい」という印象が強いが、マビノギのミミックは後者のみが際立っている。特に攻撃速度が早く、普通に開ければまず間違いなく先制攻撃を喰らい、ウィンドミルで開けても硬直の間に近寄られてかじられる。また一打かつ確実に吹き飛ばされるため、近接攻撃を当てようとがむしゃらに近寄っても逆にかじられて時間がかかる場合もある。
  • しかしその一方で、攻撃力の方はさっぱりであり、初心者であってもちょっと噛まれた程度では痛くもかゆくもない。体力も低く、攻撃さえ当てられれば倒すのは簡単。そんな弱さのくせににそこそこの経験値と高い換金額の魔符をドロップすることから、ウィンドミルや範囲攻撃で一蹴できるようになるとカモになる。また上位種族のステータス上昇幅が僅少なため、強敵がはびこるペッカダンジョンでは癒しモンスターとして扱われる。クリティカル率が高めだが、元々の攻撃力が低いので、を装備していれば殆どダメージは一桁で済む。
    • さすがに上級タイプやハードモードタイプではそれなりの負傷率を持つため、迂闊に開けない方が良い。特にハードモードでは「アイデルン製」と言ってもいいくらいに頑丈になっている。攻撃力、負傷率も軒並み高いので、防御性能に自信がなければ初撃はウィンドミルかチャージングフィストで。ジャイであればストンプも可。
      召喚時にエフェクトを発生させるペットで殴り起こしてもよい。
    • その高いクリティカル率を利用して、クリティカルヒットスキルの被クリティカルヒット修練に良く利用される。壁際でミミック3、4匹に齧られ続けると、面白いように修練が進む。ただし、ダメージの蓄積でこちらがいつかは行動不能状態になるので、定期的にライフを回復する等をしないといけない。
    • 同じ理由で、防具の熟練度上げにも使われることがある。2022年に行われたアップデートで装備の自然摩耗が廃止され、同時に熟練の蓄積もされなくなったため意図的に殴られる必要ができた。といっても装備の熟練が溜まりやすくなるようにも仕様変更されているので、相当急いでいない限りは使われることはあんまりない。
      自動でヒーリングを掛けてくれるAIを組み込んだペットを利用すれば、ペットの召喚時間いっぱいまで放置で熟練度を上げる事が可能。

ペットとしてのミミック

  • G12S1現在では「アンティークミミック」・「ウッドミミック」の2種類が存在する。
    いずれも形状は宝箱だが、モンスター版やマビノギ内の一般的な宝箱とはデザインが異なり、容易に区別出来る様になっている。
    共通して特殊スキル「飲み込み」により弱ったモンスターを飲み込み、銅像に変えることができる。
    • 像の色は基本的に灰色だが、インベントリに金・銀・銅の板を持たせることで金像や銀像も作成できる。
      ハウジングのインテリアにどうぞ。残念ながら浪漫農場に置いても出ると消えてしまう。
  • 「アンティークミミック」に関しては、かつて最大のインベントリサイズを有するペットとして君臨していた。
    シロフクロウの実装によってその座を譲るものの、その後も長らく準最大であり続けた。
    しかしその後はフクロウを凌駕するインベサイズのペットが追加され、この魅力は完全に過去の物となっている。
  • ジャイアントが他種族のペットに乗れる唯一のペットでもあった。
    その後は魔法の絨毯が実装し、長らくその2カテゴリのみが異種族同士で乗れるペットだったが
    シェフの空飛ぶ屋台、ジャパリバスなどの台頭、そして数多のワープ手段追加や無課金での高速ペットの入手手段追加により
    この特性もかつてほどの魅力は無い。
    • またアンティークミミックは、シェフの空飛ぶ屋台が実装するまでの間長らく、唯一3人で乗れるペットであった。*1
      現在ではシェフの空飛ぶ屋台系統のペット(4人)、ジャパリバス(7人)が登場している。
  • 他人を乗せると、ミミックの目の部分が乗せたキャラクターの目になる。さらに複数人乗ると目が増える
    本来の中身?がその間どこにいくのか気になるところ。まさか乗った人に踏みつけられて
    • ちなみに実装当初から、キャラクター簡素化オプションを有効化すると
      入っている人が棒立ちでミミックに重なって表示される仕様があり、2023年現在でも修正されていない。
      棒立ちのまま滑っていくのでシュール。簡素化オプションを有効化するだけでいいので、処理が安定している間はのっぺらぼうでない状態でも見られる。
  • ミミックに入った状態でギルガシの鉱物流星雨を受けた場合、ミミックはノーダメージ、中にいる人はダメージを軽減して生き残る仕様が存在する。
    シールドオブトラストを使っていないので、他にシールドを成功させた人がいなければセレスティアルスパイクは通らないが
    3で割り切れない中途半端な人数でも、溢れた人がシールドを使わずとも入れる避難所として活躍する。
    • 但しこの戦法は、全員がシールドに入らないといけないハシディムでは基本的に通用しない。
  • ちなみに上述のモンスター版ミミックをフィニーペットにしても、これらペットミミックの特徴は一切持たない。乗り込むことも出来ない。
    その代わりと言ってはなんだが、マビノギにおける一般的な宝箱の形はしており、これを利用した遊びに用いられることも。

*1 ウッドミミックは一人乗り