子守唄

Last-modified: 2017-03-28 (火) 12:58:19

子守唄【こもりうた】

  • 聞いたものを瞬時に眠らせる楽曲を奏でる。
    範囲内の敵を一定確率で睡眠状態にし、あらゆる行動を阻害するデバフ系に属する音楽バフスキル

概要

  • 睡眠時間と睡眠時の追撃ダメージ、一度に眠らせられる対象の数はランクアップによって増加し、クールタイムは一律4秒。
    • 睡眠中の敵は頭上に「ZZZ」のアイコンが浮かび、この状態ではいかなる行動もできず*1、あらゆるヒットエフェクト(硬直)が生じる行動を受けた場合に即座に解除される。
    • 睡眠時に攻撃を受けた場合、ランクによる追加ダメージを受けて睡眠状態が解除されるが、追加ダメージは防御も保護も無視してダメージを与えるため、敵によっては大きなダメージソースになりうる。この追加ダメージの効果はランクによって増加する。
    • 子守唄によって睡眠状態を受けた敵は、以降の子守唄は無効になる。また、同様の睡眠効果はお互いに上書きができない。そのため高ランクの子守唄の前に低ランクの子守唄で寝かせてしまうと、せっかくの阻害効果や追撃効果に大きな無駄を生じさせてしまう。そのため、子守唄を戦術に組み込むのであればなるべく高ランクを取得しておくことが望ましい。
      なお、キン斗雲妖精フローラの睡眠効果も上書き関係は共有しており(睡眠効果の可否は共有していない)、これらの召喚時効果で寝かせられていた敵には子守唄が効果を発揮しない。寝かせたつもりがペットの効果で寝ていたため効果時間がすぐ切れてしまい、思わぬ攻撃を受けることもあるかもしれない。一応頭の片隅に覚えておくといいだろう。

備考

  • ランクが低いうちは直ぐに目を覚ますが、上達すると1分近く眠らせることができる。
    • ほぼ一瞬で効果が現れるため、音痴極まる歌で無理やり意識を飛ばしに来ているのかもしれない。
      返事がない立ったまま気絶しているようだ
  • ランク1でも9秒間の睡眠時間しか与えられないが、これはカタログスペック上の話。楽器演奏や歌、才能によって実際はもっと高い数値で推移する。極まってくると才能マスターでは39秒、グランドマスターでは59秒も眠らせる。追加ダメージは数値上は300だが、こちらも同様に実数字はより高くなると思われる。
    • 楽器の改造、エンチャント、細工、マスタータイトルによって更に強化できるため、実際の能力は数値より遥かに高い。
  • 序盤以外ではダメージソースにはなり得ないが、大半の敵を1度は眠らせるため補助としては非常に強力。敵の強さにもよるが、効果範囲に入っていれば割と問答無用で眠らせることができる。
    • 表記では同等の敵に75%だが、実際には強さではなくスキルランクに応じて確率が変わる。R1でおよそ80~85%。
    • 大半の、というのは、睡眠完全耐性を持った敵が徐々に実装されつつあるということ。11周年の試練の洞窟に登場する11番目のボスが初出で、2016年夏~秋に予定されている「REBORN」アップデートでも「眠らない敵」の実装がアナウンスされている。
  • 擬態しているミミックが擬態したまま眠るため、判別にも使える。持続時間が過ぎても擬態が解けないので安全。実は調べても起きず、先手を取られることがない。先制からダウンさせられる微妙なストレスが解消される?
  • レインキャスティングの落雷では眠った敵を起こす事はない。代わりに落雷のダメージも増えない。
    • 2015年頃にレインキャスティングの落雷でも目覚めるように修正された。
  • いつからか発生保障が設定されており(このスキル以外の音楽バフスキルにもある程度の発生保障が設定された)、
    ほんの一瞬でもこのスキルを発動できれば、被弾等でスキルがキャンセルされても効果が発生するようになった。
    • これにより攻撃を受けながら子守唄の効果を発生させる事も可能となり、防御手段としても非常に強力なスキルとなった。
  • 非常に細かいことだが、デモニックグルーミーサンデー(及びアンホーリーグルーミーサンデー)以外の殆どの楽器改造やエンチャントによる「歌の効果」は眠った相手への追撃ダメージを増加させる。睡眠時間は「効果時間」の影響を受けるので注意。
    • そのためランクアップによる基本睡眠時間に加えて才能ボーナス、一部エンチャント、デモニック/アンホーリーグルーミーサンデーの改造、細工で得られる効果時間延長があればさらに無力化させる時間が増えるということ。

追記

  • ZEROアップデート第二弾アリアの実装により、地味ながらも間接的な強化を受けた。
    の実装により、武器(楽器)による制限を受けずにスキルを使用できるようになったからである。
    • 本来は楽器またはマイクを装備していなければ使用できない音楽バフスキルだが、スキルランク5以降はこの制限を受けなくなる。当然楽器マイクの恩恵は受けられないものの、基本装備・補助装備が自由になり、よりフレキシブルな戦闘が可能になった。
    • 装備の切り替えはもちろん、格闘+弓のようなスタイルに「第三のスキル群」として音楽バフスキルを使用できるというのは実際かなり大きなメリット。1回きりとはいえそこそこの時間をほぼ無条件で拘束し、しかも一度に最大15体も無力化できるというのは全スキル群を見渡しても他にない。
      • バオル潜入最強の切り札。問題はそこで通用するレベルに持っていくのは割と大変であるということ。
  • 特に即時性に欠ける錬金術との相性は最高で、阻害系スキルの準備時間やクールタイムを稼ぐのに最適。後にZEROアップデートのプロフェッサーJで実装されたヒュドラ錬成との相性は最強クラスで、ヒュドラ錬成は相手に硬直を与えないため、無力化した相手に時間いっぱい毒をあびせつづけられる。マスタータイトルも併用すれば50秒間ものあいだヒュドラの毒を受けてピンピンしていられる敵などそうはいない。
    • 他にも、子守唄で寝かせ、マグナムショットを確実に撃ちこんだり、スマッシュ→子守唄→スマッシュのような強力なコンボ攻撃、シューティングラッシュで敵を集めてから子守唄で動きを止め、クールタイムを稼いで再びシューティングラッシュやバレットストームのような範囲攻撃*3を行うなど、戦術に大きな広がりを持たせることが可能になった。

*1 ただし、こちらを認識して「!!」を出すことは阻害できない。眠っているのにどうやってこちらを認識するのだろうか……。
*2 といっても、防護壁が寝るというのは実は問題で、これらも一度に寝かせられる敵の数としてカウントされてしまう。そのため生贄のような状況では、壁だけが寝て敵を寝かせられず大被害を受ける、ということは実際に起きる。笑い話のようで笑えないこともたまにはあったりする。それもまた笑い話になるのかもしれないが。
*3 他にも6幕:誘惑の罠で集めてから子守唄で寝かせ、まとめてフローズンブラストで凍らせるなど、既存コンテンツに新しい攻略法を持たせるまでのものすらも登場した。