弱体化装備【じゃくたいかそうび】 
- 戦闘力を減少させるエンチャントが付加された装備。
実際の戦闘能力はそのままで、敵が相対的に強く見えるようになるため、戦闘スキル修練(BossやAufulと数多く戦う必要がある)の際には非常に役に立つ。- なぜ「弱体化」と呼ぶかというと、これらのエンチャントの効果が「(ほんの少し)弱そう」などと表示されるため。
- これらは貼り付け部位の制限が厳しく、下地の関係などで貼り付けるまでの手間がかかる事も多い。
結果的に作成は困難で、プレイヤー間での取引でも高値になることが多い。
マゾい修練をするためにバカ高い弱体化装備代を稼ぐという二重苦である。- 「害の」「障害の」「困難の」「不便な」「支障の」はG4で同時に実装され、似たような場所で産出するよう設定されていたのだが、貼り付け部位とエンチャント自体のランクの違いにより長らく明暗が分かれていた。
- 接尾Aの「困難の」、接尾9の「害の」「障害の」は貼り付けも比較的楽で現実的だったため、よく使われた。特に害は、篭手装備に更なる上位ランクのESを貼る下地にも使えるため大人気だった。
- 一方、接尾8の「不便な」「支障の」は下地の調達がままならず、長らく不人気であった。
実装直後はもちろん、G10まではイージーペッカやシェイク、レイヴン靴など、あまりに入手困難な代物を下地に使わなければならなかったのである。一番入手が楽なものでも当時最難関だったペッカ通常限定のイージーペッカだったのだから、貼り付けの難しさが知れよう。 - その後は、城地下ダンジョン(と一緒に全部位対応の接尾9ES)やら何やらで下地も増えていき、G15辺りではようやく一般庶民でも貼れるようになってきた。日の目を見るまで長い道のりであったといえよう。
- 「害の」「障害の」「困難の」「不便な」「支障の」はG4で同時に実装され、似たような場所で産出するよう設定されていたのだが、貼り付け部位とエンチャント自体のランクの違いにより長らく明暗が分かれていた。
- G20現在、高額だった「幼いタヌキ」「深海」などの弱体化装備がランダムボックス(箱)でばら撒かれ、無課金プレイヤーでも簡単に手が届く範囲にまでになった。
更に、普通ではあり得ない箇所にそれらが付いている特殊品まで箱から出るようになった。
弱体化エンチャント一覧 
横の数値は戦闘力のマイナス値。
武器 
- 全武器対応
- pre6:アークリッチ(-250)
- pre3:スクラップ/中古の(-500)
- アークリッチはランクに関係なく貼り付けることが可能だが産出がネック。
- スクラップも産出場所が面倒なうえ、こちらは下地を無視できない。直接貼り直せるような下地付き武器は限られてくる。現在は自力で下地を貼っていくのも不可能ではなくなったが、それでも敷居は高い。
- そもそも武器は攻撃力に大きく関ってくる部位であるし、スキル修練に都合のよい武器になるとも限らないため、やや扱いにくいかも。
左手装備 
- 盾
- suf6:深海の(-500)
- ランクが高い上、無条件にランク指定無視で下地にできるESも存在しないので、A→9→8→7→6と順次貼っていかなければならず、失敗時の耐久減少が厳しい。
- 貼り付け対象には全種族装備可能で耐久もかなり多く、入手にも困らない万能鍋を使うのが一般的。(→深海鍋)
- 現在は千年物からランク指定無視の伯爵ESが入手出来るが、ランク5のうえ専用属性なので下地として使うと他キャラに譲りにくくなる。
- エイヴォンの盾に付与されているものが箱に入っていることがある。こちらも種族を問わないため有用だが、アイテムとしてはおおむねハズレ(目玉のアイテムではない)なので、それなりの値段になっている。
- 上記のエイヴォンの盾に加えて、最近はガードシリンダーに付与された物も箱から出るようになった。こちらは他の盾とは違い、片手武器と同時進行で錬金術の修錬・行使ができるという非常に大きな利点があり、今までの深海装備のほぼ上位互換となっている。こちらも値段はそれなり。
衣装・鎧 
- 魔法衣装
- suf4:ジャッカル(-500)
- suf3:幼いタヌキ(-1000)
- 幼いタヌキは現状最大の効果を持つが、魔法衣装限定という縛りが苦しい。
- ヴァイパー→ジャッカル(orワシ)→幼いタヌキの順に貼っていくのだが、成功率的に作成するのは困難。エンチャント保護ポーションが欲しいところである。
- また、魔法衣装の多くは年齢制限があるため、使用可能年齢が半ば固定されてしまうのもネック。
- 人間・エルフ用は幼いタヌキが貼られた衣装が箱から出るため成功率の割に比較的安価だが、ジャイアント用は箱から出ない。
そもそもジャイアントが着られる魔法衣装というものがかなり限定されており、現時点ではジャイアントが着られる幼いタヌキ衣装は超高額品となっている。現在性別と種族を限定しないものは「パイレーツキャプテンスーツ」「パイレーツクルーユニフォーム」に限られ、これら自体がかなりレアな衣装のため幼いタヌキが貼ってあるものはかなり高額だった。 - 幼いタヌキが貼られたパイレーツキャプテンスーツが箱から出たこともあり、以前よりは入手しやすくなった。
- 最近は採集用ナイフやアクセサリーに付与されていることもある。採集用ナイフは比較的安価だが、アクセサリはかなり高額。
- 幼いタヌキは現状最大の効果を持つが、魔法衣装限定という縛りが苦しい。
- 重鎧
- pre4:大理石(-500)
- suf9:障害の(-100)
- 大理石の効果は大きいが、作るのが手間な代物。
主に基礎→ソリッド→大理石か、週末(専用ES)→大理石と貼り付けるが、やはり成功率が問題となる。
ただし、デザートドラゴンからドロップするソリッド付きのブリガンダインなら、すぐに大理石を狙うことができる。 - 人間限定の重鎧についたものは箱から出ることもあるので比較的入手しやすい。一方ジャイアント用、エルフ用は収録されていないので相変わらず入手は厳しい。
- 障害の効果はさほど大きくなく、ランク的には後述の「困難の」を作ったほうが楽。
ただ重鎧限定ということから大理石を一緒に貼り付けられ、結果的に大きな修正量を得られるのが利点。- 魔法衣装と違い、こちらは年齢制限が無いのも利点。
- なお大理石障害を種族性別問わずに共用したい場合、対象装備はかなり限定される。
- 軽鎧
- sufA:困難の(-100)
- 接尾の弱体化ESの中で最もランクが低く(ランクAなので下地も不要)、入手もしやすいのでこれの付いた鎧を買うくらいなら自分で作ったほうが安上がり。
- 安いなりに効果は微量。
しかも軽鎧だと接頭に弱体化ESがないので総合値でも値段なりといったところ。
頭 
- pre8:シン/痩せた(-100)
- suf8:不便の(-100)(鉄属性限定)
- 痩せたは「荒い/険しい」付きの頭装備に上書きで使えるので、出ても保存には困らない。荒いしっぽ帽子はここでも役に立つ。
- 痩せた不便を作るつもりなら種族性別制限がなく、下地にも恵まれているノルマンウォーリアヘルメットでどうぞ。(ノルマンウォーリア装備専用の「ノルマン」ES(pre9)を痩せたの下地にできるため)
- 不便は「溶ける/メルティング」を下地にするのが楽。
- 痩せたは「荒い/険しい」付きの頭装備に上書きで使えるので、出ても保存には困らない。荒いしっぽ帽子はここでも役に立つ。
手 
- pre8:スモール/小さな(-100)
- suf9:害の(-100)(鉄属性限定)
- スモールは下地に銀キツネや赤黒クマを使ったり、人間ならユニオン付きのダスティン篭手などから上書きしたり。
- ほか、武道大会にて産出される収集家のES→サニーESと貼ったものを準備しておくなどがおすすめ。
- 害は他箇所の弱体化接尾と違い、ランク9ゆえに作りやすい。
- 但し、種族性別問わずに共用しようとするなら、足同様に対象装備はかなり限定される。
貼り付けの敷居の低さを生かし、そこそこの共用性で妥協した方が揃え易いかも。
- 但し、種族性別問わずに共用しようとするなら、足同様に対象装備はかなり限定される。
足 
- pre8:ビシャス/意地悪な(-100)
- suf8:支障の(-100)(鉄属性限定)
- 意地悪だけならトゥースアンクルシューズで作成するのが耐久的にも、種族制限も無く使いやすい。
- 支障は魔女を下地にするのが比較的お安い。
- 意地悪な支障を種族性別問わずに共用したい場合、対象装備はかなり限定される。