王政錬金術師

Last-modified: 2023-10-22 (日) 08:53:19

王政錬金術師【おうせいれんきんじゅつし】

G11S2で実装されたシステム。エイリフ王国に認められた職業錬金術師
エイリフ王国国王エフル・マククル2世によって任命され、例外なくエリートとしての将来が約束されている。
彼らは各地の諸問題に対応するべく派遣されており、様々な土地で見かけることができる。

また、エフル・マククル2世のミレシアンとの融和政策により、ミレシアン達も王政錬金術師としての資格を得ることができる。

概要

  • 王政錬金術師になるための申請をラフ王城NPCシネイドから行う。申請者の中から毎週土曜日0:00に1サーバー100人の王政錬金術師が選出される。
  • 任期中にある程度の任務を果たすことで資格を維持することが出来るが、規定を満たさなかった場合は無条件で剥奪される。

特徴

  • 選抜基準は各種錬金術スキルランクとジャーナルによって評価。錬金術カテゴリーの総和で採点を行っているとされる。一部だけが極端に高い、あるいは低いといった偏りは好ましくなく、総合的に高い水準を満たしていることが条件と言われている。
  • 任期中は制服の支給、立ちポーズの変化、専用タイトルの入手などの恩恵がある。シリンダー改造式の発見も王政錬金術師のみが行うことが出来たが、現在6つのサーバー(2016/01/14現在はサーバー統合により3つ)全てで全シリンダーの全改造式が発見済みである。
    • 王政錬金術師タイトルは戦闘性能だけで見ればアルケミマスターにやや劣るものの、合成や分解といった戦闘以外のプロパティもある。
    • また、支給される王政錬金術師の制服・王政錬金術師のブーツは王政錬金術師の任期中のみ装備可能で、王政錬金術師タイトルをつけている時にのみ効果を発揮する高性能エンチャントも貼られている。
  • さらに「王政錬金術師の支援」として、プレイヤーの一人用影ミッションへの手助けが可能となる。ただし、メインストリームのみに限定される。
    • なんとメインストリーム最終戦にまで支援が可能。これにより難易度の高いメインストリームクエストも協力可能となり幾分攻略しやすくなるだろう。といっても、特に難易度の高いG12ではほとんど支援が出来ないというジレンマもある。
  • 王政錬金術師の維持には「シネイドの指定任務を受ける(1日1回0時更新)」、「影ミッションまたは演劇ミッションをクリアする(1回1ポイント1日10回まで)」、「ログインしたままでいる」の3種類があり、次回の査定時に60点を満たしていない場合は剥奪される。
    • また、より優れた志願者がいた場合は条件を満たしていても剥奪される。
    • なお「ログインしたままでいる」状態は、エリン1日(地球時間約36分)で1点加算される。マビノギの仕様でチャンネルを変更してもログアウトしたとみなされるため、出来る限り同一チャンネルにとどまることが望ましいとされる。
      • ちなみに、ログイン継続の得点は「再ログインしたときに加算」されるため、土曜日0時過ぎまで放置してたら維持できなかった、ということは起こりうる。編者とか。
        王政の発表前に得点を満たしていない場合は、必ず1度ログインしなおす(チャンネルを変更する)ことを忘れないようにしよう。

その他

  • 立ちポーズの変化は、王政錬金術師の任期中にシリンダーを装備することが条件なので、他のタイトルや制服以外の衣装をつけていてもシリンダーを装備していれば自動で変化する。
    • 他のポーズ変化のものと異なり、「右手にシリンダー」を満たしていれば、左手装備をしていなくても、盾を装備していても王政錬金術師用のポーズになる。
    • 男性は腕組み、女性は左手を腰にあてるポーズ。
      特筆すべきは女性ジャイアント用のポーズで、人間・エルフは両踵をピッタリ揃えるが、ジャイアントの場合は軽く足を開き、かわいらしくつま先を内側に向けるポーズになる。ジャイアント女性かつ王政錬金術師というかなりレアな存在だが、必見である。
  • 一方、NPC王政錬金術師は、といえば、G12クエスト途中にたくさん登場するNPC達の正体はヘレッドとか何とか。ハード累積ではタワーシリンダー使用のウォーターキャノンで二桁ダメージしか出ないという。マジ役立たずもっと研究をして欲しい。
    • これは錬金術のジレンマである「高累積難易度では、保護や防御、ライフの高さに錬金術の性能が追いついていない」ということを如実に物語っている。
    • ちなみにレイモアケイも王政錬金術師である。
    • エイリフ王国のエリート達であるが、それゆえかやたらと他の組織とトラブルを起こす集団と言われており、かなりの軋轢を生んでいる。
      気難しいオーランはもとより、大人しく気配りのできるメルウィンですら王政錬金術師の振る舞いには辟易しており、王政錬金術師のミレシアン達はなんだか肩身が狭い思いをしているとか。
  • 支給される王政錬金術師の制服はアイテムグラフィックはズボンなのに女性キャラが着るとミニスカートになる不思議衣装。染色不可、エンチャントは接頭・接尾両方が最初から付与、防御6・保護4、改造不可(だけど熟練は溜まる)。ところどころに錬金術師のマークが意匠に組み込まれている。
    • ちなみに「湿った」「学者」といった高性能なエンチャントは本来修理費が10倍~2倍といった恐ろしいデメリットを持っているが、こちらはそうしたものはない。実は名前は同じだが、王政錬金術師の衣装のみにエンチャントが可能な全くの別物。王政錬金術師の衣装自体修理費も安いため、結晶や修理費でお財布が苦しい人には嬉しいところ。
    • なお、王政錬金術師の制服・ブーツの衣装は初回のみ支給となっているため無料だが、次回以降は理由を問わず制服が20万ゴールド、ブーツが10万ゴールドとしっかり料金を取られる。
      しかも銀行払いは許されず、現金のみでしか受け付けていない。お金が足りない場合はシネイドから哀れみの言葉をいただける。王政錬金術師は無給のため、影世界を周回して報奨金で制服をそろえるというケースが後を絶たないという。
  • 現在のところ、たいていの王政錬金術師は高累積のプレイヤーによって占められており、そのほとんどは王政錬金術師としての活動にはあまり熱心でないという。そのため、困り果てて王政錬金術師の助力を求めてもすげなく断られることも少なくない。
    • 残念なことではあるが、王政錬金術師のタイトルやポーズをとっているプレイヤーの大半はグランドマスター○○といった錬金術師以外の才能を選択している。
      才能によって任命の可否が問われないのは疑問が残るところだが、こればかりはDevCatに期待するしかないだろう。
    • 一方で王政錬金術師になみなみならない情熱を持っているプレイヤーもおり、そうした王政錬金術師はむしろ困っている人を探しているほどだという。タラ、タルティーンのストーンヘンジ付近で待機している王政錬金術師を見かけたら支援をお願いしてみてはどうだろうか。
      • というのも、王政錬金術師にとってはG9~G12のミッションのほとんどは錬金術に有利なつくりになっており、近接だけ、弓だけ、魔法だけ、ではどこかで1つ2つ難関になるミッションがある。
        一方、錬金術師にとっては突出した能力はないものの、総合的にどれもこなせるという特性と、そもそも一人専用のミッションを二人でできるという点において、実際はそんなに負担ではなかったりする(といっても最終章は勿論大変だが)。
        また、王政錬金術師にとって他人のメインストリームを支援すると特別に評価ポイントをもらうことができるため、維持がギリギリの王政錬金術師であれば渡りに船といったところ。さらにメインストリームのクリア報酬は経験値が非常に多く、レベルアップにもありがたい。決して両者に悪い話ではないだろう。
  • なお、王政錬金術師の支援は一人のみ(複数人いても一人だけしか支援として認められない)。
  • 俗称・国家錬金術師。国家の狗(いぬ)。
    • これらの俗称の元ネタは、アニメ化もされた大人気コミック「鋼の錬金術師」。2010/11/23に行われた鋼の錬金術師タイアップイベントによって俗称ではなくなった… ように思える。
  • 前者はまだしも後者は完全に蔑みを含んだ呼び方なのであまり使わない方が良いのかも知れない。
    もちろん、好んで自称する人もいる。両手を打ち合わせて術を発動するモーションを心待ちにする人たちは少なくないという。
    • 物語的には、汚れ仕事を担当するケースも少なくない。そういう意味では言いえて妙であるが、ミレシアンの王政錬金術師にそうした要請はない。安心して従事されたし。

外部リンク
鋼の錬金術師×マビノギ