衛宮士郎の令呪

Last-modified: 2017-07-25 (火) 16:25:14

2015年8月17日(水) ~ 2015年9月16日(水)に行われたFate/stay night [Unlimited Blade Works]タイアップイベント期間中に販売されたFate/stay night [UBW]ボックスから入手できる手装備。

第五次聖杯戦争に参戦したマスター、衛宮士郎の令呪。令呪の力を使うと衛宮士郎と契約したサーヴァント、セイバーの力を借りる事ができる。スキルショートカットウィンドウに登録して一日に3回まで使用できる。召喚者が他の地域に移動すると消えるので注意。(染色不可)

  • 一般的な手袋と同様に、インベントリサイズ2X2・防御1・保護0・耐久10という見るべきところのない平凡なもの。しいて言うなら装備品としては非常にシンプルで、装備すると左手にひし形を組み合わせたような「令呪(れいじゅ)」が刻まれるというもの。
  • この衛宮士郎の令呪を装備している時に限り(アバタースロットでは不可)、後述する「セイバー召喚」を使用することができる。

セイバー召喚

  • 衛宮士郎の令呪がもつ最大の特徴。ショートカットウィンドウから使用するか、直接装備をCTRL+左クリック、または右クリックして「使用する」を選ぶことで即時発動する。
    サーヴァント「セイバー」を召喚する。発動と同時に出現して自動で敵を索敵する。認識後は専用スキル「約束された勝利の剣」を行い、認識した敵が倒せていない場合は追撃を行う。
    • 出現した直後に超高速で索敵・認識するが、認識範囲自体はかなり狭い。
      「約束された勝利の剣」の終了、または召喚後の索敵で敵を認識できなかった時点で帰還する。スキル終了後も帰還までに若干の猶予時間があり、その間にセイバーが敵を認識すれば直接攻撃を行うこともある。
      1日3回までの使用制限があり、この制限回数のみ召喚することができる。この使用制限は地球時間午前7時に最大まで回復するが、最大回数を超えて累積させることは出来ない。

約束された勝利の剣(エクスカリバー)

  • 手にした「約束された勝利の剣」を可視化し「両手で構え」「振りぬく」。前方にレザーロングボウ並みのかなり長い攻撃距離を持ち、広い攻撃幅を持つ強力な近接物理攻撃。ダメージの発生は1回、強制ダウン。反面、真横や後方が完全な死角になっている。
  • 敵のターゲッティングが自動になっているため意図しない方向に発射してしまう弱点があるものの、基本的には最も近い敵を優先的に狙うためある程度敵が固まっているところで発動すればそこそこ巻き込んでくれる。
  • 近接物理攻撃のためヘビースタンダーによってダメージを軽減・無効化されてしまう。また、ダメージが極端にバラける傾向があり、数千ダメージの差が出ることもしばしばある。

その他

  • 極めて重要かつ膨大な設定があるため、詳細は原作の視聴を強くお勧めするが、簡単に解説しておくと「聖杯戦争に参加する資格者が聖杯から与えられるもの」「資格者はマスターと呼ばれ、サーヴァントと呼ばれる英霊と契約し、これを使役する力を得る」「マスターはサーヴァントに対し3回の絶対命令権を持つ」というもの。パッと見ただの記号だが、刻まれた令呪には膨大な魔力が込められているという。

サーヴァント「セイバー」

  • 金髪に青いドレスと甲冑を纏った女性のサーヴァント。不可視の長剣「約束された勝利の剣」を振るう。超強力な武器はもちろん、本人も高い能力を持つきわめて強力なサーヴァント。その気高い振る舞いから「騎士王」とも呼ばれる。
    • セイバー*1の名の通り剣を帯びた騎士。原作では彼女自身の高い能力により、通常の攻撃では全く傷を負わせられない防御力も備えている。タイアップ衣装ボックスから得られるセイバーの鎧一式はそれを模したものなので、残念ながらくらぶるべくもない。
    • ちなみに「召喚スクロール-セイバー」で呼び出せるものは約束された勝利の剣を使わない。この手の召喚の例にもれず、「召喚スクロール」や「召喚ぬいぐるみ」で召喚される者達と同様にアタックしかできないという超残念仕様。障害物に引っかかったり、味方のチャンスを潰したりなど逆に邪魔になることすらある。騎士王とは一体……。
  • 原作では非常に人気のあるキャラクターで、女性キャラクターでは常に上位。Fate/stay night以外にも登場しており、人気の高さがうかがえる。

宝具「約束された勝利の剣」

  • 「約束された勝利の剣」は武器として2種類、性能違いも含めれば多数存在し、また同名のスキルもあるためちょっとややこしい。タイアップとは直接関係ないが、「最良の結果を出すことが義務付けられた」BGMのタイトルも「約束された勝利の剣」となっており、たいへんややこしい。
  • 「約束された勝利の剣」は、その知名度から本来の姿や真名を明らかにすることで所有者であるセイバーの正体も知られてしまうため、普段は「風王結界(インビジブル・エア)」という何層にもなる厚い風の結界で守られており、光の屈折率を変えることで肉眼では見えなくなっている。
    クエスト報酬では「風王結界」を纏ったもの、[UBW]ボックスまたは衣装ボックスに付属するものからは本来の姿のものが手に入る。
    • おそらく世界一有名な剣として知られているものである。その正体は、人が「こうありたい」という「願い」を集約して、星の内部で凝縮・鋳造された「神造兵器」。聖杯戦争で用いられている時点でもすさまじい戦闘力を持っているが、実はそれですら能力の一部であり、本来は星を滅ぼしかねないほどの脅威に対抗するためのものである。
    • サーヴァント「セイバー」はこの「約束された勝利の剣」の持ち主として絶大な戦闘力を有しているが、そのすさまじい出力ゆえにセイバーですら全力で使った場合にはあっという間に魔力が枯渇してしまう諸刃の剣でもある。
  • 一部のファンによると、テーマ曲がかからないことが不評という話がある。気持ちはわかるがさすがにそれはちょっと無茶ぶりである……。

*1 Fate世界でのアーチャーやセイバー、ランサーといった呼び名は「クラス(職業)」の呼び名であり、サーヴァントにはそれぞれ本当の名前が存在している。これを真名という。