裸族

Last-modified: 2014-07-12 (土) 21:41:14

裸族【らぞく】(俗語)

  • 生涯を通して衣服を身に着けない生活を営む人々のこと。現在でもアフリカの一部などでは小さな集落で生活しており、独自の文化やアニミズムを持っている。
  • 裸族といっても完全に全裸というわけではなく、肝心な部分はアクセサリなどをちゃんと身に着けている。衣服で隠すところを装飾品で行っているといったほうが適切。
    • これはさまざまな理由があり、アニミズムに基づいているもの、つまり身に着けているものは魔除け、護符、まじないといったさまざまな目的によるものであったり、暑い地域で布で覆う必要がない、布や糸、またはその原料が手に入らない、集落ごと移動するために大規模な機織道具が邪魔になってしまう、場所によっては湿気や砂嵐によって布が傷みやすいからといったさまざまな理由がある。

マビノギの裸族

  • マビノギにも極めて少ないが裸族が存在している。単なる露出狂というケースである場合が多いが、「装備品の耐久が減る」というマビノギ最大の命題に対し「装備しなければ耐久は減らない」という究極的な回答を導き出した、ある意味では真理に到達した人々を指す。
    • もちろん装備品がなければまともに戦うことはできない。そのため、必然的に魔法を中心とした戦い方になるが、当然ワンドやスタッフの恩恵は受けられないため単属性の3色ボルト魔法のみしか扱えず、またエンチャントや改造による強化も一切できない。
    • 当然防具がないため殴られれば凄まじい被害を受けてしまう。カウンターやディフェンス、ウインドミルなどの技術で身を守る必要が出てくる。
  • その代わり、あらゆる修理の必要がなくなる。費用も必要なければマビ率に怯える必要もない。文明の恩恵を捨てることで彼らは安らぎを得たのである。
  • 昨今ではさすがに完全な裸族では戦闘はおろか生活も大変なので、極力文明化を避けるという前提の裸族も存在する。具体的には水着などの露出が多いものを中心に、ピアスや指輪といった肌を隠さない装備品にエンチャントや細工を施すなどである。

注意点

  • 無論、裸であることに嫌悪感を持っているプレイヤーもいる。後述の理由もあり、なるべく人の多いところに出る際には、それなりに肌を隠すようにすることも視野にいれよう。
  • また、裸族だからといって他者に脱衣を強いるような真似も避けよう。性的な嗜好である場合はなおさらである。

無用なトラブルを避けるために

  • 近年、裸族が激減したことにはBOTの存在がある。最近は多少目につきにくくなったとはいえ、依然として場所によってはBOTが列を成しているところを見ることができる。
  • 全盛期にはティルコネイルやピシスに全裸のジャイアントがひしめいている異様な光景を見たプレイヤーもいるだろう。初心者の頃にエリンに降り立ったばかりのプレイヤーが目にしたのが大量の全裸BOTだった、などは裸族に対して好感情を抱こうはずもない。全裸=BOT、という刷り込みの先入観で裸族を見てしまうことは判らなくもないが、あくまでもMMOはプレイヤー同士の集まる場である。このような思い込みで裸族を糾弾するなどはあってはいけない。
  • こうした事情から、鍛えられた肉体や豊満なボディを見せたくてしかたないミレシアン達は、無用なトラブルを避けるためにやむなく肌を隠し、裸族であることを隠しているものも少なくない。肌を晒したい裸族は水着などの装備によって多少は居場所を確保できるが、前述のように「修理するものがなければ修理しなくてもよい」という裸族達はBOT扱いされることと、たどり着いた真理との間で懊悩することになった。