Fate/stay night[UnlimitedBladeWorks]

Last-modified: 2021-01-17 (日) 02:18:23

Fate/stay night[UnlimitedBladeWorks]

  • 原作TYPE-MOONと制作ufotableによるアニメーション作品。
    PCゲーム「Fateシリーズ」は複数制作され、その映像作品も複数制作された。映像作品(アニメ)はおおまかに「DEEN版」と「ufotable版」に大別される。本作は原作シナリオ「UnlimitedBladeWorks」(いわゆる凛ルート)を映像化されたもの。
    定評のある非常に高い作画精度と迫力ある戦闘シーンで人気を博し、特に人気の高いキャラクター達を魅力的に描き切り、大好評のまま放映を終了した。
  • マビノギではこの最新作「UnlimitedBladeWorks」(通称UBW)とのタイアップイベントを2015年8月に行った。
  • ちなみに最も古い、これらの母体となったFate/stay nightのおおもとは(コンシューマ版も発売されてはいるが)18禁アダルトゲームである。マビノギは割りと低年齢のプレイヤーもいるため、なるべくこの原作に関しては言及しないか、それなりに注意を促すよう気をつけよう。

概要

舞台は海と山に囲まれた都市・冬木市。
そこで行われる、ある一つの儀式。

手にした者の願いを叶えるという聖杯を実現させる為、
聖杯に選ばれた七人の魔術師に、聖杯が選んだ七騎の使い魔を与える。

騎士”セイバー”
槍兵”ランサー”
弓兵”アーチャー”
騎兵”ライダー”
魔術師”キャスター”
暗殺者”アサシン”
狂戦士”バーサーカー”

マスターは七つの役割を被った使い魔一人と契約し、
七組は、聖杯を求め、最後の一組となるまで殺し合いを繰り広げる。

その名は「聖杯戦争」。
2015年春、決戦――。

Fate/stay night☓マビノギ

  • 2014年のオフラインイベントで発表されていた「アニメ作品とのタイアップ」であったが、長らく詳細が発表されることはなかった。様々な憶測が流れたものの、どれも決定的なものはなく、結局2015年3月末まで明らかになることはなかった。
  • 2015年4月、恒例のオフラインイベントが開催される。まず間違いなく公式質疑応答で挙がるであろう疑問点だったが、これに先立って突如としてプロモーション動画が公開。ハイクオリティなアニメーションの最後に「Fate/stay night ☓ マビノギ」のロゴマークが表示されると、来場者は驚嘆と拍手でもってこれに応えたという。公式からは「お待たせしたぶん、力を入れました。」と力を込めたコメントに、ファンはもちろん、それまでFate/stay nightを知らなかったプレイヤーも、これを機にチェックしてみようという声もあったという。
  • それからしばらくして2015年8月17日からタイアップイベント「特別な調査」が開始*1。遅れて19日からショッピングバッグ、タイアップアイテムが手に入るランダムボックスが発売。原作ファンも納得の非常に素晴らしい出来に、原作再現を求めて多くのミレシアンが熱心な売買を行ったという。
    • そのためか、衣装やアイテムの出来の割に(昨今の希少アイテム相場としては)それなりの価格に落ち着いており、それだけ「出た」ということは間違いないだろう。

      登場人物簡易解説

      衛宮士郎(えみやしろう)

      • Fate/stay nightの主人公。10年前の大災害のたった一人の生き残り。衛宮切嗣(えみやきりつぐ)の養子となったが、5年前に死別。人の頼みを引き受けることが生きがいで、将来の夢は「正義の味方」。見たものの構造を正確に理解できるという特異な才能を持ち、故障の修理や修繕が得意。完全にとばっちりで聖杯戦争に巻き込まれてしまう。サーヴァント「セイバー」のマスター。衣装が実装された。

      セイバー

      • 衛宮士郎に使役されるサーヴァント。青いドレスと銀の甲冑に身を包んだ可憐な美少女。攻守とも隙のない「最優」のサーヴァントと評される。凛然とした立ち居振る舞いから「騎士王」と称される。ちょっと世間とズレているところがあるが常に真摯に物事に向き合うため、時として平然ととんでもない行動を取ってしまったりする。宝具は「約束された勝利の剣」。武器・衣装・二次タイトルが実装された。

      遠坂凛(とおさかりん)

      • Fate/stay night[UBW]のヒロイン。由緒正しい魔術師の一族遠坂家の長女。超がつく一流魔術師。魔術はもちろん肉弾戦もこなせる21世紀の魔術師。頭脳明晰・成績優秀・容姿端麗・冷静沈着と何もかも揃っているスーパーガールだが、機械に滅法弱い。士郎の同級生で聖杯戦争では彼と共同戦線を張ることに。サーヴァント「アーチャー」のマスター。衣装が実装された。

      アーチャー

      • 遠坂凛と契約したサーヴァント。真紅と黒の衣装を纏った長身の男性。ある意味ではFate/stay nightのもう一人の主人公。気障(きざ)で皮肉屋だが本質的にはおせっかい焼き。様々な武器を使いこなすがその出自は不明。固有の宝具を持たず、一目見ただけであらゆる武器・防具を解析し、固有結界「無限の剣製」に格納することができる。一度でもこの結界に収められたものは固有結界を通さずとも外界で投影し、錬成することができる。武器・衣装・二次タイトルが実装された。

      イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

      • 愛称はイリヤ。「始まりの御三家」アインツベルン家の美少女。実はホムンクルスと人間の混血児。年齢の割に異常なほどの魔力を持ち、また聖杯戦争での勝利を義務付けられて教育を受けたため、無邪気だが非常に残忍。Fate/stay nightのルートによって結末が大きく変化するキャラクターで、[UBW]では目を覆いたくなるような悲惨な結末をたどる。ちなみに父親は衛宮切嗣である(つまり士郎の義理の。見た目が幼いのは彼女の出自に起因するが、実年齢は18歳で士郎より年上)。スピンオフ作品では明るくハツラツとした姿を見せる。衣装が実装された。

      バーサーカー

      • イリヤスフィール・フォン・アインツベルンのサーヴァント。筋骨隆々の巨体を持つが俊敏。狂戦士化しているため知性はほとんど失っているが、マスターのイリヤを守ろうとするなど、完全な戦闘マシーンではない模様。
        その正体から「キャスター以外のすべての適正を持つ」「最強のサーヴァント」と評されるほどに万能。しかも蘇生魔術を11層重ねがけしており(蘇生魔術なのでこの「命のストック」は回復可能)、ランクB以下の攻撃を無効化し、さらに同じ方法では倒せないというぶっちぎりのインチキ性能を誇る。実際、アーチャーとセイバーのタッグでバーサーカーと相対した時は、負けはしなかったものの決め手を欠き、凛と士郎が退くという形で決着はつかなかった。宝具は「射殺す百頭」だが、マビノギでは登場しない。二次タイトルが実装された。

      ランサー

      • マスターは言峰綺礼。普段は気のいい兄貴分といったところだが、戦いとなると文字通り豹変し、真紅の魔槍を振るって全力で相手を打ち倒す。この辺りの「戦いになると豹変する」というのは彼の正体と関連性があるところだが、マビノギには登場しない(厳密には対応する人物は登場しているが)。本人も「女運が無い」とボヤくほどで、原典における彼の最期を鑑みれば納得してしまう。宝具は真紅の魔槍「突き穿つ死翔の槍」。「刺し穿つ死棘の槍」というものもあるが、投げる場合は前者、手に持って突く場合は後者となる。武器・衣装・二次タイトルが実装された。

      ギルガメッシュ

      • 前回の第四次聖杯戦争にアーチャーとして召喚。そのクライマックスである事情から実体を持つに至り(前日譚にあたるFate/Zeroにて語られる。)、本来存在しない第8のサーヴァントとして第五次聖杯戦争で暗躍した。千を超える宝具を有し、あらゆる英霊の頂点に立つと言われる。通称「英雄王」。第四次では金髪を立て、黄金の鎧に身を包んだ姿で登場、第五次では髪を下ろし、黒いライダースーツという現代風の姿で登場する。非常に傲慢で残忍な性格をしているが、一方で見どころのある相手には慈悲深い。基本的には俺様ナンバーワンな性格のためよく慢心し、足元をすくわれる。武器・衣装・二次タイトルが実装された。
        代表的な宝具は「王の財宝」。異次元の宝物庫に蓄えられた「この世のすべての富」を自在に取り出すことができる。PVやRPで使ってくる金色の輪から武器を飛ばしてくるのがこれ。また「天地乖離す開闢の星」という宝具も持っているが、これは威力がありすぎておいそれと使えるものではない。RPで連発していることに関しては目をつぶろう。ちなみに武器以外のものも何でもかんでも貯蔵されているらしい。
      • タイアップアイテムの「乖離剣エア」は彼の宝具(の一つ)。原作でこれを見た士郎が構造すら全く読み取れず愕然としていた。本来は刀身が回転するギミックがあるのだが、残念ながら再現されていない。
        • 余談だが、上記のバーサーカーを倒したのは彼。宝具を複数持たない通常のサーヴァントと異なり、Sランク級の宝具を大量に貯蔵している彼は天敵中の天敵。凄まじい物量でもって圧倒した。

      キャスター

      • マスターは葛木宗一郎。フードを目深に被った謎めいた女性で、正体はギリシア神話に登場するコルキスの王女。キャスターの名に違わず優れた魔術師であるが、その逸話にも語られているように性悪な面がある。半端ないドSで目的のためには手段を択ばないタイプだが、惚れた男には徹底的に尽くす。生前はそれが悪い方向に働いて大失敗をしてしまった。「魔女」と呼ばれることをひどく嫌う。かわいいものが大好きで、お裁縫が得意。フードを下すとものすごい美人で、耳がちょっと尖っているところが特徴。作中ではマスターを庇って命を落とすという報われない愛情に殉じたが、スピンオフ作品ではマスターと幸せな新婚生活を送っている模様。二次タイトルが実装された。

      ライダー

      • 両目を覆う目隠しが特徴的なサーヴァント。正体はギリシャ神話に由来するゴルゴン三姉妹の末娘。マスターは間桐桜だが参戦を拒否したため間桐慎二が代理マスターとなっている。Fateルート、UBWルートでは特に見せ場もなく退場しているためアニメから入ったプレイヤーには影が薄い。しかしルートやスピンオフ作品よっては優しくかわいらしい、面白いお姉さんという描写があるため、根強いファンがついているらしい。長身でナイスバディだがそれがコンプレックスという変わった性格。ちなみにバイセクシャルらしい。二次タイトルが実装された。

      アサシン

      • 身長ほどもある長刀を持つ見るからに侍な男性。正体は巌流島の決闘で有名なあの人……ということになっている。キャスターによって召喚された「ルール違反」のイレギュラーなサーヴァントのため様々なハンデを負っているが、セイバーですら押し切れないほどの優れた剣技を修得している。雅を愛する飄々とした性格だが正々堂々とした戦いを何より重んじる。二次タイトルが実装。

タイアップイベント

  • 前半戦「特別な調査」クエストは3騎のサーヴァントのうち1騎を選び、「サーヴァントとなってマスターである自分自身を守る」という今までにないタイプのRPであった。
    • 3騎のサーヴァントはどれも非常に強力な専用スキルを所持しており、次々に現れるモンスター達を100、200という単位でなぎ倒していく爽快なものであった。しかも条件を満たせばボスが出現し、これを撃退することで進行するクエストもあった。
    • このボスは原作ファン大歓喜の人気キャラクターであったが、この時点では敵としてのみ登場。残念。
    • しかし、条件を満たしてもボスが出現しなかったり、その場合約12分という短いようで長いミッションを繰り返さなければいけなく、モンスターも毎回同じで特にストーリーがある訳でも無い、とその作業ゲーに対する不満も少なくなかった。
  • 後半戦となる9月2日からは「運命のサイコロ」クエストが開始。参加申請を行ったプレイヤー同士をランダムでマッチングし、3騎のサーヴァントとマスターが協力してゴールを目指すというもの。
    • しかしすごろくといってもいろいろと不満のあるルールであったため、しかもサイコロの数字が妙に偏るなどもあって対戦コンテンツを好まないプレイヤーからは不満が噴出。
    • 更に片方がミッションを放棄するともう片方も強制退出となってしまう仕様を悪用し、負けそうになると退出するというプレイヤーも出てくる有様。(一応抜けた側のチケットは減るが抜けられた側は減らないという仕様ではあるが、時間を無駄にされる)
      結局全編に渡り少なくない不満を残すイベントとなってしまった。

タイアップアイテム

  • 原作の完全再現とも言える完成度の衣装やアイテムがずらりと並び、しかもその半数は「マスターのショッピングバッグ」や「サーヴァントのショッピングバッグ」で購入できた。そのため「欲しかったけど手に入らなかった……」という残念なケースが少なく(もちろんリアルマネーを投じるという意味ではそれなりの対価が必要だが、入手機会が均等という意味で)、しかもサーヴァントショッピングバッグにはそれぞれの武器が100%付属し、さらに注目の「武器外見記憶呪文書」が1つは手に入るという(ネクソン社にしては)かなりユーザーに優しい内容であった。
  • ランダムボックスのみで入手出来たレアアイテムも軒並み高価格であり、特にサポートパペット衛宮士郎の令呪遠坂凛の令呪はその特異性から凄まじい価格がついた。
    • …ものの、サポートパペットはユイに比べ交易時の台詞パターンが少なく、サポートアクションも共通で色違いのレーザーを放つエフェクトだったり、令呪も1日3回限定にしては頼りない性能であったりと芳しくない性能であったため、一時的に高騰した後はある程度の値段へ落ち着いている。
      • なお令呪は素手に紋が刻まれている所謂透明手袋なアイテムであったため、ファッション目的で手に入れる人も。
    • 後半戦の9月2日からは「からくり人形かばん」も発売された。こちらは今までに登場したものとほぼ同等であったが、「/人形1」などをつけて発言すると、人形に喋らせることができる腹話術機能が搭載。最大4体のからくり人形に囲まれて、ひとりで賑やかなおしゃべりを楽しむ召喚士などもいるという。
  • 一方で、(タイアップの宿命ではあるが)登場しなかったキャラクター達のファンからは不満の声が聞かれた。
    • 「キャスターが出てないよ!」「ライダーさんハァハァ」「アサシンの刀とか欲しかった」「バーサーカーは出てきたけど装備がない……半裸だけど……」といった原作ファンの落胆は大きく、出来が素晴らしかったからこそ無念であろう。こればっかりは残念だが諦めるほかない。
      • ちなみにランサーは衣装や武器はあるのにクエストにもRPにも登場しないという意味では割りと不遇である。
  • しかしながら総評としてアイテムの総数や目新しさを見るに相当な力を入れて制作されたことは疑いようもなく、ファンも唸ったほどの出来であり、衣装に関しては文句なしの好評価を受けられただろう・・・。

    全 ア イ テ ム 染 色 不 可などという仕打ちが無ければ。


    そう、衣装から武器、上記で触れたサポパペなども含め全てが染色不可なのである。
    これは以前にあった「あの花」タイアップでも同様で、世界観を壊さないための原作側への配慮であるが、
    なまじこれまでのタイアップに比べ衣装数が段違いだった分、マビノギの売りである染色システムがまったく生かせないことにかなりの不満が噴出した。
    ただし、このFate/stay nightとのタイアップに関してはおおむねほとんどの作品で染色によるカラーバリエーションが認められていないため、マビノギだけというわけではない。

  • また、ソードアート・オンラインタイアップと比較すると、凄まじい性能の武器やタイトルがなかったことも挙げられる。メインタイトル「最強のサーヴァント」「マスターを守りぬいた」「聖杯戦争の参戦者」といったタイトルは、既存タイトルの中では(入手条件のわりに)高性能ではあるが、二次タイトルに関しては2015年現在でも最強クラスというSAOタイトルと比べると、かなり見劣りする。

タイアップスクラッチ

  • 意外と知られていなかったが、8月19日から開始された「特設ページ」から4人のキャラクターを選び、運次第ではアイテムが貰えるというものだった。
  • いつものポーション類から修理キット、ナオのソウルストーンなどの役立ちアイテム、さらにはFate/stay nightのミニチュア、あまつさえプレゼントボックスまで貰えてしまう(かも)という太っ腹なもの。地球時間毎時0分で更新されるため、こまめにチェックしていた人はいたのだが、告知がかなり地味で、しかも特設ページからでしかジャンプ出来なかったため、気が付かなかった人はイベント終了間際まで知らなかったという。
    • 意外と凝った作りだったため、これを知らないままではもったいないという声もあった。

*1 これは日数の問題で、「完全な調査」クエストを5回完了させるのが困難になってしまうため。8月19日スタートで9月2日のメンテナンス前までという期間の場合、合計14日+9月2日の午前7時~メンテナンス開始までという非常にタイトなスケジュールになる。そのため前倒しして17日からのスタートとなった。「完全な調査」で手に入る報酬と交換で様々なアイテムを入手することが出来たが、最も希少なものでは報酬アイテムが5つ必要であったため。この「完全な調査」は地球時間で3日に1回しか達成できないため、このような措置を取ったと思われる。