唐辛子味:・・・へぇ?私が上司?・・・あなたの上司とは面識が 春巻き:とぼけても無駄だ、お前が交通事故で死んだ上司の一人なんだろう? 唐辛子味:・・・ふふふ、面白い話ですね、証拠は? 春巻き:少し前にブルーハワイ味が教えてくれたのさ、最初にあのUSBメモリを持ってたのはお前だってな・・・ 春巻き:それに喋り方も酷似している・・・一人の上司に・・・ 唐辛子味:しゃべり方で犯人を特定するんですか?ひどいですねぇ・・・ 春巻き:じゃあお前は、あのUSBメモリをどこで拾ったんだ? 唐辛子味:・・・拾ったんですよ。落ちてましたよ? 春巻き:そうか?あんなところに落ちてるなんておかしすぎる、それに・・・ 唐辛子味:それに? 春巻き:あの機械たちは・・・あの爆発とともにあそこに出てきたんだ 唐辛子味:なんでそう言い切れるんですか? 春巻き:・・・あの森に機械がたくさんあった・・・しかも俺たちがやってる工場の機械と酷似していた・・・ 唐辛子味:つまり? 春巻き:あの事件はタイムマシンのやつが発動したってわけだ。 春巻き:そしてもう一つ、なんでお前はあの時にシリアスがどうとかを言えたんだ? 唐辛子味:・・・!で、でもあなたたちはそれに乗って・・・ 春巻き:これがストーリーだから、これを操ってるお前らが簡単に書き換えればいい。それだけの解決になる 唐辛子味:・・・っ!そ、それは・・・! 春巻き:・・・もうやめてくれないか、俺だって親父を助けたかった、でもだからと言って奴らを実験材料になんかできない。 唐辛子味:・・・ははは、だから甘いんですよあなたh 春巻き:分かってる!んなもん俺が一番分かってる!・・・でもな! 春巻き:こんなおかしな世界で、お前は・・・いや俺らは!頑張って生きてんだよ! 春巻き:そりゃあ物語は簡単に何かを無くすことができる。これだって!今何かが消えようとしてるのかもしれない! 唐辛子味:そうでもなきゃ、このストーリーはつまらないでしょう?みんなは欝な話が好きだったりカッコいい話が好きだったりする。 唐辛子味:そしてその物語には・・・犠牲がつきもの・・・これだってそうなんですよ? 春巻き:俺が死のうがやってしまったものは罪だ、俺は背負って死ぬこともためらわない、だが! 春巻き:お前は・・・そのストーリーを壊さなかった・・・ 唐辛子味:・・・へぇ・・・だってつまらないじゃないですか・・・そんな終わり方 春巻き:ほんとにそう思っているのか?お前は・・・ 唐辛子味:・・・五月蠅い・・・ 春巻き:お前だって、俺と同じ気持ちで 唐辛子味:黙れ黙れ黙れ黙れ黙れェェェェェェェェェェェ!!! バァン! 春巻き:・・・!