キャラクター/蒔花女

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潭州の花園にいる花の精。
花園は今では廃墟のようだが、10年くらい前までは沢山の人が訪れる有名な庭だった。
所有者が詩人だったため、花の精は自分を植えてくれた人を思い出せるような見事な詩を詠んだ人には蒔花を贈った。その花は三年間は散らずに香るという。逆に下手な詩を詠んだり韻を踏んでいなかったりすると、その人の顔に花を投げつけて姿を消すといわれている。蒔花女を怒らせた人は気を失い、花園から強制的に追い出される。

※蒔花は中国語で花期が短く鮮やかな花の総称。